いつもは上棟後、毎日がクリティカルパス。
クリティカルパスとはギョーカイ用語で「この工事が終わらないと次に進めない大事なポイント」という意味で、同じ意味で各ギョーカイでも使われていると思います。
建築でのクリティカルパスとは、性能工事の部分じゃないでしょうか。
つまり、構造、気密、断熱など建物の骨格の部分を一つ一つ丁寧に重ねていかないと、次に進めないんです。
それが今回はほとんどが終わっている状態。
工事の選択肢が多くてワクワクしちゃいます。
電気屋さんが乗り込んで外部の貫通部処理をしてました。
外部だけじゃ飽き足らず内部もしっかり処理。
屋根も仕上がっているので太陽光パネルも載せちゃいました。
太陽光パネルの設置は単に発電量を増やす設計だけじゃなく、雪がどこに落ちるかの設計が重要。
その検討がなければ、雪止めアングルがなんでこんなに小っちゃくすることもなかったでしょう。
大工さんは断熱性能を仕上げるべく床下に潜伏しました。
もう、圧倒的な空間としか言いようがないです。
私もこの床下オーナーになってつくづく思いました。
「圧倒的じゃないか」(マ・クベ風)
単に収納力があるだけじゃなく、ほんと使いやすい。
今の季節だったら、ほんと涼しいし。
「床下が快適すぎて」っていう言葉を使えるのは日本にわずかだと思います。
そして、もう一つの性能を仕上げるべく2階では防火性能の工事が行われていました。
なんか、窓がないだけにコチラも圧倒的な雰囲気です。
ただし、こちらのコチラはグラスウールですけど、使用目的は防火構造です。
ただこれだけの面積張っているので、多少は断熱効果も上がると思います。
これで電気使用料が減れば化石燃料を中心とした貿易赤字も多少解消されることでしょう。
「多少」と控えめな理由は、張った断熱材がそもそも多少だから。
こんな厚さの断熱材今でもまだ売ってるんだってある意味感心しちゃいます。
化石のようなイマドキ見ない厚さの材料で、化石燃料の使用量も減らしにかかる。
あちこちの工事に手が付けられる面白さ。
突破してますねぇ。
我が家の引っ越しもこうでありたい。
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