新しいパスタのお店に行くと、まずは必ずカルボナーラを食べてみる私ですが、同じように中華のお店に行った時に、まず始めに注文して、そのお店のレベルを探るメニューとしているのが「あんかけやきそば」。
一番好きなパスタは「カルボナーラ」、一番好きな中華料理は「あんかけ（五目）やきそば」と、即答出来るくらいに好きなメニューなので、中華のお店を訪れた時には、余程のことがない限り「あんかけやきそば」を食べるのが習慣となっています。
パリパリ麺も、そうでないタイプも同じくらい好きですが、この私のあんかけやきそば好きのルーツは、昔、幼児の頃に母に連れられてデパートに出かけた時によく訪れた、「大三元」というお店で初めて食べた「あんかけやきそば」でした。
大丸百貨店の東側の通りにあった、この大三元というお店は、残念ながらもうありませんが、ジャッキー・チェンの映画に登場するような本格的な大衆中華料理店で、シュウマイや炒飯をはじめ、何でもかなり美味しかったのが今でも記憶に残っています。
次に私の「あんかけやきそば好き」を決定づけたのが、妻とのデートや新婚時代のランチ巡りで数えきれない程訪れた、京都北白川の世界の民族料理店パピルスの、定番ランチメニューだった「中華風あんかけやきそぱ」。こちらもオーナーが海外に移住されたため、今はもう食べることは出来ませんが、今のところ、私の生涯の「ベスト・オブ・あんかけやきそば」の座を不動のものとしています。
今日の写真は今日のランチで妻が作ってくれた具沢山のあんかけやきそば。これを２人で食べながら「深夜食堂」の最新話「ソースやきそば」を見ました。ちなみに私、何故だか、「ソースやきそば」の味はあまり好きではありません。（笑）