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以前使用するかどうか検討したデジタルレンズオプティマイザ(以下DLO)、カラーノイズが増える難点があって使うのを止めましたが、もう一度使えるかどうか検討してみました。前回はシャープネスを下げてから適用しましたが、今回は使っているピクチャースタイルで適応量を変えてみました。
使用レンズは EF24-105mm F4L IS、画像の左上部分で色収差やシャープネスを調べてみました。写真上がDLO(適応量50%)、下が色収差補正したものですが、シャープネスに関しては文句無しで、レンズ解像度が一段上がった様な感じで全部この条件で現像したくなりますが、前回問題だと思った単色部分のノイズ感(写真右)、やはりJPEGの圧縮ノイズの様な「文様」が出現してイマイチ。そうやって左の写真を見ると、緑が少々ざわついているような感じがします。
ここまでは前回の確認と言うか再現実験で、ここから適応量を下げていってシャープネスが確保される&単色部分のノイズが気にならなくなる分量を探りましたが・・・ノイズが無くなるまで下げるとシャープネスもDLO未適応と差が無くなります。こうなるとDLO適用によるファイル容量の増大がネックになるので、やっぱり使用は見送りですかねぇ。
それにしても、オリジナルのファイル容量28.5MBが、DLO50%で52.8MB、DLO25%で52.4MBと、ほぼ倍増するのは困ったもんですね。大伸ばしをする時に解像度を確保したいと言う用途には向いていると思いますが、A4プリントぐらいではよく分からないと思います。