navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

バルセロナの日本食屋

2009年10月10日 | 日記
ここんとこ食べ物の話ばかりがつづきます。
今回はバルセロナの日本食屋のことです。

一昨日の晩仕事先の人たちとバルセロナにあるとある日本食屋で夕食をいただきました。

テーブルが6つと鉄板焼き用のカウンター席があるだけの小さなレストランでした。
スペインの夕食ははやくても夜半8時半か9時ごろはじまります。
はやく食べたくてもその時刻より前ではレストランは開店していません。

で我々もスタートは午後9時すぎでその時点では先客はテーブルに2組とカウンターが半分だけでした。
その後すぐに満席になってすぐに席につけない人が幾人もいました。
どうやらこの界隈は裕福な人たちが多く住んでいる所らしく、メディア業界とか現役パリパリの見目麗しきモデルらしき人もきておりました。

日本食屋ですが、お品書きはスペイン語とカタルニア語のみ。日本語はなし。
でもなんとなく品目が解るような書き方でした。
オーナーは唯一日本人でしたが、ほかのスタッフは中さん、パさんそれからここの人らしき方たち。

我々一行で日本食を食した経験があるのは私のみ。
さてどんなものをお勧めしようかとお品書きをながめお連れさんのカタルニア語の説明を受けつつまたオーナーとは日本語でやり取りしながら注文をしました。

刺身と握り寿司の盛り合わせからスタートし、鉄板焼きの家族メニューとてんぷらそしてホタテ焼き、焼き餃子、焼きそば、チャーハンまでテーブル真ん中に配膳されたお皿からそれぞれに取り分けていただきました。
連れの中で2人は箸の扱いに慣れないで苦労していました。
〆は熱い緑茶でさっぱりと。

料理の出来は良好でした。
お会計は大人4人で200ユーロですから一人分で50ユーロ。邦貨換算で6500円ほど。
帰り際連れの人たちにこれは日本食として良かったのかどうか聞かれましたが、OKでありGoodであると言っておきました。
ここバルセロナには良い日本食屋もある反面そうでない似非日本食屋やモドキもけっこうありますから。

時計の針はすでに11時をまわっていました。
だいたいここのレストランは一晩1回転半ぐらいのお客で商いをしているようです。
満席でもこのようですからけして楽ではないようです。 

次はあそこへ行こうなともう次回の夕食はなしがでてます。
気のおけない人たちとの楽しい夕餉でした。
バルセロナの食についてはチョイスが豊富で質もまた良好です。
たとえ懐具合が芳しくなくてもここには美味しいものはたくさんありますから。

*(ニヤ)**(グッド)**(音符)*