外飼いとはいえ、親を失ってしまう危機に直面したZIGGYちゃんと黒くん。
私は一念発起!
三段ケージを設置し、2匹を引き取る決意を固めました。
「ぶんねこ」さんにもご協力を頂き、GET作戦開始。
ZIGGYちゃんも黒くんも、懐こく抱っこが出来る子なのですが...キャリーへ入れる寸前に逃げられてしまいました。
それから、捕獲器を設置しても警戒し避けられてしまいます。
でも決して、母の居る敷地周辺から離れようとしない2匹、まるで人待ちをするかのように。
今度こそ!と出向いては、あれこれとアタックしてみるのですが、フラれてばかり。
そんなことを半月ほど続けていました。
ある日「ぶんねこ」さんから『 ZIGGYちゃん&黒くん、捕まりました (^^)/預かり先にいます!』との吉報が入りました。
有難いことに、以前よりZIGGYちゃん&黒くんを気にかけて下さったご近所の方が、里親様が見つかるまで一時預かりに、挙手をして下さったのです。
ZIGGYちゃん&黒くんは、外暮らしが長いため、室内環境に馴染むか心配でしたが、意外な程スムーズで何の問題もなく過ごしていたそう。
試走を迎え瞬く間に時が過ぎ、年明け間もなく、母は亡くなりました。
しばらくして「ぶんねこ」さんから、ZIGGYちゃんと黒くんの里親様が見つかったと (๑º ロ º๑)エッ!?
まだ猫ブームと巷で話題になる前、誰しもが成猫2匹一緒の里親様探しは難しいと考えていました。
その時思わず、私の口から出たのは「何で?」...それぐらい思い掛けなかったのです。
「ぶんねこ」さん行きつけの動物病院へ、保護猫を家族に迎えたいという問い合わせがあったとのこと。
その獣医さんは、私が実家にいた時お世話になった先生だったので、驚きを通り越して狐につままれた感じ。
里親様は、三宅島災害避難の際に迎えられた愛猫さんを看取られたため、ZIGGYちゃん&黒くんへ救いの手を差し伸べて頂いたのです。
そのようなボランティア精神の高い方ですから、行き場を失った2匹をドーンと受け入れて下さいました。
母の死去から僅か2週間後、願ってもないご縁に恵まれました。
きっと亡き母が招いてくれた巡り合わせ、私はそう信じています。
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