native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-09(terrace)】憮然とする。-小さい二世帯住宅-

2020-07-13 21:19:36 | ministock-09(terrace)
フィルムの一眼カメラを使わなくなって以降、コンデジかスマホでしか撮影してなかったんですけど、
最近ふつふつとやっぱりデジタル一眼ほしいなぁって思ってて、この数カ月あれこれ悩んでいました。

で、悩んだ結果、

やっぱ持ち運びが面倒で使わなくなった一眼を再び積極的に使う事はないだろう(隠居したら買うかも)、
しかも、イマドキはiPhoneの方が手軽に超広角も撮れるし。
という事で購入をやめて、

そして、

iPhone12の発売までの間、手持ちのiPhoneXに付ける超広角レンズを購入して、建築写真を撮ることにしました。
なかなかの広角具合です。(アタッチメント代わりになるバンパーがめちゃくちゃ格好悪いのは目をつぶることにしました)

18mmくらいの画角になっています。
歪みもさほどないので、なかなかいい買い物だったと思います。

これから竣工物件が続くので、よりダイナミックな画像をお届けできるようになると思います。
お楽しみに。

そんな超広角デビューは、ミニストック-09の気密測定。

画角関係なし!

画が広すぎて、機材がゴマみたいになったので、めちゃめちゃ近づいて撮影しました。


さて、測定結果は!


まずは青線の通り、0.1c㎡/㎡でした。
いつも言っていますが、気密性能は1.0c㎡/㎡以下であれば上出来で、0.5c㎡/㎡以下だと上級者レベルになります。
だから、結果はそのはるか上を行くレベル。

ところが、神田さんの機嫌が悪い

だって、ミニストック-10の時は、総隙間相当面積が3c㎡だったのに、今回は赤線の通り11c㎡だぁって顔がブスっとしてるんです。

いやいや延べ床面積125.97㎡の住まいに11c㎡しかないんだよ。
11c㎡って3.3cm×3.3cmだよ。
今、ブログ書きながらふと計算してみたら、買ってきた広角レンズと同じ面積だったよ・・・。

全然納得してない神田さん。

隙間探しが始まって(検査員さんは唖然)
1か所見つけました。
風が入ってきているのが分かったので、気密処理をします。

ゆーても、ほんのわずかな風を感じる程度。

再測定しましたが、結果は変わらず。

そりゃそうでしょ。
一番上の画像の通り、緑の線の隙間特性値が1.07になっています。
これは、人目に付かない様な小さな隙間の積み重ねで11c㎡になっていますよというサインなんです。

だから見つけようがない。

相当隙間面積0.1c㎡/㎡で十分すぎるんだって。

こういうレベルの大工さんに工事をしてもらっています。

コメントを投稿