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イングランド銀行は、イギリスの中央銀行。正式名称は「Governor and Company of the Bank of England」となる。
本店がシティのスレッドニードル通りに所在するため、「スレッドニードル通りの老婦人」と呼ばれることがある。
金貸しとお金と権力について 1/4からの続き。
: イングランド銀行の地下金庫にある金塊の保管場所
以下は
「なぜ反ロスチャイルドなのか(4)」
からの引用です。
2.銀行という名の搾取システム
現在の覇権国家アメリカの通貨“ドル” は、最強の通貨といっても良いでしょう。
1944年のブレトン・ウッズ会議で、アメリカのドルは世界の基軸通貨(基軸通貨)となりました。
基軸通貨には信じられないほどの特典があります。
<基軸通貨特権とは>
それを説明する前にシニョリッジについて説明しておきましょう。
シニョリッジとは、通貨発行益といわれ、通貨発行者だけが独占的に得ることができる利益です。昔、お金が鋳貨(ちゅうか:コイン)だった頃、貨幣を悪鋳すると、その浮いた分だけ実物的利益を得ることができました。
例えば、金(ゴールド=AU)10g=1,000円のとき、金(ゴールド=AU)10gを使って2,000円金貨を鋳造(ちゅうぞう)すれば、貨幣発行者は1,000円の差額を利益として得ることができます。
ローマ時代、軍事費と宮廷費を賄(まかな)うため、貨幣の金(ゴールド)含有量を減らす“悪化鋳造”は続き、貨幣により国民の富は搾取され続けました。中世ヨーロッパや日本の奈良時代・江戸時代にも同様のことが行われてきました(要参照 「悪貨は良貨を駆逐する」)。
当時のお金は金属で、原則的には、その金属の価値がおカネの価値でした。
ところが、これが
現在のような金(ゴールド=Au)との兌換性(だかんせい)の無い紙幣だと、おカネをつくるのにかかる費用は印刷代と紙代だけ。
ほぼ、まるまる差益となります。
今、これを世界的に見れば、シニョリッジによる利益は、基軸通貨であるアメリカが得ていることになります。
アメリカは、貿易で購入した製品に対し、米ドルを刷って渡すだけで、他国から好きなものを手に入れることができます。他国のように汗水流し、苦労して輸出先を開拓し、商品やサービスを販売して稼ぐ必要はありません。
貿易相手国は、基軸通貨のドルなら、アメリカ以外の他の国からも米ドルで商品を買えるという点に“ドルの価値”を認めています。
特に現代文明の源である“石油”を購入できるというのが、もっとも大きな信用となっています(タコ注:平成17年現在、石油はドルでしか購入できないという話です)。
勿論、その他にも、圧倒的な軍事力や国際政治力もこれを支えていますが、結局、ドルの価値は米国以外の国々が米国を信用することによって成り立っています。
では、このドルとはいったいどんなお金でしょう?
<無から創造されるお金>
日本語では、紙幣と手形は違う言葉で表現されますが、英語では紙幣も手形も「notes」「bill」「draft」です。
つまり、
ドルというお金の正体は、米国政府が発行する国債を担保に、ニューヨーク連邦準備銀行が米国政府に貸し付けた手形=債券証書なのです。
例えば、米国政府が1億ドル必要だとしましょう。
そうすると連邦準備銀行は、米国財務省から1億ドル分の国債を購入し、政府の口座に1億ドルを振り込みます。
この政府の口座に振り込まれた1億ドルは、誰かの口座から借りてきて振り込んだお金ではありません。連邦準備銀行が何か実物的な資産を提供しているわけでもありません。
ただ、米国政府の口座に1億ドルと記入するだけです。
連邦準備銀行は口座に数字を記入するだけで“無”から1億ドルを創造するのです。
そして、政府は、1億ドルを受け取り、公共事業の出費として米国社会に1億ドルが流れていきます。
さて、政府は時が来たら、連邦準備銀行に利子をつけて返さなければなりません。
仮に利子をつけて1億5千万ドルを返済するとしましょう。米国政府はアメリカ国民から税金を集め、1億5千万ドルを連邦準備銀行に返済しなければなりません。しかし、
世の中に出回っているおカネは1億ドル。5千万ドル足りません。
政府が1億5千万ドルを連邦準備銀行に返済するには、新しく国債を発行し、世の中に流し、回収するしかありません。
ここに政府の借金が規則的なリズムで大きくなっていく理由があります。
銀行は“無”からおカネを生み出し、国民はそれに対して利息を支払う義務を負う。
また政府は財政赤字を積み上げていく。
そして、このマジックのようなお金を使って世界中からアメリカに実質的な富が流れ込んでいく。その利益が最終的にはロスチャイルド一族をはじめとする国際金融資本家の懐(ふところ)に収まる、という仕組みになっています。
つまり(中央)銀行制度とは合法的な搾取(さくしゅ)システムなのです。
「現代の銀行制度は、貨幣を“無”から作り出す。その手口は、恐らく、これまで発明された詐術の中で、最も驚くべき代物である。銀行は不正によって作られ、罪のうちに生まれた。銀行家は地球を所有する。」―イングランド銀行初代総裁 ジョシア・スタンプ卿
<FRBの正体 それは私設の民間銀行>
以下は
外国資本が所有する米国中央銀行FRB
からの引用です。
ドルを発行しているのは、アメリカの中央銀行である米国連邦準備制度理事会(FRB)です。
米国連邦準備制度理事会(FRB)の理事は、アメリカ合衆国大統領によって任命されますが、理事会の実際の業務の管理は、理事と協議しつつ連邦諮問(しもん)評議会が行います。連邦諮問評議会は、1914年に開かれた連邦準備制の組織委員会で選定された12の特権的都市“金融地区”連邦準備銀行の役員によって選出されますが、連邦準備法に基づき一般には公表されていません。
全米12の地区連邦準備銀行は、金利を設定し、公開市場操作を指揮することによって米国通貨の日々の供給と価格をコントロールすることができます。この12ある地区連邦準備銀行の中で、最大の銀行が“ニューヨーク連邦準備銀行”です。
(ニューヨーク連邦準備銀行)
(ワシントンDCにあるFRBが入居するビル)
アメリカの金融政策である金利や通貨の数量と価値、および債券の販売は、実質的には
“ニューヨーク連邦準備銀行”が決定しています。
1914年当初、“ニューヨーク連邦準備銀行”は20万3053株を発行し、ナショナル・シティ・バンクが最大の株数3万株を収得。ファースト・ナショナル・バンクが1万5千株を収得。チェース・ナショナル・バンクが6千株。マリーン・ナショナル・バンク・オブ・バッファローが6千株。・ナショナル・バンク・オブ・コマースが2万1千株をそれぞれ収得しています。
さて、ニューヨーク連邦準備銀行の株を所有するこれらの銀行の株主は
ロスチャイルド銀行・ロンドン
ロスチャイルド銀行・ベルリン
ウォーバーグ銀行・アムステルダム
ウォーバーグ銀行・ハンブルグ
イスラエル・モーゼス・シフ銀行・イタリア
ラザール・フレール・パリ
ゴールドマン・サックス・ニューヨーク
クーン・ローブ銀行・ニューヨーク
チェース・マンハッタン銀行・ニューヨーク
リーマン・ブラザーズ・ニューヨーク(リーマンショックでわざと破綻したのはここ)
つまり、
“ニューヨーク連邦準備銀行”は、
欧米の銀行が株の100%を保有していて、
米国政府は1株も保有していません。
上記の中でチェース・マンハッタン銀行だけが米国のロックフェラー系ですが、他はすべてがロスチャイルド系の金融機関です。要するに、実質的にロスチャイルド一族が米国の中央銀行を支配しているということになります。
ちなみに、現在のニューヨーク連邦準備銀行は、J・P・モルガン・チェースとシティ・バンクの2行だけで53%近くの株を所有しています。つまり、ロスチャイルド・モルガン・ロックフェラーという世界最強の財閥連合が相も変わらずFRBを支配していることになります。
<騙し討ちで始まった連邦準備制度>
以下は
FRB 1
からの引用です。
この連邦準備制度というシステムが始まったのは、ウッドロー・ウイルソン大統領時代の1913年。この年の12月下旬、多くの上院議員が休暇に入っていたクリスマスの直前に準備され、可決された連邦準備制度連邦準備法によって、定められた(タコ注:まるで、村山総理による国会謝罪決議みたいに可決)。
以下は
「飛鳥昭雄が今の時代を読み解く!!辛口時事ネタコラム」(リンク切れ)
からの引用です。
これによって何が変わるかというと、ロックフェラーを筆頭に、モルガン、ロスチャイルド、ウォーバーグ、ハリマンら大富豪が、アメリカの金融政策を批判する中央銀行を、彼らの意向だけで運営できることになったことだ。
つまり
FRBの実態は、一握りの大富豪たちが半数以上の株を保有する「巨大民間企業」と化しているということだ。
1913年の時点で、大富豪たちの都合で自由にドルを刷れる法案が可決され、ロックフェラーが「金の出る蛇口が手に入った以上、大統領の地位も議会も不要!!」と豪語したとされる理由がそこにある。つまり、アメリカという超大国のドルを利用しながら、金融政策を思うままに操ることが出来るのだ。
以下は
「世界大百科辞典」イングランド銀行
からの引用です。
イギリスの中央銀行。現在は国有企業であるが、歴史的には、1694年、法律によって設置を規定された国策的な
私有の株式発券銀行として発足した。
対仏戦費の調達に苦慮する名誉革命政権(ホイッグ党政府)を財政的に支援するため、ウィリアム・パターソンの原案に基づいて資本金120万ポンドの出資を募り、その全額を国庫に貸し上げる代償として、出資者たちがイングランド銀行(正式名は The Governor and Company of the Bank of England)という法人(株式会社)を設置する認可を受け、政府から年8%の利子(および4000ポンドの管理費)を受け取るほか、資本金と同額まで銀行券を発行して各種の銀行業務を始めたのであった。
当初の株主は1268人で、株主総会で選出された正副総裁と24人の理事が重役団を構成した。
初期の業務では対政府貸付けが圧倒的比重を占め,これを軸として国庫金の出納や国債業務をも営む〈政府の銀行〉へと成長する。
以上引用終わり。
当時のスコットランド人のイメージといえば
スペイン船を襲うカリブ海の海賊。
海賊あがり?でイングランド銀行の
発案者ウィリアム・パターソン
<“バビロンの姦婦”の隠された意味>
以下は
『コールマン博士は知っていた』
からの引用です。
(著者のジョン・コールマン博士。
イギリス情報部MI6の情報士官として勤務中、
醜悪な陰謀を目の当たりにして退職)
パターソンの計画は、古いバビロン流の方法を焼きなおして時代の要請にあわせたもので、モンタギューが金融の新たな方法として議会に持ち込んだものだ。
(チャールズ・モンタギュー)
結局パターソンのアイデアをもとにした制度から、後のイングランド銀行がモンタギューによって設立されることになる。
このシステムはアメリカの連邦準備制度が採用している
もので、アメリカ商業会議所の経済政策委員会が発行している
『マネーサプライの経済学』という文書にこう書かれている。
『預金通貨(紙幣)が発明されるまでは、金(あるいはその他の金属)が交換手段として受け入れられてきた。文明史上つい最近までは、商取引に携わる者は、一定量の金貨もしくは金塊を手元に置いておく必要があった。これは不便であると共に危険でもあった。そこで中世末期には、金を所有するものは、それを地元の金細工商に預けて保管してもらうのが一般的となった。金細工商は、金を預けた者にその分の預かり書を渡した。
しばらくすると預けた方は、支払いが生じるたびに金を引き出す必要がないことに気がついた。買い手も売り手も、金の預かり書を「金と同じ価値がある」と考えるようになり、この受取書が紙幣の原型となった。
時代が進むうちに金細工商は、通常は、金の所有者の引き出しに備える場合、あずかった総量のごく一部があれば充分だと言うことを発見した。そうなれば金細工商は、預かった金を貸し出して利子を取ることができる。
手元には必要なだけの「準備」分を残して、金の所有者が通常引き出すと予想される分だけをカバーしておけばそれでよい。こうして、「部分準備」に基づいた貨幣制度が登場した。
この制度では、金の準備高は、それに基づいて発行される紙幣総額のごく一部でしかない。』
パターソン本人は、自分は新たな制度を発見したと思っていたかもしれないが、そんなことはない。
紀元前600年のバビロンのネブカドネザル王の「金本位制」もこの方法に基づいたもので、部分準備に当たる魔法の公式は、10パーセントに固定されていた。
つまり、
パターソンの計画も今日の銀行のやり方も、近代になっての発明ではなく、キリスト教以前のバビロンの異教徒のやり方をコピーしたに過ぎないと思われる。
(中略)
その仕組みを簡単に説明しておくと、こういうことだ。
アメリカの銀行家(金細工商の信奉者)の手元に100万ドルの預金があるとする。中央銀行の支配下ではそのうちの20%、すなわち20万ドルを払い戻し請求に備えて持っておかねばならない。(この率は国民への相談なしに時々変更になる。)だが、それ以外の金は、自分のものではないにもかかわらず、高い手数料をつけて投資することが出来る。つまり80万ドルが貸付金になるわけだ。
今日ではこの手数料のことを「利息」と言っているが、忘れてはならないのは、名前はどうであれ、このような手数料は、キリストも預言者(タコ注:ムハマンド)も墮落的な罪として禁止していると言うことだ。
さて、銀行家の帳簿は以下のようになる。手持ちの通貨が20万ドルで貸付金が80万ドル、合計の要求支払い預金が100万ドルだ。
アメリカの銀行家は中央銀行制度(アメリカでは連邦準備銀行:FRBと呼ばれている)に所属している。
実はこれは連邦銀行でも準備銀行でもないのだが、とにかくこの銀行に20万ドルを預ける。
全国の他の銀行も同じ事をするから、中央銀行には要求支払い預金で500万ドルが集まることになる(後述)。これは、私の言う連邦準備銀行の都合のためだ。
これで完全に明白になったと思うが、
この制度を通じて20万ドルが500万ドルの預金債務になるわけだから、言い換えれば、
連邦準備制度の活動は、加盟各銀行の部分準備による預金債務を集めることで、単一の銀行に可能な範囲をはるかに超えて借金を増やすことが出来るということだ。
したがって、
連邦準備銀行は金を作り出す機械だ。
ただし、作られるのは本当の金ではなく、借金による金だ。
連邦準備銀行券は、法律で強制的に1ドルという事にされているが、実は何の保証もない、債務に他ならない。
ちょうど浮浪者からの借用証書がいざ集金と言うときには何の役にも立たないのと全く同じで、連邦準備銀行券にも何の保障もありはしない。
このことは1954年に、うかつなことだが連邦準備制度理事会自身が、なんと自分たちの出版物である『連邦準備制度・その目的と機能』の中で認めている。
それは私が述べた仕組みを確認するものであり、保証のない債務を生み出すものだった。ここで引用してみよう。
『各銀行が預金のごく一部だけを準備金として持っておけば良いということは、それ以外の準備資金は銀行制度自体を通じて預金および投資に回るという事であり、したがって、そこから何倍もの預金を生み出すことが可能である。表は、預金残高が準備資金として蓄積されていく様子を示している。
この過程を解説すると、
加盟銀行は、例えば100ドルの預金のうち20ドルを準備金として準備銀行に預けなければならないが、残りの80ドルは貸付にまわせる。借り手はただちにその資金を支払いに充(あ)て、支払われた方はそれを他の銀行に預金する。二つ目の銀行は、新たな預金80ドルに対して16ドルを準備金として持っておかねばならないから、貸付に廻せるのは残りの64ドルとなる。先ほどと同様に、ここでも借り手は新たに出来た預金をただちに引き下ろすが、その資金は単に第三の銀行に移るだけである。そして今度は64ドルのうちの80%が貸付に回り、預金が51.20ドル増える。
この流れで数々の銀行を通過し、やがて
要求支払額にして500ドルが最初の100ドルの預金から生み出されることになる
(しかし、当ブログの先の記事「消費税増税と信用創造と信用配分と金融資本家の陰謀」を読んでもらえば、このFRBの説明も信用創造の実態を隠すためのトリック=煙幕だということがわかります。(^o^)/)。
帳簿の資産欄には、全銀行で合計100ドルが準備金として、400ドルが貸し付け又は投資した証券の形で記載される。借り手は恐らく、この貸付金で生じた要求支払預金を使って小切手を切るだろう。』
これでお分かりだろう。
連邦準備制度理事会は、自分たちは何もないところから金を作り出しているのだと公に認めているのだ。
このシステムを基本にして、当時のウィリアム王は200万ポンドを手に入れ、臣民を奴隷化した。
パターソンの計画は、私の考えでは、『ヨハネの黙示録』に出てくるバビロンという姦婦だ。
部分準備に基づいた銀行制度が倒れるときには、「バビロンの姦婦が倒れた」と叫ぶ天使の言葉そのままの現実が起こるだろう(タコ注:最初の銀行業はヴァチカンのあるイタリアで発生しました。要参照「ヨハネの黙示録」14:8、16:19、17:10、18:2)。
イギリス国民を奴隷に引き戻したこの制度と同じものが、1776年に植民地の人々が独立戦争で勝ち取った自由を奪った。奴隷制としての連邦準備制度が法制化されたのは1913年だった。
部分準備による銀行業が積み重なって、大規模の窃盗が行われている。
アメリカのある政治家が言っていたように、「銀行開設の免許を与えることは、盗みの免許を与えること」なのだ。
このバビロン流の詐欺を利用することで、知られざる連中が今、アメリカの運命を支配する力を持っている。
彼らは、ただ通貨を「緩和」したり「引き締め」をしたりするだけで、
経済に思い通りの影響を与えることが出来る。
我々国民は、富の本当の生産者でありながら、その決定に異議を唱える事が出来ない。選挙で選ばれた議会代表が、銀行の意思決定に関与していないからだ。
議会は1913年、アメリカ国民をバビロン流の現場監督の手に渡した。あの時、議会は私たちの権利をこの顔のない連中にゆだねた。そして今、彼らが私たちに命令しているのだ。
(中略)
「イージー・マネー」は戦争を促進する。
パターソンが作り出したイージー・マネーでウィリアム王が戦争を継続したことを思い出してほしい。
さらに、パターソンというこの怪しげな男がイングランド銀行を設立したのだということも。
イージー・マネーを作ろうと思えば、財務省に命じて加盟銀行の預金を増やせばよい。政府預金を連邦準備銀行から加盟銀行の口座に移すだけだ(わたしたちの金だ!)。
連邦準備制度理事会が「公定歩合」を切り下げたり、準備率を引き上げることによってもイージー・マネーはできる(タコ注:軍拡著しい支那に対抗するために債務付きのイージーマネーの代わりにもっと簡単で債務を伴わない減価する政府紙幣を発行しましょう!)。
覚えておいて欲しいのは、私達がこの重要な決定に全く参加していないことなのだ。
全ては連邦準備銀行(タコ注:日本では日銀)の密室内で、私達が名前も聞いたことがない連中によって決定される。にもかかわらず、彼らはこの巨大なマネーパワーを使って、国家としての私達を生かすことも殺すことも出来る。イージー・マネーを使って加盟銀行が自行の預金を増やすことも可能だ。投資や貸付を増やせばよい。実際には金のやり取りはないということ、つまり、全て架空の金が帳簿上を、いわゆる一筆書きマネーとして動いているだけだと言うことだ。
私達が個人として同じことをやろうとすれば、間違いなく監獄行きだ。
私達と銀行との差は決定的だ。彼らは盗みの免許を持っているが、私たちには無いということだ。
私たち(アメリカ)国民が1913年に失った自由を取り戻すためには、重要なステップを踏まなければならない。
第一に、借金による貨幣を廃止すること。
第二に、貨幣の発行と額の規制を我々国民の手に戻すこと。
第三に、イングランド銀行と連邦準備制度を閉鎖することだ。
<わざと好不況の波を作ってインサイダー取引>
以下は
「恐怖の世界大陰謀〈上〉」、「恐怖の世界大陰謀〈下〉」
からの引用です。
(著者のデーヴィット・アイク。彼にも爬虫類人の血が少し流れているようで、時々縦形の瞳孔をしています。)
仮に私達が100万ポンド持っていたとすれば、他人に貸すことができるのは100万ポンドだけだ。
しかし銀行は、100万ポンド持っていればその10倍を融資でき(実際にはそれよりはるかに多い)、しかも利息を請求できる。
銀行に行って融資を受けたとしても、銀行は新しい紙幣を印刷もしなければ、硬貨を鋳造したりもしない。融資額を預金口座に(タコ注:コンピューターのキイを叩いて数字を)打ち込むだけだ。
そしてその瞬間から、コンピューター画面上の単なる数字に対して利息を払う義務が生じる。
例え存在しない金でも、返済できなくなったら銀行がやってきて、実在する資産を合法的に持っていってしまう。
家も土地も車も、その他の所有物も、画面に打ち込まれた数字に見合う分に利息分をプラスして、ごっそりもっていかれてしまう。
流通している金の大部分は、民間銀行が顧客への融資によって供給しているのであって、政府からではない。
つまり通貨の流通量は銀行がコントロールしているのだ。
融資が増えれば通貨の流通量は増え、融資が減れば通貨の流通量も減る。
ところで好景気と
不景気の違いは何だろう。
答えは唯一つ、
流通する通貨量の差だ。
今のシステムでは、民間の銀行が、同じレプティリアン混血種の血族に操られながら、通貨の発行・流通量を決めている。だから景気を膨らませるのも破裂させるのも、彼らの胸一つということになる。株式市場もこれと同じだ。
株式市場の暴落は偶然に起きるのではなく、彼らが意図的に引き起こしているのだ。
しかし、彼ら自身もこうした市場に多額の投資をしているのに、なぜ市場を暴落させるのであろうか。それは、暴落するのが事前にわかっていれば、株を最高根で売り抜け、暴落後に買い戻すことが出来るからだ(タコ注:信用取引または先物取引による、高値で売り注文を出し暴落後に買い決済でも儲けることが出来ます)。
このやり方なら、作られた暴落の前よりも、はるかに安いコストで企業を買収し、資産を大幅に増やすことが出来る。
こうした株価操作のもっとも露骨な例は、1815年のワーテルローの戦いの際の、ネイサン・ロスチャイルドの行動だろう。
(中略)
分不相応な給料をもらっているエコノミストや経済ジャーナリストは、状況をさっぱり理解していない者が大半で、すぐに「好況と不況は自然のサイクルだ」などというたわごとを繰り返す。
とんでもない。
これは世界の人々から富を掠(かす)め取るための操作システムなのだ。
好況のうちは、大多数の人々は自分から負債を増やしていく。経済の動きが活発になると、企業は借り入れを増やして新技術を導入し、増産によって市場の需要を満たそうとする。人々も、経済見通しに自身があるからどんどん借金をして、もっと大きい家、もっといい車を買おうとする。
すると企業の方は更に融資を受けて(実はただの空気なのだが)新しい工場や機械設備を導入し、増加する需要に応えていく。
こうして景気が最大限に膨らんだところで、イルミナティ・ネットワークに操られた主要銀行がいっせいに利率を引き上げ、新たな借り入れの需要を抑制し、未払い借金の取立てを始める。融資金額も一気に縮小する。
こうした行為はすべて、流通している交換単位(=様々な形態の通貨)を市場から吸い上げる効果を持つ。
経済活動に必要な通貨が不足すると、商品の需要は抑制され、仕事も減る。一般大衆や企業は、自分の責任でもないのに借金を返済できなくなって破産していく。
後は銀行が、事業所や家屋や土地や車や、その他の所持品も含めて実態のある資産を持ち去っていく。ローン返済不能の代償ということになっているが、銀行が提供していたのは、元はと言えば、ただの画面上の数字だったはずだ。
この搾取行為は何千年にも渡って繰り返されてきたものだが、特にこの数世紀は活発化して、世界中の富が人々から取り上げられ、銀行制度を支配する連中(=ロスチャイルド家をはじめとするレプティリアン混血種の有力家系)の手に渡ってしまった。
国家にも同じことが当てはまる。
各国政府は自ら通貨を発行すれば無利息の金が簡単に手に入るのに、
民間銀行のカルテルからお融資を受け、国民から徴収した税金でその利息を払っている(ときには元金も)。
私達が支払う莫大な額の税金は、借金の利息としてまっすぐ銀行の懐へ入っていく。しかもその元金は、政府が通貨を発行すれば無利息で手に入ったものだ。しかし政府はそうしない。銀行と同じで、政府もイルミナティに操られているからだ。
いわゆる「民営化」というのも、銀行が作り出した負債を返済するために政府が国有資産を売却しているのだ。
世界の最貧国は、借金の返済に行き詰まっては土地や資産の所有権を銀行へ譲り渡しているが、それははじめからそうした状況を狙った融資だからだ。
世に言う「第三世界債務」は、豊かな天然資源を持つ国を植民地主義の下で物理的に占領するやり方から、(タコ注:それより巧妙な)現代的な金融支配に置き換えるために作り出されたものなのである(タコ注:ワシントン・コンセサンスと呼ばれる第2の植民地支配、『黙示録の白い馬』)。
こうした状況を作り出す具体的なやり方については『…そして真実があなたを自由にする』で詳しく述べている。
(中略)
現在の国際金融ネットワークは、ほとんどすべての国で「中央銀行」が調整している。
各国の「中央銀行」は独立して動いているように見えるが、実際には同じ目的のために協力し合っている。
ロスチャイルド家に支配されるイングランド銀行は、黒い貴族の手先であるオレンジ公ウィリアムの特許を得て1694年に設立されたもので、以来、金融ネットワークの指令中枢として機能してきた。
現在では同じロスチャイルド家が支配する民間銀行である合衆国連邦準備制度が、極めて重要な役割を持っている。皮肉なことに、この「連邦準備制度」は、連邦のものでもなければ準備金を持っているわけでもない。
(中略)
すでに述べたように、歴代の大統領は、このカルテルから支持された人物をそのまま連邦準備制度理事会の議長に任命している。ポール・ボルガー(三極委員会、CFR、ビルターバーガーグループ)も、アラン・グリーンスパン(同)もそうだ。
(ポール・ボルガー)
(アラン・グリーンスパン)
合衆国政府がFedから金を借り(=貸付を受け)、納税者に利子を支払わせることで、連邦準備制度を構成する民間銀行の利益が膨らんでいく仕組みなのである。
“アメリカ”の紙幣には「連邦準備銀行券-この紙幣は公的・私的なすべての債務を支払うための法定通貨である」と書かれている。
連邦準備制度は民間銀行のカルテルなのに、そこが発行する「連邦準備銀行券」がアメリカの紙幣と呼ばれている。
つまり、ドルはロスチャイルド一味の私有物なのである。
これはイギリスも含めたすべての国の通貨にも当てはまることで、実を言えば、こんな紙幣は紙くずであって何の保証もない。ただの借用証書だ。
イギリス紙幣(イングランド銀行券)には、 (この紙幣の)「持参人が要求する額を支払うことを約する」「I PROMISE TO PAY THE BEARER ON DEMAND THE SUM OF」と書かれていて、それぞれの金額が印刷されている。
(5ポンド紙幣のアップ)
もし紙幣が実際に何らかの価値を持っているなら、それを手渡せば債務はきちんと支払われるはずだから、誰も「支払うことを約する」などとは書かないはずだ。
これは、この紙幣はただの借用証書ですよといっているのと同じだ。そしてまさにそのとおりなのだ(日清戦争から大東亜戦争までの間に日本軍が発行した軍票をただの借用証書だと言うブサヨどもがいますが、それを言うならドルやポンドもまったく同じであるのに、彼らはそのことを知らない脳内特亜領内引きこもりの低脳馬鹿猿です。(^o^)プゲラ)
中国戦線で使われた軍票
関連情報:
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-12093023549.html
金貸しとお金と権力について 3/4に続く。
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