本日の夕方、緊急学習会「国保問題を考える」に参加しました。
寺尾正之さんが詳しく丁寧にお話ししてくださいました。
そして区議団からも4名が参加。はたの区議が今の区の状況を話しました。
国民健康保険料について、私は今回の区議会で以下のような代表質問をしました。
『29年度の国民健康保険料は17年連続の値上げで、昨年と比べると1人当たり7,252円も値上がり、23区の保険料は1人当たり年間平均11万9,000円と過去最高額となった。年収の10%以上を保険料に支払わなければならない状況もあり、国保料の金額が頂点に達しているという状況を様々な調査が浮き彫りにしている。これ以上値上げをしない、払える国保料を堅持できるかどうかは命の問題だ。
来年度から国保制度の運営主体がこれまでの市区町村単位から「都道府県単位」に変わるが、「更なる保険料の大幅な値上げになるのでは」と不安の声が高まっている。「都道府県単位」化によって自治体独自の補助を抑制するなどの規制が強められ、直近の足立区の平均保険料が106,228円(27年度法定外繰り入れ後の金額)から138,915円(29年度)へと1.3倍に上がる試算が明らかになった。
これ以上の値上げは、区民生活を破壊し、医療を受ける権利も奪い、「国民皆保険制度」そのものの趣旨に逆行し、制度の崩壊にもつながりかねない異常事態だ。
高すぎる保険料を引き下げ、払える保険料にして命を守るため、23区統一保険料方式を堅持し、低所得者の負担軽減をすべきだがどうか。
また、新たに保険者となる東京都に財政負担を求めるべきだが、来年度の見通しと区長の決意を伺う。』
この質問について区長は、「区長会で先頭に立って23区統一保険料方式を堅持していく」と答弁しました。
このような前向きな答弁も、「くらしと営業を守る会」や「社保協」などが区に申し入れて懇談したり、陳情を出して署名運動を行うなど区民の運動があるからこそです。
私たちもみなさんと一緒に国保の値上げをストップして負担軽減をしていくためにがんばります!
朝の宣伝でもお話ししました。