ハートの散歩をしていると、日が随分と長くなったなぁって実感します。
(つまり、散歩に行く時間が遅くなりつつあるっていう)
ハート、ごめん。
それにしても、日が沈む間近の紺とオレンジの空はきれいですね。
冬だと雲に覆われていて、アルビレックスの好守の切り替え並みの速さで昼から夜に変わりますが、やっぱり、空の色が昼→夕方→夜と徐々に変化していくのが、「趣」ありますよね。
今日はそんな「趣」についてのはなしです。
ミニストック-02では寝室はオフトンスタイルを採用していただきました。
ダイビングがかつてのお茶の間の使い勝手を取り入れているように、寝室についても、寝る以外の時間を有効に使えるようにオフトンスタイルにすることはミニストックらしいと思っています。
(ここ最近オフトンスタイルに寄り気味の私に対して、奥さんは毎日布団を上げるのが面倒で、やや渋めの反応ですが、いっその事、キャンプで使う「高級」寝袋にしてしまえば、寝心地も片付けも楽なんじゃないと提案したらまんざらでもない感じでした。我が家で、キャンプという言葉は、それほどに強烈です。キッチンツールや食器もキャンプ用にしようかと考えているくらいですから)
布団を上げることでお部屋も清潔を維持できる印象があります。
っていうはベッドの下の埃に対してですけどね。
ただ一つ問題があって、そもそもお部屋が広くないために家具を置くことができません。
よって、ニッチ収納などで空間を有効利用するんですけど、布団を敷いたときの使いたい範囲って、せいぜい床から30-40cmくらいの高さです。
だけど、布団を片付けるとその30-40cmの高さってすごく低い位置になってしまう。
その布団がない時、取って付けたようにある穴がどうも美しくない。
用事が足りてればいいだけの設計はしたくありません。
そこから、またお客様との打ち合わせの日々が始まります。
壁に2か所ニッチ収納を作るだけなんですけど、いくつデザインを提案したんだろ。ちょうど1年くらい前ですね。
あーでもない、こーでもない話のループでした。
お客様からしたら、「こいつは何をそこまでこだわっているんだ」と思ったんじゃないでしょうか。
そんな私なりのこだわりにお付き合いいただきまして、着地したのが上の画像となるわけです。
いや、ただの穴じゃん。
はい、ただの穴です。
地窓風にしてみたり、床の間風にしてみたり色々考えましたが、お客様からは極力シンプルにというご要望をいただきましたので、壁一面を飾り付けて、ニッチの存在をごまかすんじゃなくて、ニッチそのものをこの空間になじませることにしました。
どうしたかって言うのは、
ただの穴なんだけど、アールにしちゃうことで、「ただの穴」から「ちょっとこじゃれた穴」に変えちゃいました。
しかし、一部の角がなくなることで、壁面との連続性が生まれて、壁でありながらニッチです。
単にこじゃれさせたんじゃなくて、
それなりの存在感があるんですけど、壁との連続性を持たせることで、この何もない壁の一部にさせたっていう。
また、このアールだけでは解決しきれていません。
取って付けた感は少し残っています。
そこで、脇にあるサッシ。
この窓枠も一部をアールにすることで、この部屋全体のテーマに置き換えちゃいます。
壁の一部でもあり、部屋全体の一部でもある。
取って付けた穴じゃない。
お客様が選んだふすま紙もすごくお部屋に合っています。
照明のないお部屋。
坪庭の眺め。
隠す収納。
その他にもこの部屋には、すごく細かいアイディアが盛り込まれています。
とても小さな小さなお部屋ですが、すごく丁寧に趣をしつらえることができました。
部屋の大きさで居心地は図れません。
是非、体感しに来てください。
ミニストック-02の完成見学会のご案内はコチラから。
(つまり、散歩に行く時間が遅くなりつつあるっていう)
ハート、ごめん。
それにしても、日が沈む間近の紺とオレンジの空はきれいですね。
冬だと雲に覆われていて、アルビレックスの好守の切り替え並みの速さで昼から夜に変わりますが、やっぱり、空の色が昼→夕方→夜と徐々に変化していくのが、「趣」ありますよね。
今日はそんな「趣」についてのはなしです。
ミニストック-02では寝室はオフトンスタイルを採用していただきました。
ダイビングがかつてのお茶の間の使い勝手を取り入れているように、寝室についても、寝る以外の時間を有効に使えるようにオフトンスタイルにすることはミニストックらしいと思っています。
(ここ最近オフトンスタイルに寄り気味の私に対して、奥さんは毎日布団を上げるのが面倒で、やや渋めの反応ですが、いっその事、キャンプで使う「高級」寝袋にしてしまえば、寝心地も片付けも楽なんじゃないと提案したらまんざらでもない感じでした。我が家で、キャンプという言葉は、それほどに強烈です。キッチンツールや食器もキャンプ用にしようかと考えているくらいですから)
布団を上げることでお部屋も清潔を維持できる印象があります。
っていうはベッドの下の埃に対してですけどね。
ただ一つ問題があって、そもそもお部屋が広くないために家具を置くことができません。
よって、ニッチ収納などで空間を有効利用するんですけど、布団を敷いたときの使いたい範囲って、せいぜい床から30-40cmくらいの高さです。
だけど、布団を片付けるとその30-40cmの高さってすごく低い位置になってしまう。
その布団がない時、取って付けたようにある穴がどうも美しくない。
用事が足りてればいいだけの設計はしたくありません。
そこから、またお客様との打ち合わせの日々が始まります。
壁に2か所ニッチ収納を作るだけなんですけど、いくつデザインを提案したんだろ。ちょうど1年くらい前ですね。
あーでもない、こーでもない話のループでした。
お客様からしたら、「こいつは何をそこまでこだわっているんだ」と思ったんじゃないでしょうか。
そんな私なりのこだわりにお付き合いいただきまして、着地したのが上の画像となるわけです。
いや、ただの穴じゃん。
はい、ただの穴です。
地窓風にしてみたり、床の間風にしてみたり色々考えましたが、お客様からは極力シンプルにというご要望をいただきましたので、壁一面を飾り付けて、ニッチの存在をごまかすんじゃなくて、ニッチそのものをこの空間になじませることにしました。
どうしたかって言うのは、
ただの穴なんだけど、アールにしちゃうことで、「ただの穴」から「ちょっとこじゃれた穴」に変えちゃいました。
しかし、一部の角がなくなることで、壁面との連続性が生まれて、壁でありながらニッチです。
単にこじゃれさせたんじゃなくて、
それなりの存在感があるんですけど、壁との連続性を持たせることで、この何もない壁の一部にさせたっていう。
また、このアールだけでは解決しきれていません。
取って付けた感は少し残っています。
そこで、脇にあるサッシ。
この窓枠も一部をアールにすることで、この部屋全体のテーマに置き換えちゃいます。
壁の一部でもあり、部屋全体の一部でもある。
取って付けた穴じゃない。
お客様が選んだふすま紙もすごくお部屋に合っています。
照明のないお部屋。
坪庭の眺め。
隠す収納。
その他にもこの部屋には、すごく細かいアイディアが盛り込まれています。
とても小さな小さなお部屋ですが、すごく丁寧に趣をしつらえることができました。
部屋の大きさで居心地は図れません。
是非、体感しに来てください。
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