区政のひずみ次々と 公の責任なげすて民間任せで区民サービスが危機に

2020年11月25日 19時58分41秒 | 日記

足立区では、2000の委託事業を行い、本来区がやるべきサービスを民間にゆだねてきました。その結果、サービスの存続にかかわる前代未聞の問題が次々とおきています。
「公」の役割が問われているのではないでしょうか。

コミュニティバスはるかぜ運営会社「このままいくと春まで持つかどうか」

「はるかぜ」バス運行会社が経営破綻?
 「このままいくと春まで持つかどうか」―これは区内のコミュニティバス「はるかぜ」を運行する区内のバス会社「新日本観光自動車」の社長が朝日新聞の取材に応じて語りました。もともと利益が出ていない「はるかぜ」と、観光バス(14台)で会社を運営していましたが、コロナで観光バスの運行はほぼ止まったまま。大型6台のナンバープレートを外し、運転手を交代で休ませているそうです。

もしもたなければ、その途端に「はるかぜ」が運航できなくなります。

「はるかぜ」に一円も財政支援を行わない圧力をかけてきた一部自民党議員の責任は重大
 

コミュニティバスの運行には、自治体が運航補助やバスの購入補助を行うことで、採算性が低くても公共交通として支えることが常です。

ところが足立区では自民党議員の圧力などにより一円もしない、民間事業者まかせで運行していました。

複数の自治体の「コミュニティバス運行」を行っているバス会社が、バス更新期や人員不足時に支援を行ったいない足立のはるかぜを真っ先に切るようなことが行われてきました。減便に次ぐ減便の一因です。
 

公共交通として区が責任を果たしてこなかったことにコロナ禍が加わり、いま存続の危機に。 

その後、11月16日の交通網・都市基盤整備調査特別委員会で「はるかぜ」路線への財政支援として、車両購入費補助を75%行うことが報告されました。

区立保育園を廃止?

 区立新田なかよし保育園は、かねてから経営のあり方が問われていました。

今回「2年後に廃止をする」と区が意向を表明。

待機児童がゼロになっていない中、問題ではないでしょうか。