Naoの誰でもわかる!英語の話

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emailを書く、emailから学ぶ <No.1>

2012-08-31 | Weblog
emailを書く、emailから学ぶ <No.1>

It has been some time since I posted a blog last. Hope you are find and I thank you for your coming back to see my blog once in a while. Since I need to write a lot of emails these days on business, I have decided to discuss how to write emails and hopefully effectively as a means of smooth communication in writing.
ということで、この頃は仕事でemailをすることが極めて多いので、しばらくご無沙汰していたブログ再開の第一弾を、その書き方についてのお話しにすることにしました。日本にいると、映画やテレビドラマで英語を聞く機会は多いですが、実際に話す機会はなかなかないものですよね。でも、海外にいる人たちとメールする機会はあるかも。それが仕事だったり、FacebookやSkypeを使って友人を作り、メールのやり取りをするとか、だったりね。そこで、emailの書き方、そこからいろいろな英文を学ぼう!というのがこのシリーズの趣旨です。興味がある皆さんは読み進んでくださいね。

さて、まずはメールの書き出しから。日本語の手紙だと、「拝啓」「前略」とか?ちょっと堅い言い方ですけどね。それを英語で言うと…そう、みんな知っていて安全なのは、Dearですね。なので、僕に来るメールの多くの書き出しは、
Dear Naoki,
となるわけです。
しかし、親しくなると、
Hi, Naoki,
あるいは、
Hello, Naoki,
ともなります。でも全くの最初で、相手のことがわからない、だからフォーマルな方が安全、という場合は、
Dear Naoki Nishimura,
となります。特に僕の名前は女性の名前と思われる場合があり(何度かありました(苦笑い))、性別がわからない場合は、Mr.とかMs.とかをつけない方が安全なので、フルネームで書くことになります。日本語ではある特定の人のことを言う場合は、少なくとも「さん」とかつけますよね。「何もつけなくてだいじょうぶ?」と思われるかも知れませんが、英語では大丈夫です。性別がわかっている場合は、Mr.とかMs.をつける場合もありますが、これはかなり堅い言い方になりますので、仕事上のお客さんとか、取引先の人とかに使う場合はあるでしょうが、通常はあまり使いません。最初はそう言っておいて、後でファーストネームになるというのが一般的なパターンですね。

さて、最初の呼びかけはそれでいいとして、次はメールの書き出しです。普通日本語で手紙を書く時は何から始めますか?「お元気ですか」「お久しぶりです。お元気でしょうか」とかですよね。では、それを英語でどう言うのか?口頭だと以下のように言いますね。代表的なものを挙げてみましょう。
How are you?
How are you doing?
How’s it going?
How are things?
How are things going?
How have you been?
How do you feel?
ちょっと変わった言い方だと、
How’s life treating you?

とかですね(え?これだけでも勉強になった?(笑))。Emailは手紙よりもinformalなものなので、何と言ってもいいようものですが、でも、口頭ではないので、ある程度の形っていうのがあります。特に仕事関係の人たちとのメール交換には、親しい書き方ではあるものの、それなりに丁寧な、適切な書き方というものがあります。

しかし、今回は、その言い方に入る前の段階の、挨拶の言葉について話したいと思います(すみません…)。言うならば、「~(から)ご挨拶いたします」みたいな感じの切り出しになるんですが、あ、これ、日本語になりにくいです(冷汗)。つまり、以下のような文章です。

Greetings from Miyazaki!(宮崎からこんにんちは!)


いや、これ、本当に使ってるんですよ(笑)。このパターンで僕に来たメールを幾つか紹介しましょう。

■Greetings from Southern California, where we are in the second week of a heat wave, not our favorite weather.
■Greetings once again from a lovely, sunny Dunedin!

上の文は、見ての通りアメリカの方から来たメールで、下はニュージーランドのデニーデンにある大学の方からのメールです。このパターンでは、天候と挨拶を一緒にしていますよね。こんな言い方をすると書いている側の様子が伝わるので、受け取った側に親近感が湧いて、いいですよね。Greetings from~だけよりもね。僕もよくこのパターンを使います。場所を言った後に関係副詞のwhere(そこで)を使って、その後に「何が起こっているのか」の説明文を入れます。もちろん、場所の何らかの様子を加えるわけですから、以下のような言い方でも、もちろんいいですよ。

■Greetings from Miyazaki suffering from a series of typhoons.
■Greetings from Miyazaki with lots of rain these days.

つまり、以下のようなパターンになりますね。
★Greetings from+場所(名詞)+where+文
★★Greetings from+場所(名詞)+前置詞句
★★★Greetings from+場所(名詞)+分詞(現在分詞、過去分詞)

さて、ニュージーランドの方からのメールで気づいたこと、他にありません?そう、場所の前にaが使われていたことですよね。もう一度見てもらうと、

■Greetings once again from a lovely, sunny Dunedin!

Greetings fromのバターンはいいとして、その後の場所の説明に、a lovely, sunny Dunedinと、a を使って、その後形容詞を入れて場所の様子を説明しています。そのような言い方もオーケーというわけです。通常は、都市の名前(固有名詞)は数えられませんから、I live in a Miyazaki.とか言ったらだめですよね。でもこのメールの場合は、都市(場所)の様子の説明をしたくて形容詞を入れることから、その句全体が名詞句になるので、名詞句の構造規則から、aが必要になるわけです。このことは、だいぶ前に英文の構造の説明をした時に書きましたが、以下にもう一度書きますね。

名詞句=Det(ermine)(限定詞)+N(oun)(名詞)=Det+N

名詞は、原則としてDet(ermine)(限定詞)無しでは存在できない。つまり、常に名詞句として存在する。それが「普通」だと思ってくださいね。ということは、Det(ermine)(限定詞)がない方が「普通ではない」わけです。そして、「普通ではない」けど正しい(文法的である)場合にはそれなりの理由がある。名詞を修飾する形容詞が入っている場合は、それが入ることによって「句」(一語以上で構成される意味の固まり)を形成するので、その頭には、必ず句を形成する上で必要な、Det (限定詞)が必要になるわけです。ですから、以下の文は非文法的(*)になります。

*Greetings from lovely, sunny Dunedin!

あ、なんか難しい話になりましたね(汗)。上記の理由から、僕が以下のような挨拶文を書いてもオーケーというわけです。

■Greetings from a rainy and humid Miyazaki.

ということで、「emailを書く、emailから学ぶ」の第一回目は、メールの最初に来る挨拶文の話をしました。Greetings from~ですね。実はこのパターン、Greetingsの代わりにHelloを使っても構いません。Greetings fromのくだけた言い方として理解してください。以下が、僕が実際にもらったメールです。

■Hello again from a sunny, but rather cool, Dunedin.
■Hello again from the 'Deep South'!

どうですか、まずはメールの書き出しは大丈夫ですよね。でも、久しぶりに書いたブログ、ちょっと細かい話になったかな~?(冷汗)emailの話、まだまだ続きますので、よかったらまた来てくださいね。
I thank you immensely for your reading through this story. It has been very hot these days, so please take good care of yourselves, guys. See you soon! Nao, from a very warm Miyazaki