土地探しをしている方にとって、気になった土地が公共交通機関や商業施設からどの程度離れているかは気になる所です。
不動産のチラシには、駅まで***mとか学校まで△△△mと記載されています。
距離は確かに誰でも理解できる物差しですけど、その距離が遠いのか近いのかはいまいちピンと来るような、来ないような。時間で表現されていると少しイメージしやすいでしょうか。
ところが建築の世界だと、人はどの位歩くとどんな気持ちになるかが多くの調査で提案されています。
バス停まで不満なく歩いて行ける距離・・・・・300m
歩いてもよい距離・・・・・350m
歩くのが少し飽きてくる距離・・・・・400m
徒歩5分・・・・・450m
目的地まで歩いてもよいとする距離・・・・・500m
ちょっと歩きたくないなと思う距離・・・・・・600m
70%の人がなんやかんやで実際には歩ける距離・・・・・1220m
恋人に歩いて会いに行ける距離・・・・・エンドレス
もちろん男女、年齢で誤差はありますが、この距離を参考に施設などは計画されています。
次に実際の距離。
今まではモチベーションの話でしたが、実際には人はどの位歩いているのでしょうか。(実測の平均値)
バス停までの距離・・・・・410m(徒歩4.6分)
駅までの距離・・・・・760m(8.4分)
目的地までの距離・・・・・930m(10.3分)
サラリーマンが一日に歩く距離・・・・・4000m
セールスマンが一日に歩く距離・・・・・・9000m
東海道五十三次で一日に歩いた距離・・・・・・40000m
みんな、気持ちとは裏腹にやればできるって事ですね。
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