ゆるいタイトルですが、建築士会で行なっている研修旅行。
今年は糸魚川大火の復興状況の視察です。
火災で初めて災害認定を受けたほどの大火。
こういう大火って「燃え移る」んじゃないんです。
「飛び火」と言って、燃えた木材とかが風に乗って、空から降ってくるんです。
その距離、数百メートル。
だから、「風害」として災害認定を受けた災害でした。
糸魚川と言えば加賀の井酒造さん。
県内最古の酒蔵を持つ酒造会社で有名でしたが、今回の大火で蔵を消失。
酒蔵ではありませんが、江戸時代からある蔵だけが唯一の焼け残ったとのことで、大火の記憶として保存されていました。
そして、酒蔵は無事復活。
綺麗になった酒蔵を見学させていただきました。
まだ、復興は途中。
少しづつ、少しづつ。
みんなで加賀の井さんのお酒を飲みましょう!
その後、被災した方の復興住宅へ。
この建物が本当に力強かった。
今後燃えないようにコンクリート造の住まいにするところ、木造で燃えない住まいを建てようと立ち上がったんです。
格好いいです。
そして、敷地内には、誰でも通れる中庭と小路が設けられ、コミュニティが生まれる仕掛けがあり、
住戸についても、玄関丸見え、
最近よくある、開かれた住まい。
外と中の中間とした土間スペースを持つ住まいでした。
災害時にいかに協力し合うか。
日頃のコミュニティがいざという時に助け合いを生むと思います。
そして、楽しかったのがこの飾り。
壁に貼られた木材は、現場の端材を利用して、そこの子供たちに糸魚川を描いてもらったもの。
すごく優しくて強い復興住宅でした。
そして、お昼は「とりま」ブラック焼きそば
屋台とかで食べたことあったけど、全然違いました。
美味しかった。
ふつーにちゃんとした料理。B級グルメではなかったです。
お昼を食べて糸魚川を後にしました。
次に目指すは、新しくなった上越の水族館「うみがたり」へ。
遊びじゃないですよ。
約半分は建物見学。
水族館ってほんとすごい建築技術が盛り込まれてます。
これとか
これとか
。。。。
なんと言っても、ソフトクリームが、とっても美味しかった。
それだけで行く価値あると思います。
大変充実した建築士会の大人の遠足でした。
あれ?
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