待機児330人 昨年より36人増

2014年06月03日 22時40分18秒 | 日記

 認可外保育施設は増えたが待機児は減らず

「認可保育園増設こそ待機児解消のカギ」

5月16日、足立区の2014年度の保育園待機児童数(新定義)が公表され、昨年より36人増えて330人となったことが明らかになりました。

待機児解消どころか 増える事態に
  足立区は、待機児解消のためのアクションプランも策定し待機児対策をかかげてきましたが、待機児は減るどころか増える事態となりました。
  

あらためて区の姿勢が問われる
 事態の根底には待機児解消と健やかな子どもの成長・保護者の安心して働ける環境づくりに対する区の姿勢があります。
 

短時間保育・2歳まで保育・定額保育料など認可外施設に頼る
 区はアクションプランでも短時間保育・2歳まで保育・定額保育料(認可保育園より低所得世帯は保育料が高い)の認可外施設に頼り約300人分増設しました。
 予定通りなら待機児は解消するか、少なくとも減少するはずですが、減少するどころか増えました。

認可保育園の増設をしっかり中心にすえて
 その要因に、入園申込者数が増えた(44人)ことと共に、5歳まで在園でき、保育料も応能負担で低所得者には安く、全員資格を持つ保育士による保育や園庭があることが基本で、保育集団をつくり子どもの成長・発達を保障しながら保育する認可保育園にわが子を預けたいという親・保護者の切なる願いがあると思います。認可保育園増設を基本にすえてとりくむことこそ待機児解消のカギです。
 
0~2歳で待機児増
 認証保育所や小規模保育室、保育ママなど認可外でも質を保ち向上するため努力しています。
 こうした認可外施設への支援も行い、充実していくことも必要だと考えます。
 

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