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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】手より頭を使う仕事-建築家の小さな自邸-

2023-04-04 20:58:20 | ministock-04
皆さんが思うこと。

それは、

こんなでかい吹抜けと窓を作ったら、

冬寒そう。夏暑そう。涙そうそう。

そのための高断熱化ですが、パッシブデザインも怠りません。
吹き抜けに一年間の太陽の位置を重ねてみました。
春分を過ぎて、夏至を迎えて、秋分を迎えるまでの主に日が長い時期の太陽は、軒に隠れてリビングからは一切見えません。(赤い矢印の範囲)
一方、秋分を過ぎて、冬至を過ぎて、春分を迎えるまでの主に日が短い時期に直射日光が入ります。

夏暑くなりにくくて、冬暖まりやすい設計。

軒の深さでコントロールできます。
軒って大事。

って上を見上げると大工さんも上で仕事してました。
ついに来たー。

恐怖の長さも幅も全然違うフローリング張り作業。
幅は3種類、長さが16種類。

これをどう組み合わせる?

ルールは一つ。
継ぎ目を合わせない。

とにかくバラバラ風に張らないといけないんです。
幅方向については、事前に種類を把握していたので図面で指示しました。

長さについては梱包を解かないと分からないので、開けてみてのお楽しみ状態。

大工さんが手より頭を使って張ってくれました。
ロフトのフローリングです。

いい感じでバラバラになりました。

余った材料をかき集めての集大成。
ギョーカイ関係者あるあるの張り方です。
とにかく無駄を出さない。

これが大事。

それでもまだちょっと余ったので転用先を大工さんと打ち合わせしてきました。
次はどの場所にしようかな。

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