アナログ放送の終了、エコポイント(今年まで)、薄型TVの安値傾向など消費者にとってTVの買い替えは追い風状態が続いています。
20年前までは家のTVなんて20インチもあれば十分だった気がしますが、近年の大型化はすごい勢いです。
だから、買い換える時はそれに漏れずに大きい画面のTVが欲しいものですが、いざ量販店へ見に行くと「とにかく大きくしたい」「いや、いくらなんでも大きすぎでしょう」「目が疲れるって」「迫力あった方がいいって」などなど家族会議が始まって、店員さんも誰に乗っかればいいのかしどろもどろになっている光景をよく見ます。
今一番の売れ筋は42インチらしいんですけど、実際買ってからの感想は「3日で慣れた」が一番多い様です。でも、置くまでは分からないですよね。
実はTVを見る場合、臨場感再生という視点で捉えると理想視野角は35°と言われています。
これを分かり易く説明すると、TVの画面高の3倍の距離に座るのが、最適な視聴距離なんです。
例えば42インチTVの場合、画面高は53cm程度なので、
53*3=159cm
1m59cm離れて見るのが理想と言う事。
同様に50インチであれば1m80cm程度。
これを部屋に当てはまると、8帖の部屋の場合、部屋の奥行きは3m49cmあるので、部屋の真ん中あたりで視るのが理想と言う事になります。
通常、ソファーを部屋のど真ん中に置く事はないと思います。壁際寄りに置かれるはずですから、42インチや50インチのTVを部屋に置いても決して大きすぎないという事になるんです。
ちなみに6帖の部屋でも、短辺の有効距離は2m60cm弱ですから問題ありません。
大きさに安心しちゃうと、スクリーンをぶら下げて本格的なホームシアターに挑戦したくなりませんか。
部屋の奥行きから逆算すれば、最大画面数が出せます。
8畳間の3m49cmであれば
3495/3=1165 ∴1m16cm
1m16cmの画面高というと、90インチの画面位になります。
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