先日お知らせした共産党区議団の「熱中症対策の緊急要望」がさっそく区政を動かしました!
申入れでは、「エアコン設置目的では、実質借り受けが不可能な応急小口資金の利用をすすめている。しかし、借りられない制度をあげて、制度の改善も行わず、効果的な制度の実施を拒むのは、エアコン故障などで緊急に購入したくても購入できない弱者を死に追いやること」と迫りました。
この「借りられない制度」である応急小口資金の「改善」が行われました。
今まで保証人要件(住民税を完納している)などのために実際に借りられたのは一人もいませんでした。
これが「エアコン設置目的」に限り保証人が不要になりました。
現在熱中症の救急搬送が区内で200件を超し、死亡者も10人に届こうとしています。
まだまだ暑さが続き、酷使したエアコンが故障する例が相次いでいます。
荒川区のような「支給」はいまだ実現していませんが、いざという時の制度が改善されました。
命をまもるため、ぜひお気軽に利用してください。
まだ、生活保護受給者や低年金者など最も困難な方々へのエアコン設置支援の道が閉ざされています。
しかし、本日の厚生委員会で、
社教の生活福祉資金が、エアコン設置のためなら7・8月は10日で決定すると改善されました。
(今までは1~2か月かかっています。)
また、9月も暑いので、7・8月同様10日で借りられるようにと求めたところ、検討すると回答しました。
ひきつづき改善をめざしがんばります。
【応急小口資金の貸付案内】
―エアコン購入の場合―
●貸付額: 10万円まで
●資格:住民票の世帯主・区内3か月以上居住・確実に返済できる収入があることなどの全てを満たしていること
●無利子
●窓口・問い合わせ先 区役所福祉部管理課 3880-5614(直通)