扇1~3丁目の公園に防災対策設備を!
都営住宅建て替え時にシルバーピアを!
4月27日、扇地域の方々と一緒に区へ要望書を届け懇談しました。
防災設備の充実を!
「扇地域の公園に防災拠点を作る会」は東日本大震災後、住民のいのちを守るためにも扇地域にある大きな公園に防災対策設備を作ってほしいと運動を続けています。そして今年、扇2丁目の北宮城町公園には飲み水をためておく応急給水槽が私たちの運動で設置されました。しかしそれだけでは不十分です。生活用水のための井戸や備蓄倉庫、炊き出しのできる設備などはありません。4月に起きた熊本県の大地震では、飲み水が不足しトイレも大変だと連日報道されています。東京で大きな災害が起きた時のために「備え」が必要です。「扇地域での震災・災害時対策の充実」を求めていきます。
要望は以下の通りです。
1、1丁目の扇中央公園と2丁目の北宮城町公園と3丁目の扇中学校跡地を防災拠点とし、災害時に避難所にしてください。
2、東京都と協力して、地下に震災対策用応急水槽(井戸等)と防火水槽を設置してください。
3、備蓄倉庫を設置し、救援物資を備蓄してください。
4、下水道施設を整備・耐震化してマンホール型トイレを、作ってください。
5、炊き出し用のベンチ一体型かまど・釜・鍋などの設置、固形燃料の備蓄、照明灯を整備してください。
シルバーピアの増設を!
二つ目の要望は「扇地域にシルバーピア等をつくる会」の要望です。
今、都営住宅の建て替えが進んでいますが、一人暮らしの高齢者が増える中、地域で孤独死など寂しい最後を迎える高齢者をなくしたい、安全な高齢者向けの住宅の併設が出来たらどんなに安心かと、都営住宅の建て替えにあたって管理人のいるシルバーピアの併設が求められています。「建替える所に、高齢者が安心して住むことのできるシルバーピアを併設してほしい」という切実な願いです。
以上二つのことについて、「要望書」を区へ提出し、都市建設部の部長、課長らと懇談を行いました。