足立区議会は2月24日、北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議を全会一致で可決しました。
弾道ミサイル技術を利用したすべての発射を禁じた国連安保理決議や日朝平壌宣言、六か国協議の共同声明に違反し「国際社会の平和と安全を脅かすもの」だとして厳しく指摘。
日本政府に国際社会と連携して対応していくことを求めています。
北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議
2月7日、北朝鮮は、わが国をはじめとする関係各国が強い自制を求めていたにもかかわらず、人工衛星と称する事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。
これは、弾道ミサイル技術を利用したすべての発射を禁じた国連安全保障理事会決議及び日朝平壌宣言に違反するとともに、六者会合共同声明の趣旨に反するものである。1月6日の核実験の実施に続き、国際社会に対する重大な挑戦であり、決して許すことができるものではない。
平和と安全の都市宣言を行っている足立区として、国際社会の平和と安全を脅かす暴挙は、断じて容認できず、厳しく糾弾するものである。
よって、足立区議会は、北朝鮮のミサイル発射に対し厳重に抗議するとともに、北朝鮮による核・ミサイル・拉致問題の早急かつ包括的な解決を図るため、政府が国際社会と連携して、毅然と対応していくことを強く求める。
以上、決議する。
平成27年2月24日 足立区議会
日本共産党は「北朝鮮に関する新たな国連安保理決議について」のチラシも配布しています。
ご覧ください。