「保育園作って」「質の確保守って」の願い切実
「保育所に子どもを預けて働きたい」「保育所に入れないと職場に復帰できない」…保育園への入所希望は切実で、申し込んでも入れない「待機児童」が毎年問題になっています。
足立区の今年(4月1日入所)の申し込み数は3784人で去年より44人増えました。
そして第一次不承諾(2月7日)は1483人で去年より24人少なくなりましたが、ひきつづき1500人近い子どもが認可保育園に入れない事態です。
「引き続き認可保育園 の増設が必要」
こうした事態が毎年続く状況のもとで、日本共産党は児童福祉法にもとづいて自治体が整備を求められている認可保育所の増設を、繰り返し提案し続けてきました。
また区民から議会に陳情も提出され、昨年は区に対して異議申し立ても行われました。
「園庭なし」「高架下」などの保育所ではなく
高まる「保育所作って!」の願いの高まりの中で、区は以前の「(大規模開発地域以外には)認可保育園はつくらない」との態度をあらため、民設民営ではありますが、認可保育園を誘致し増設する立場に転換。
最近では2年間で5ヶ所増設する方針を打ち出しました。
これは大きな前進です。
しかしまだ保育所は足りず引き続き増設が必要です。また、認可保育園でも鉄道の高架下に作る計画もあります。ここは園庭もありません。
高架下など環境のよくないところへの設置は進めるべきではありません。また園庭のある保育所の設置を行うべきです。
日本共産党はいっそう待機児解消に頑張る決意です。
みなさんのご意見をお寄せください。