ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

野良猫を保護する前に

2018-03-26 21:45:10 | ほっとけない野良猫との遭遇


ナナちゃん、保護主さんがお迎えに来てくれました。
いやー巨体のチャパツくん入居で、ニイニイとケージシェアになってしまい困っておりました。
ナナちゃんがやって来た!
君に会えて良かった .:*♡
100万回生きたねこ

争ったりするようなことはナッシング…でも毎日ニイニイの「なんでー?」と訴えるような眼差しが痛いっす!刺さりまくり!
ニイニイは3回死線を越えかかっているので、乳母日傘したいところ。

で、保護主さんへ「引き取って下さい」と頼みました。
私は、ご自宅でのケージ隔離@ベランダを提案したのですが、保護主さんは必死に預かり先を探してくれて、何とか見つかりましたー!

良かったね、ナナちゃん (*ฅ́˘ฅ̀*)
これからは、のほほん&ぬくぬくと過ごしてね。



┈┈┈┈┈ 保護主って?┈┈┈┈┈
猫を保護をした人 or 保護を依頼した人=保護主。

保護猫に対して仮の所有者となります。
里親様を探すまで預かってくれるお宅が見つかったとしても、その間にかかった「医療費」は負担することがデフォです。

預かり中に重篤な発病があったり、預かり宅で支障が出た場合は、返還に応じなくてはなりません。

また里親様探しが難しい際には、自身で引き受け終生飼養する覚悟が必要です ✧٩(๑❛ω❛๑)

「保護主」と「預かりボランティア」の違い
里親様条件の内情『保護主と預かり』



ナナちゃんは、レアケースです。
ボランティアを通しての依頼でなければ、一時預かりは見つかりにくい。
「ねこてん」でも地域猫ボランティアを介してがほとんど、私個人で保護した猫は少ないですね。

なので、通常は保護をする前に相談が入ります。
まあーどちらにせよ、仮住まいを見つけるのは、かなり難しいと思って下さい。

愛護団体はセンターから殺処分カウントダウンの子を引き出し、ボランティアは TNR で出会ったリリース出来ない子を抱えて、どこも満員御礼、青色吐息です。

「かわいそう」「助けたい」だけではなく、関わりを持ったら命に対して責任を負わなくてはなりません。



ナナちゃんは推定10歳以上で、疾患などは無いのですが、ご覧の通りズタボロ状態。
あ〜んど、「まさか私に触る気じゃないよね」と元ヤンのような威嚇発令。
里親様どころか長期間預かってくれる人も厳しいかも?と思っていましたが。

保護主さん、諦めずに頑張りました!
「何とか救いたい」という熱意が伝わったのでしょうね (*´ `*)



✲*゚ナナちゃんに手を差し伸べてくれた方へ✲*゚

超ド級のマイペース。
ほとんど動きません。
人間&他猫は華麗にスルー。

長毛種の血が混じっていると思われ、体重は4kg 前後。
抜け毛や毛玉が気になりますが、シャンプーはNGです。
後向きになっていたら、スリッカーブラシで背中をゴシゴシさせて頂きます。

フードは「Vets Plan エイジングケアプラス ステージⅡ」を中心に、ボイルしたササミやシーバのウェットをトッピングしていました。
はなまる(^-^)回復ニイニイ
食欲不振ニャンごはん

食欲と排泄には問題がないので、安全で美味しいものを、たくさん食べさせてあげて下さいまし♪

どうか、どうぞナナちゃんを宜しくお願い致します (*´▽`人)♡

【 ねこてん 公式HP 】

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