EOS 7Dで撮った写真を整理していて気が付きましたが、ピクセル等倍に拡大してカメラブレを調べてみると、三脚を使ってライブビューにしてリモコンでシャッターを切っているにも関わらず、ほんの僅かブレている物が結構見つかりました。同じ物を2カット撮る様にしていますが、ブレている物のほぼ全数が1カット目でブレてました。
写真は山桜を撮ったもので、左がブレ有りで1カット目、右がブレ無し2カット目。撮影条件は、EOS 7D+中華バッテリーグリップ、EF24-105mm F4L IS、焦点距離50mm(80mm)、シャッター速度1/10sec.、三脚使用。リモコンでシャッターを切っているにも関わらずブレている事を考えると、露出設定を行ってカメラ本体から手を離し、シャッターを切るまでの間にカメラの揺れが収まっていない事が考えられますね。
以前、中華バッテリーグリップを買った時に「グニグニします」と書いたと思いますが、EOS 7D本体との結合状態が良くないようです。三脚に取り付けてEOS 7Dに力を加えると、本体とバッテリーグリップの間でぐらつきがあります。分かっていた事なのでゴムの薄板を挟んで改善はしていますが完璧では無いようです。EOS-1Nのパワードライブブースターはカッチリしていましたが、中華バッテリーグリップはダメですね。純正なら改善されるのかどうか調べてみたいところ。
根本的改善は中華バッテリーグリップを取り外す事ですが、利便性を考えたらそうもいかないので、1カット目を撮るまでに一呼吸置く事にしました。たまにですが、EF70-200mm F2.8Lでも同じ事が起こっているので、全てでそういう風にしておく方が安全でしょうね。
Nikon D800が「高画素でブレにシビア」とよく言われていますが、1800万画素でもきちんとチェックすれば同じ事ですね。等倍にまで拡大して描写がイマイチだと、ピントやレンズのせいにしてしまいがちですが、微少なブレにも気を付けないといけませんね。