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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

2017-12-06 23:22:06 | 建築法規・施策
なんで今日雪降ったんでしょうか。
今日は学生向けの省エネ講習会でした。

車で30分ほどの場所が会場でしたが、朝の景色を見て、1時間前には家を出ました。

結局1時間30分かかりましたが、道中あちらこちらに事故って投げ捨てられた車だったり、事故起こしたてでレッカー待ってるドライバーがいたり。

完全に気分はインディージョーンズで、進めば進むほど骸骨が増えていくみたいな気分になりました。
皆さん、安全運転を心掛けましょう。

途中煽られながら走っていましたが、その煽ってた車が後ろでスピン。
良くないですよ。ソレ。
こういう時こそ冷静に。

焦らないと言い聞かせていたら無事開始前に到着できました。

すっごい疲れましたけど、今日は結構気合入ります。

と言うのも、学生にも最初に話しました。

あくまでも全国平均の話ですが、テキストにも記載がある通り、新築戸建てで省エネ基準に適合した住まいは未だに50%程度です。

2020年には義務化になるのに。

つまり、これから君たちが就職する会社の半分が断熱施工をよく理解していないんですよって。(50%という値は戸数の割合なので、会社で言ったらもっと減るはずですが、それはさすがに伝えませんでした)

今時は選んで就職するんじゃなくて、選ばれて就職する時代です。
ようやく選ばれた先が断熱施工を理解していなかったら、君たちは今後学ぶ機会を失うかもしれないよ。
それは学生にとって相当の不幸です。

その確率が50%もあるんだから、今のうちに学べる君たちはラッキーだし、本気出して学んでいってくださいって。

そうとう毒気のある言葉だなぁって思いましたが、伝える側も本気なんだっていうメッセージです。

そしたら、居眠りゼロでした。
もともと職人さん向けの講習なので、学生には難しすぎるんです。
細かい部分はまだ理解しきれないと思いますが、これも大事な分野なんだって伝わったのではないでしょうか。

未来は明るそうですよ。



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