Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

コミュニケーションの鍵は相手への興味

2021-11-29 | Weblog
ぶっつけ本番で話しました。日頃から心がけていることを、お題が与えられたので、いい機会と思い、話しました。少しでも皆さんの役に立てばうれしいです。…が、役に立たなければすみません。先に謝っておきますね。では、よかったら聴いてください。コミュニケーションの鍵、英語での会話でも同じように大事です!

コミュニケーションの鍵は相手への興味 | NAOKI (大学人)「Naoの聴けば得する!英語ラボ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

音声放送チャンネル「NAOKI (大学人)」の「コミュニケーションの鍵は相手への興味(2021年11月27日放送)」。Voicy - 音声プ...

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(Voicy)知っておきたいこの単語・表現!#1 Shy

2021-11-09 | Weblog
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知っておきたいこの単語・表現!#1 Shy | NAOKI (大学人)「Naoの聴けば身につく!英語ラボ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

音声放送チャンネル「NAOKI (大学人)」の「知っておきたいこの単語・表現!#1 Shy(2021年11月9日放送)」。Voicy - 音...

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(Voicy連携)知っておきたいこの単語・表現!#1 Shy

2021-11-09 | 英会話
Hello, everyone!

今回も今日Voicyで放送を開始したばかりのお話の原稿をここにあげさせていただきます。実はこの話は、しばらく前にブログにあげたものですので、既に読んだくださった皆さんには大変申し訳ないのですが…。どうかご勘弁を!再度読んでいただいて、そして音声で聴いていただくと、より記憶に残るのでよろしいかと。まだ読んでいらっしゃらない皆さんは、どうか、Happy reading!


#1: Shyは、「人見知り」じゃないの?

今回は私たちにとって、そんな意味があるの!?と思うような、よく知っている単語の意外な意味について、お話したいと思います。その第1回の単語は、shyです。

Shyという言葉を聴くと、誰しも、もちろん私もですが、人見知り、とか、内気な、とか、おとなしい、とかいう意味がすぐに頭に浮かびますよね。うちの大学では、学生を海外に派遣するプログラムがあるんですが、滞在先は、ホストファミリーになります。そのため、学生には自己紹介を用意させるんけど、その時学生はよく私にこう言います「私は人見知りするほうなので…、最初はすごくおとなしいと思われるかも知れませんけど、本当は明るく、社交的なんです〜…で、先生、これ、英語でどう言えばいいですか?」、ん〜またか〜と思いつつ、「じゃあ、I am shy, but…とか、I may look shy first, but…」とかで始める?」と言います。それだけ、私たちにとってのshyは、シャイ、とカタカナ英語として日本語になるくらいに、その意味が頭に固定しています、よね。一応例文を挙げます。

She showed a shy smile.
(彼女は、はにかんだ微笑みを見せた。)
She showed a shy smile.

Most children feel shy when interacting with strangers.
(多くの子供たちは、見知らぬ人とかかわる時には引っ込み思案になるものだ。)
Most children feel shy when interacting with strangers.

最後に、
Don’t be shy of telling me the truth.
(ためらわずに私に本当のことを言ってください!)
Don’t be shy of telling me the truth.

では、それほどまでに、シャイのイメージを強く持っている私たちが、これから言う言葉を聴いたら、さて、どう思うでしょう?よく聴いて、ここでのshyの意味を考えてみてください。

Number 1. I’m shy (of) 500 yen. I’m shy (of) 500 yen.
Number 2. We are still 1 million yen shy of the target figure. We are still 1 million yen shy of the target figure.
Number 3. I’m shy of money. I’m shy of money.
最後は、ちょっと時事英語系の文章です。
Number 4. According to CNN projections, Joe Biden now stands at 264 votes, six shy of the 270 votes to win presidency. According to CNN projections, Joe Biden now stands at 264 votes, six shy of the 270 votes to win presidency.

どうでしょう?shy 、あるいは、shy of、の意外な意味、使い方、わかっていただけたでしょうか?ではその意味について、詳しく説明します。

ロングマン英英辞典には、be shyあるいは、be shy of something、について、このような説明があります。

Especially American English to have less than a particular amount of something.
Especially American English to have less than a particular amount of something.
「特にアメリカ英語で、何かを特定の分量持っていないこと。」という意味です。

つまり、「人が、ある数量、足りない」、または、「誰々、あるいは、何々は、〜に対して、ある数や量が足りない」といった意味になります。え?わかりにくい?ですよね〜。では、先ほど挙げた例文をもう一度言います。そして、その日本語訳を言いますので、確認してみてください。

では、Number 1. I’m shy 500 yen.あるいは、I’m shy of 500 yen.
これの意味は、というと〜そう、「僕は500円足りないな〜」という意味になります。
I’m shy 500 yen.

では、Number 2. We are still 1 million yen shy of the target figure. We are still 1 million yen shy of the target figure.
これは、どうでしょう?この意味は、「私たちは、目標の金額にまだ100万円足りていない。」という意味になります。
We are still 1 million yen shy of the target figure.

Number 3. I’m shy of money. I’m shy of money.
これはもうわかりますよね。「お金が足りない!」ということですね。
I’m shy of money.

では、最後の文章です。
Number 4. According to CNN projections, Joe Biden now stands at 264 votes, six shy of the 270 votes to win presidency.
According to CNN projections, Joe Biden now stands at 264 votes, six shy of the 270 votes to win presidency.
この意味は、「CNNの予測によると、ジョー・バイデンは現在のところ264票を獲得しているが、大統領選挙に勝つためには、あと6票足りないとのことである。」という意味です。
According to CNN projections, Joe Biden now stands at 264 votes, six shy of the 270 votes to win presidency.

どうでしょう?これでshyの思いがけない意味、その使い方、わかっていただけたでしょうか?

この、シャイ(shy)の、私たちにとって意外な意味は、他の言葉で言うと、lack or short(欠けている、足りない)となります。ただ、このshyの使い方には、ちょっと注意が必要です。それは、2つのパターンがあるからです。

1つは、[誰々あるいは、何々が、が先に来て、その後にshy of、そして、その後に数量が来るパターンです。その例は、I’m shy of 500 yen です。そして、もう一つは、[先に数量が来て、その後にshy ofが来て、それが何に対してかというパターンです。その例が、 six shy of the 270 votes to win presidency. となります。ニュースでは、どちらかというと後者の使い方がよく聴かれます。

でも、どうして同じ単語であるshyが、「人見知り」的な意味と、「足りない」「欠けている」という一見かなり異なった意味を持つのか…。私なりに考えてみました。shyは、そもそも「何かが欠けている、足りない」という意味を持っていて、それが人の性格とか態度に関して使われると、「他人と繋がるための前向きな気持ち、積極性が足りない」という意味合いを持って、一般的に「人見知りする、内気である、おとなしい、引っ込み思案」といった意味になる。そして、shyが物理的なものに言及する時には、そのもともと持っている「何かが欠けている、足りない」といった意味がそのままストレートに現れる、ということではないかというのが私の結論です。実は、語源もちょっと調べてみましたが…わかりませんでしたので、とりあえずは、私のこの解釈で、shyの2つの意味を覚えてもらえたらと思います。

では今回は、「人見知り」的な意味が一般的に知れわたっている中、「不足」という意味を持つ、shyという単語の意外な意味についてのお話をいたしました。知っていれば、必ず役に立つと思います。皆さん!Don’t be shy of using “shy” to mean “lack” or “short” when you find the right time to use it.

では今回はこのへんで。Naokiでした。






<Voicy>英語を習得するためにしなければならないこと

2021-11-04 | Weblog
「英語を習得するためにしなければならないこと」の記事はいかがでしたか?文字で読んでいただいた後は、今度は音声で聴いていただければと思います。時間があるときにでも聴いていただければ幸いです。以下をクリックすればVoicyに行きます。Happy listening! Nao
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英語を[習得する]ためにしなければならないこと | NAOKI (大学人)「Naoの聴けば身につく!英語ラボ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

音声放送チャンネル「NAOKI (大学人)」の「英語を[習得する]ためにしなければならないこと(2021年10月29日放送)」。Voicy ...

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<Voicy連携>英語を習得するためにしなければならないこと(後半)

2021-11-03 | 英語の学習
英語を日常のバックグラウンド言語にすること!(Part 2)

「でも、私たちはみんな日本にいるわけで…英語の環境なんてないよな〜」…と言いたいところですが、現代社会はいろいろなメディアにあふれていますよね。ですから、その気になれば、自分の脳を「英語の環境」に置くことは容易にできます。問題は、今自分のいる環境で、手に入れることができる、アクセスできるメディアにはどんなものがあるのか、自分にとってどのメディアが合っているのか、そして、一番大事なことは、そのメディアに毎日継続的にアクセスして、自分の日常生活を、できれば、日本語のインプットよりも英語のインプットの方が多い日常生活に変えようという強い意志力があるかどうかが、英語力を高める重要な要素になります。

私たちは日本に住んでいるわけですから、意識しなければ日本語のインプットしかありません。英語を一所懸命勉強しているという人が「私は一日3時間勉強しています」と言えば、「へ〜頑張っているんだ〜」と思うかも知れません。ですが、朝6時半に起きて夜11時半に寝るとした場合、一日17時間のうちの3時間しか脳は英語に触れていません。そんな環境で、脳が自発的に英語を習得するでしょうか?私たちが日本語を理解し、話せるようになるために、どれだけの時間、日本語を聴いたことでしょう。英語を習得したかったら、ともかく、脳が英語をインプットする量を増やすことです。その量、また、その質によって、脳が習得していく量あるいは、質が異なります。つまり、英語力の差がそれによって変わるというわけです。

具体的に言うと、仕事の時間を除いて、朝起きて仕事に行くまで、そして、仕事から帰ってきて寝るまで、英語がバックグラウンドにずっと流れている環境を作ります。バックグラウンドの英語は、英語ニュースやドラマなどを使います。私は、家にいるときは、毎日CNNを光テレビで観ています。スマートフォンのアプリもいろいろありますよね。私が今入れているのは、NBC、ABC、CBS、BBC、NPR(National Public Radio)などです。もちろん、全部聴いているわけではありませんが…。NPRは、音だけで、知的で落ち着いたニュースが多いので、一度聞いてもらえばと思います。どれか、なんでもいいので選んで、英語を毎日聞く習慣を身に付けるが大事です。ただし、何を言っているのか、その意味を必死で理解しようとする必要はありません。あくまでバックグラウンドの英語として、わかればわかったでいいし、分からなくても気にしなくていいです。英語を聴いている脳は、英語を無意識に処理していますので、放っておきましょう。もちろん、気になった単語や表現があった時は、メモしておけばいいですけどね。

日中、どこかで英語を見る、読む時間があれば、それはないよりもいいです。そして、夕食後、寝る前に、しっかり勉強する時間を持つことです。そこで、脳が英語を無意識に処理する際に必要となる情報や規則を得ていきます。寝る前に勉強した方がいいのは、寝る前に得た情報は、寝ている間に脳で処理されて記憶に残っていくからです。勉強する時間としては、寝る前が効果的と言われます。何を勉強するかは、一人一人の英語を習得する目的によります。英字新聞を読む、好きな雑誌を読む、文法書を読む、TOEICの問題を解く。基本、何でもいいです。ただ、意識的にしっかり勉強するわけですから、辞書や文法書なども必要に応じて活用してください。

このように、英語習得に必要な規則、情報、単語や表現を意識的に勉強(learn)して、その後、英語を、脳が習得(acquire)する環境下に置くことによって、英語力を日本語力に近い状態にもっていくことが「可能」となります。もう少し分かりやすく言うと、勉強するだけ勉強したら、あとは、そこで得た情報を脳が処理するための環境と時間を意識的に作ればいい、ということになります。

これが、「習得(acquisition)を意識して英語を学ぶ」、言い換えると、「意識的な学び」を「自然な習得」に繋げる方法ということになります。でうでしょう、分かっていただけたでしょうか?」

ということで、今回は、英語を習得するために私たちがすべきことについての話でした。皆さんの充実した英語学習の一助になれば幸いです。では次回の記事まで…Please take good care and enjoy your life! Nao


<Voicy連携>英語を習得するためにしなければならないこと(前半)

2021-11-02 | 英語の学習
英語を日常のバックグラウンド言語にすること!(Part 1)

しばらく前に、私がVoicyというインターネットラジオ局でチャンネルを持ったことをご報告しました。そこの第1回の放送で、「習得を意識して英語を学ぶ」ことが大事、という話をしたのですが、実は先日、その続編として、習得を意識して学ぶとはどういうことなのか、言い換えると、英語を習得するために私たちは何をすべきなのかについて話をしました。私の英語習得理論を結構コンパクトにまとめましたので、せっかくですから、このブログを読んでくださっている皆さんにもその話を紹介したいと思い、その原稿を記載することにしました。私が話した内容とほぼ同じです。読んでいただければ幸いです。少し長いかなと思い、Part 1と Part 2に分けました。Part 2は明日掲載する予定です。最後にVoicyのリンクも入れておきますので、音声でも聴いてみたいと思われたら、是非一度、Voicyのチャンネルにもお越しください。では、以下が放送された内容の原稿(Part 1)です。I hope you will find it interesting.

「習得を意識して英語を学ぶ、とは、英語を意識的に学びながら、常にその学んだものが自分の自然な言語能力として身につくよう努力をする、という意味です。ここで重要なのが、誰が努力するのか、ということです。意識的に学ぶと言う行動は、自分でやるか、やらないかですから、自分の努力次第となります。では、自然な習得はというと、それは脳が行うもので、自分が意識してできるものではありません。脳に入ってくる情報、これをインプットと呼びますが、そのインプットを処理して、体系化して、入ってきた新しいインプットを理解する、また、そこから、自分の言いたいことが頭に浮かんだら、それを自然に言葉にして発話する。これらは私たちの脳がすることで、また、そのようなことは、基本、ほぼ無意識に行われます。つまり、英語を学ぶという行為をするのは、自分自身。そして、それを習得するのは、自分の脳、ということになります。

人が言葉を習得する際の脳内プロセスは、基本、第一言語も第二言語も同じです。脳が言語インプットを受入る、それを分析して、その意味や規則を見いだすという学習を行う。そして、1つの言語体系を作り上げるわけです。ただ、第一言語と第二言語の習得における大きな違いは、その学習の担い手にあります。第一言語の場合は、学習は、私たちの脳が勝手にしてくれたのであって、私たちは無意識のうちに日本語の複雑な文章構造や文法をマスターしました。しかし、第二言語の場合は、その学習は、自分たちの意思で、意識的に行なわなればならないということです。

では、その後の言語体系の構築はというと、それはどちらも脳が自発的に行います。つまり、学習については、無意識に行われる、意識的に行う、の違いがありますが、言語を身につける、習得することにおいては何の違いもなく、脳が私たちの意思とは関係ないところで行うことになります。ということは、私たちが第二言語としての英語をマスターする際に必要なことは、まずは意識的に勉強する、学習すること、そして、そこで得た多くのインプットを脳に習得させるようにすること、となります。

では、脳に英語を習得させるようにするためにはどうしたらいいのか?基本的には、私たちが日本語を習得してきた時にやっていたことをやればいい…それは、脳に、英語が日本語と同様、「生きるために必要な言葉」、もっと簡単に言うと、日常の言葉と思わせるようにすればいいのです。ちなみに、ヒトという種は、「生存に必要なもの」として、そのDNAに言語の遺伝子を持って生まれてきたと言われています。「生存に必要なもの」である言語だから、遺伝子は自然に脳のいろいろな機能を活性化させて、その結果、日本語の言語体系を脳内に構築しました。

では、英語はというと?私たちにとって、「生存に必要…」じゃないですよね。だから、もともと持っている言語の遺伝子はそう簡単には動いてくれない。では、脳が、英語を日常の言葉と認識するためには、何が必要でしょう?それは、「英語の環境」です。ヒトは言語を習得するにあたって、その言語が話されている、聞ける環境にいたからこそ、その言葉を身につけることができました。ですから、英語を習得するための絶対条件は、英語の環境に、「身」を置く、ではなく、性格に言うと、「脳」を置く、ことです。
(End of Part 1)