native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-05(lab)】露出-快適な小さい家-

2017-05-23 20:00:47 | ministock-05(lab)
昨日、大工さんに基礎の配置を出してもらいました。

今日は朝から学校で授業を行って、その後、市内のビルダーさんと打ち合わせ。
夕方になって、ようやく現場に行くことができました。

ギョーカイでは「やり方検査」と呼ばれています。
建物の配置や基礎の高さ、通りの基準を出す工事でこれが間違っていると、元も子もないことになっていまします。

建物としては一番大事な検査と言えます。

とは言ってもミニストックの場合、建物が小さすぎるため、基礎の通り(基礎の数といいますか)がチョー少ないんです。
今回はX方向Y方向合わせても6通りしかありません。
ちなみに断熱区画内にある基礎は1か所だけ。

検査を楽にするために減らしているわけではありませんが、小さい建物だからなせる業。
このおかげで、床下暖房の空調効率がとんでもなく素晴らしいというメリットも持ち合わせています。

っていうか内心、これはかなりすごいことじゃないかと思っています。
床下内の温度ムラは暖房の快適性を損なうだけではなく、夏期には換気ムラというとんでもない不具合を生み出します。
それを、いとも簡単に解消しているのがミニストックの基礎。

小さいって、想像以上にメリットがあります。

そして、今回からは新たな試みも。







まったく工事と関係ないんですが、

検査風景の様子付き(ハート)

今年から加わったスタッフのRの勉強も兼ねて、今は私の同行が続いています。
っていう事は、検査風景が撮れる!

別に今まで顔出しNGにしてたわけじゃないですが、現場で自撮りしてたらアホじゃないですか。
何がウェーィだよとか言われそうだし。してないけど。

よって、今回は検査風景付きになる機会が増えると思います。
レアなオフショットもあるかも!?
(うそ)


※私が寸法を測っている板の高さがほぼ基礎の高さになります。


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