離れ座敷は、
宝くじは
宮大工の祖父が
建てたもので
完全な和室
田舎の離れ座敷だから
建具は障子ばかり、
二間を仕切るのは
襖。
二間とも
床の間があり、
袋戸棚や
吹き付け壁で
猫さんには、
暮らしにくい。
三年目、
いろいろな物を捨て去り
スッキリ。
障子は
猫が、引っ掻くので、
壁紙の、修理あとだらけ。
いつ破られるかわからない
ので、壁紙を常備している。
いつか、
宝くじが
当たったら
リフォームしたい。
和室から洋室へ。
障子は板張りの壁にして、
キャットウォークを作る。
息子が、作ったフィギアを
飾る棚を工夫してつくる。
等々
ゆめは膨らむが。
宝くじは
一向に
当たりそうにない。
当たりそうにない。