昨日、石川副区長から、9月14日に申し入れた「高濃度放射能汚染箇所の除染に関する申し入れ」の回答が区長名での文書でありました。
平成23年9月14日付けで申し入れのありました標記の件につきまして、下記のとおり回答いたします。
記
1、日本共産党議員団の調査結果による0.25マイクロシーベルト/時を越えている場所については除染対象として、足立区が責任を持ってすみやかに除染すること。
また、砂場などにおいては砂の入れ替えを行うこと。
【回答】
区有施設の適正な維持管理は、区の責任において行うものと考えており、健康被害を心配する施設利用者の不安を解消するため、吹き溜りや側溝など、いわゆる「ミニホットスポット」と指摘される可能性が高い場所の清掃を、日常的な施設管理の中で行ってまいります。
お預かりいたしました調査結果につきましては、施設の維持管理の参考とさせていただきます。
2、木製チップや草むらなど、子どもの遊び場や、通学路などのホットスポットになりやすい側溝、吹き溜りなどはとくに、きめ細かに測定し除染すること。
【回答】
健康被害を心配する施設利用者の不安を解消するため、区有施設の吹き溜りや側溝など、いわゆる「ミニホットスポット」と指摘される可能性が高い場所の清掃を、日常的な施設管理の中で行ってまいります。
加えて、放射線量の測定については、その具体的な時期、方法等を協議するなど準備を進めております。
3、都議会議員団、足立区議会議員団は今後も引き続き調査を進めていくが、今後の測定の中で「基準値を超えた場所」については、その都度除染の対象にし、除染を行うこと。
【回答】
区有施設の適正な維持管理は、区の責任において行うものと考えており、健康被害を心配する施設利用者の不安を解消するため、吹き溜りや側溝など、いわゆる「ミニホットスポット」と指摘される可能性が高い場所の清掃を、日常的な施設管理の中で行ってまいります。
都議会議員団、足立区議会議員団の皆様からお寄せいただきます調査結果につきましては、施設の維持管理の参考とさせていただきます。
4、公立小・中学校、保育園について日本共産党議員団の独自の測定調査を認めること。
【回答】
学校施設の適正な維持管理は、施設管理者の責任において行うものと考えております。
したがって、健康被害を心配する施設利用者の不安を解消するため、吹き溜りや側溝など、いわゆる「ミニホットスポット」と指摘される可能性が高い場所の清掃を、日常的な施設管理の中で行ってまいります。
加えて、放射線量の測定については、その具体的な時期、方法等を協議するなど準備を進めております。
この回答を受けて、区議団としても、除染について日常的な施設管理の中でやっていくということですが、明らかになっている数値の高い場所(区の基準を超えている所)はいち早く除染等を行ってほしいと強くお願いしてきました。
来月早々、三度、大島都議と一緒に都議団が購入した測定器を使って、前回数値の高かったミニホットスポットを測定する予定です。