「こんにちは西の原えみ子ですNO.73」です。
今回は介護保険料の値上げが提示されたことについて載せました。
来年4月からの足立区の保険料
暫定額 足立区が提示
現在は4380円
1・3倍1260円 もの値上げ
9月12日、足立区の地域保健推進協議会専門部会が開かれ、来年4月から改定となる介護保険料について区は、現在基準月額4380円を5640円、1・3倍1260円値上げとなる「暫定算定額」を提示しました。
「あまりにも高額で言葉が出ない」「もう正直高齢者は払うのはむり」
「区民の立場から到底認めがたい」「衝撃的な数字」「高齢者の生活おびやかす」
報告を受けた委員からは口々に驚きと反対の声が上がりました。
私も大変驚き、今でも高くて払うのに苦労している区民のみなさんの顔が浮かびました。
自民・公明・民主などの賛成で決めた仕組みが際限ない値上げ引き起こしている
これほどの値上げがなぜ提示されるのか? それはすでに13年前に自民、公明、民主などが賛成して決めた介護保険法で「国庫支出は半分に減らす」「高齢者が増えたり、介護施設やサービス総量や介護職員の給料が増えたら保険料に跳ね返る」という仕組みがつくられたからです。
若干のムダ遣いや見積りの甘さは正すとしても、大きくはこの「根本的欠陥」とも言うべき問題点を明らかにし改善を迫るとともに、国庫負担の引き上げ、都や区の一般財源の投入がなければ解決しません。
この制度を決めた党に所属する人たちからも思わず「高すぎる」との声が上がったいまこそ、共同して保険料の値上げストップ、安心して受けられる介護制度に変えていくうねりを起こしていこうではありませんか。
署名、公聴会、議会傍聴、審議会傍聴などが重要です。
審議会・公聴会は今後の予定はまだ分かりませんので、分り次第お知らせいたします。
介護保険それって何?
「国の負担が半分になったってほんと?」
→2000年から介護保険がスタートしましたがそれ以前は介護福祉に対する国の負担は50%でした。それが25%に減らされました。
「その25%も自治体には来ていないってほんと?」
→国は20%だけ自治体に交付し、あとの5%は「調整交付金」にしてしまって、足立区には3・67%しか来ていません。これによって約17億円財源不足となり、その分保険料が上昇するのです。
「保険会計の決算でお金が余ると区の一般会計に入るってほんと?」
本当です。したがって、これまでに区の一般財源に繰り戻されたお金は、原資は区民が納めた保険料であり、区民の保険料を軽減するために使うのは当然と考えます。
しかし、まだ決まったわけではありません。これから区民が意見を言うことが大事です!
介護保険料値上げをしないでの署名運動を大いに広げましょう。みなさんのご意見・ご要望をお寄せください。