native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

住学番外-アミューズメントパーク編-

2018-09-16 21:09:59 | 建物探訪
相当さかのぼっちゃいますけど、8月1日2日に住学番外編が開催されました。

2日間で5棟+αの見学で、初日はミニストック-07と二村建築さんのモデルハウス3棟とショールーム、作業場見学でした。二日目がミニストック-08というメニュー。
盛りが沢山。
えらいこっちゃで。

「気分はリゾート」

弥彦山のふもとにある二村建築さんのモデルハウスは同じ敷地内に3棟建っています。
弥彦の自然と繋がるような雰囲気の敷地はまるでリゾート地の雰囲気。

そして、二村さんといえば、初代モデルハウスが有名

↑二村さんのホームページより引用
私も20年近く前に見学させていただきました。

高気密高断熱住宅をいち早く取り入れた工務店さんのモデルハウスという事で、当時相当ざわついたのを覚えています。


この度、最初に見学させていただいた新しいモデルハウス。
(株)連合設計社市谷建築事務所 設計による建物で、現在はカフェとして誰でも利用できるようになっています。
弥彦山登って、温泉は言って、休憩して。

建物は細部の納まりまで非常に凝った造りとなっています。
どちらかと言うと玄人受けする見せ方。
だからのこの日はみんなウンウン唸ってました。


続いてが初代モデルハウスを連想させる床下空間のあるモデルハウス。

床下、1階、スキップフロア、2階、2階スキップフロアと5層構造になっている2階建て。
連続しているけど、やや視界が外れるという私好みの間取りでした。


3棟目がローコスト仕様のZEH対応企画住宅。

全員声を合わせて、「いや、これで十分なんだけど・・・」

で、何がいいって、この3棟をつなぐ敷地内が砂利敷きになっていること。
これがコンクリートやアスファルトだったら全然雰囲気違っていたことでしょう。

なんか、整備されたコテージの様な雰囲気もあるので、グランピングの様な気分でした。


「モデルハウスは飽きられる」

実は当初、新しいモデルハウス1棟を見学させていただく予定でした。
それがあれよあれよと3棟見学。
参加者もお腹いっぱいになりかけてたんですけど、
「じゃぁ、次は工場の方も見てください」って。


えぇー!。二村さんの心臓部も見せてもらいました。

で、とにかく驚いたのが、社員さん達の挨拶の声とごみの落ちてない作業場。

大工さんを自ら育てている二村さんだけあって、技術以外の部分もしっかりしているんだなと感心するばかり。

技能五輪の常連さんでもありますが、技能五輪に向けての特別室も拝見させていただきました。
積み上げられた板図や課題試作品が努力の証。
二村さんを支えている土台そのものだと圧倒されます。

もう立ち上がれない参加者に追い打ちをかけるように、
「じゃ、次はコチラです」

えぇー!。まだあんの?


近隣の方に一般開放しているシアタールームや、住設のショールームなど、この敷地内を歩いているといつの間にか新潟駅についてるんじゃないかてくらい、広大な敷地に沢山の施設が入ってるんです。

しかも、ここでピアノやバレーの発表会など毎週末にぎわっているそうです。
近隣の生活そのものが二村さんの敷地内にある。

二村さんが常に第一線である理由がとてもよく分かりました。
こりゃ、敵いません・・・。
やっぱり、やっつけられちゃった。


「ミニストック採点」

そんな落ち込みの激しい私を慰めてくれるかのように、ミニストックを見学してくれた仲間がブログやSNSで紹介してくれました。
とても褒めていただいてうれしいです。
今度から住学番外編の時はこれを読みながら帰ろうと思います。


ソレイロリアデザインオフィス 五十嵐さん
スケール感。

エスネルデザイン 村松さん
ケンチク探訪♪ 18『ネイティブディメンションズさん2連発!&二村建築さん」

株式会社石田伸一建築事務所 石田さん
ネイティブディメンジョンズさんのministock-07を見学。

まんなみ設計室 堀井さん
インスタグラムより

石山建築事務所 石山さん
ministock見学

加藤淳一級建築士事務所 加藤さん
住学番外編 ネイティブディメンションズ→二村建築→フラワーホーム→ソレイロリアデザイン














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