都知事選 市民と野党の共闘が発展
コロナ危機から都民の命とくらしをどう守るのかが問われた都知事選が5日投開票され、宇都宮けんじ氏は大健闘しましたが及びませんでした。
応援してくださったみなさんに心よりの感謝を申し上げます。
何となくもやもやして、がっかりしているみなさんに市田忠義日本共産党副委員長のSNS(フェイスブック)の投稿を一部紹介します。
「こんなに差がついたのに『大健闘』?」とお思いの方もいるでしょう。
ただ「東京には魔物が住んでいる」と言われるように「浮動層」もどこよりも多いと言われてきました。
また一般に、危機の時には現職が強い、不況や災害の時にはあまり政変を起こしたくないという心理が働くという事もあるのかも知れません。
そんな中でも市民と野党共闘の側が都民の立場に立った筋の通った都政転換の明確な旗印を掲げ闘うことが出来ました。
テレビ討論が一度も行われないもとで宇都宮氏を先頭に、コロナ対策、都立病院守る、カジノ誘致問題等責任ある財源を示し争点を鮮明にして奮闘しました。
候補者と市民と野党共闘勢力が一致して闘うことはそんんなに簡単にできることではありません。
また、「野党はバラバラだった」という見方もありますが、広範な市民と日本共産党、立憲民主党、社会党、新社会党、緑の党の支援とともに、国民民主党の原口氏、小沢一郎氏、平野氏、野田氏、岡田氏も激励・応援に入ったこと、
25の小選挙区全てで宇都宮選対が作られ力を発揮したことなどは、連帯と信頼の絆が広がったあらわれです。
政党関係でいうと、自民党、公明党は自主投票であり、これらの党が都知事選の結果で信任を得たという事は決してできないでしょう。
歴史は一直線には進みません。ジグザグの道を辿ることも多いでしょう。
しかし真理は必ず多数派になります。
道理ある主張はやがて多くの国民の心をとらえるに違いありません。
歴史上どんな偉大なたたかいも、あらかじめ勝算があって始められたものではありません。
たたかいのなかでこそ勝機は開かれます。
真理と道理にたつかぎり、たたかってむだなたたかいはありません。
私はこの市田さんの思いを読んで、そうだ!と思いました。
そして元気が出てきました!
そしてそして足立区でも確実に市民と野党共闘が進みました。