![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/12/4fa6b88d1bf9fc1fc05f809627e7e257.jpg)
しつこいですが19.5坪のお住まい。
小さい家です。
「大きい」とか「長い」ことをご紹介してきましたが、そんな都合のいい話の裏には何かあるのが世の常。
私も王道の詐欺師です。
(こんなこと言っていいのかな)
1階のメインでもあるリビングスペースは半分が畳の小上り。
その小上りに上がるための階段がそのまま2階に上がる階段を兼ねています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b8/c5481825d7ed388fa9e1438330ade94e.jpg)
つまり、階段2段目までは普通に生活エリア。
なので、この2段は一旦なかったことにして(詐欺)、
畳の小上りから2階がスタート。
最初は3段回りの階段。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2d/625a60d4be5b3a6542fde4960222cd80.jpg)
そして、直線階段。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/89/e7513ec3ab029b4ab2472be14ffd3c81.jpg)
ちょっと分かりにくいけど直線階段はわずかに4段。
少なっ。
で一番上が回り2段。
つまり、
3段+4段+2段=9段
を登って最後の一歩を足して10段で2階へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/3c/c485aaa28294d7be175993cc239a90e9.jpg)
ありえない段数。
イマドキの住宅の階段は15段ほど。
それの2/3
10段で2階に上がれるなんて。(若干インチキあり)
2階に行くのめんどくさー。
がないのがミニストック。
この最大のメリットが1階と2階間を手渡しでモノの受け渡しができちゃう。
私(175cm)は畳の小上りから2階の床に手が届くので、
健康維持のために「けんすい」もできちゃう。
つまり一家に一台必要と言われている気がするぶら下がり健康器がいらなくなるんです。
これは画期的。
そして、とにかく距離感。
1階と2階で家族が別々に過ごしていても気配が十分に感じられる住まい。
当たり前だけど目は合いません。
だから
合いたい時だけ目を合わせて、
会いたい時だけ会話をすればいいだけ。
プライバシーとコミュニケーションを同時に併せ持っている小さい設計。
都合のいい話の裏にはもっと都合のいい話があるだけでした。
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