朝、化粧するとき何故かいつもの眉墨が見あたらず、違うので描いたら、男前になってしまった。向田邦子のエッセイを思い出した。 「…眉墨をひくのを忘れて、友達にマッチを借りて消し炭で描いたら、金太郎になってしまい、立ち居振る舞いまで男らしく変わってしまった」 というような内容だった。
当時の私は「向田邦子」は放送作家だからと軽くみていた節があり(全く根拠が無くてあとで意識革命をすることになる)本になったものを読んだことが無かった。飛行機事故で亡くなられてから読んで感銘を受け全て読んでしまった。それまでは本に限りがあるとは思わず大層ショックを受けた。生きているうちに読み上げてしまうなんて。
それからは好きな作家の本は追っかけのように読んできた。
当時の私は「向田邦子」は放送作家だからと軽くみていた節があり(全く根拠が無くてあとで意識革命をすることになる)本になったものを読んだことが無かった。飛行機事故で亡くなられてから読んで感銘を受け全て読んでしまった。それまでは本に限りがあるとは思わず大層ショックを受けた。生きているうちに読み上げてしまうなんて。
それからは好きな作家の本は追っかけのように読んできた。