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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-01】空気読んで。-省エネ狭小住宅-

2017-08-21 17:47:49 | ministock-01
先日、ミニストック-01で手直し工事を行った際、私が前半の立ち会いに間に合わなかったので、下の娘に監理をお願いしておきました。
鋭い目線で作業を見つめています。
是正指示を出したかどうかは分かりません。
(設計した建物を娘から見に行きたいと言ってもらえるのは、とてもお父さん日和に尽きます)

さて、この日はエアコンの不具合の手直し後の確認も行っていました。
1階のエアコンはドレインから水が漏れ、2階のエアコンはガス漏れで冷気が出てこないという症状。
ガス漏れはメーカーの5年保証と言うのもありますが、スムーズに手直し完了。

1階のエアコンは、新築当初に施工の不具合があったため、部品が一部割れている状況でした。
昨年の12月に補修を行い安心していたのですが、今年の夏に入り、再びドレインから水漏れの連絡が。

ドレイン管のつまりは確認できず、床下空間の湿度が高いことが引き金で室内機本体の裏側が結露したという意見をエアコン屋さんから伺ったのですが、どうも腑に落ちず、再度細かく点検していただいたところ、ドレインの接続口に不具合を発見することができました。

お盆前に修理が完了し、1階エアコンは除湿運転、2階のエアコンをお好みの設定温度で冷房運転で生活していただきました。
手直しから1週間以上経過したので、そろそろ安定したころかなと思い、各層に温湿度計を設置して、データ取りです。

そしたら、驚きました。正直。

床下の温度25.3℃、湿度51%


1階の温度25.8℃、湿度59%




2階の温度25.4℃、湿度56%

床下から2階までの最大温度差0.5℃、最大湿度差8%

ドレインから水が漏れているときは湿度がもっと高かったんですけど、水漏れが改善されたら見事に床下内の湿度が安定しました。
ちなみにこの時間帯の外の環境は、気象庁データによると、気温27.2℃、湿度81%(露点温度23.7℃)でかなりじめじめしてた頃です。

どこにいても同じ。
どこにいても快適。

広く過ごせるミニストックです。

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