都営住宅についての対都交渉

2011年05月20日 15時40分17秒 | 日記

本日、都営住宅の件で、都庁で建設推進部、総務部と交渉を行いました。

地域からは、足立、荒川、江東、大田、墨田、武蔵村山他10数名が参加しました。

はじめに都の方から、

・建替えの1DKが23年度の3月着工分から、32平米から35平米に広がったこと、

・昭和40年代に建てた団地の建替えに着手していくこと、

・5月の空き住宅の募集はとりやめること

などの説明がありました。

1DKの住宅の間取りについて、縦長だった6畳を横にしただけで押入れが台所との間に入ってしまう設計とわかり、「それでは住人に使いづらい、もっと生活している現場を見て設計してほしい」、「西向きは止めてほしい、窓ひとつだけでは風も抜けず熱中症が心配」、「せっかくお金をかけて設計するなら住民の生の声を聞く交流会をやってほしい」など切実な要望が次々と出されました。

また、団地の建替えの件では、どこがいつやるかの長期の計画も出してほしい、半年ぐらい前に急に建替えるから移れと言われても、風呂がまを変えたばかりなど、かなりのムダも出てしまう。

また建て替えが10数年後になるのならエレベーターの設置を急いでほしいとの意見も。

また、空き住宅の募集が震災の影響で手が回らず取りやめになることは止めてほしい。待っている人たちはたくさんいるのでその分どこかでやってほしい。8月に予定されている分とは別にやってほしい、との意見も。

 とにかく、都営住宅に住めるのは、一人暮らしの高齢者が圧倒的に多く、介護を必要としなければやっていけないのに、家の間取りがベッドが入ったらいっぱいで車椅子が入れない、介護する人が自由に動けないなど、実態にあっていません。

 「設計の段階で、今の実情をよく見てもらって設計してほしい」との要望をぜひかなえてほしいと思いました。

住民の意見を聞く交流会をぜひ行ってほしい、切に要望します!