いい言葉17)"
Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts." (by Winston Churchill)
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。-ウィンストン・チャーチル)
☆ Memorize the「いい言葉」!!!☆
西洋史を習った人たちは-ま、読者の皆さん全てでしょうが、中・高校時代に-、その名前を一度は覚えたこととは思いますが、今回は第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めた、ウィンストン・チャーチル(1874-1965)の言葉をとり上げることにしました。亡くなったのが1965年と知って、あ、僕の小学校時代にはまだ生きてたんだ~、ということを知り、ちょっとショック(苦笑)。こんな有名な政治家が僕の時代に生きていたということは、僕もそれなりに年を重ねているわけで…「いやいや、まだまだこれからだ!」と、自分を鼓舞しての新しい記事ですので、どうかおつきあいのほどを(ペコリ)。
ウィンストン・チャーチルは、日本との関わり合いとしては、第二次世界大戦の終結に関わるヤルタ会談(Yalta Conference)、日本軍の無条件降伏を求めるポツダム宣言(The Potsdam Declaration)を出したポツダム会談(Potsdam Conference)に英国首相として参加したことで有名な政治家ですが、それまでの政治的活動も世界の歴史を動かす上で重要なものでした(いい意味でも、悪い意味でも)。その一方、従軍記者として、また、民間の新聞(モーニングポスト)の派遣記者としてジャーナリストとしても活躍した経験を持ち、その文才は多くの著書(ノンフィクション)にも現れ、ノンフィクション作家として、1953年にはノーベル文学賞も受賞しています。
話しはちょっとずれますが、その経歴からは想像しにくいですが、チャーチルは、実は若い頃は勉強が大の苦手で、軍の士官学校に入れたのも、親の助け、七光りがあってのことらしいです。とは言っても、その後は好きな分野の勉強に没頭し、徐々にその才覚を現し、軍人から政治家に転身。そして、遂には歴史の教科書に載るような人物になったわけですから、まあ、たいしたものですよね。皆さん、私たちも自分の潜在能力を信じて、自分の信じることに向かって、自分を決してあきらめることなく日々努力すれば、きっとその生涯を悔いの無いものにすることができると思いますよ。お互い頑張りましょう!あ?英語の話しでしたよね。失礼をば…。
そんな文才とその政治家としての豊富な体験から、チャーチルは数多くの名言を残しています。今回は始めてそのうちの一つを取り上げました。「え?それが何だったか、もう忘れた」ですって。でしょうね~前振りが長過ぎましたからね(冷汗)。では再度。以下がその名言です。
Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。)
若い頃勉強が出来ず士官学校になかなか入れなかったり、議員選挙に負けたり、また、政治的荒波に浮沈を繰り返してきたチャーチル ならではの言葉かも知れませんね、これは。英語的には難しいものではありません。単語さえわかれば前半の文は問題ありませんよね。ただ、successとfailureに冠詞(限定詞)がついていないことはちょっと注意しておきましょう。抽象的概念を言っているので、その前にはaもtheも付いていないってことですね。問題は:(コロン)の後の文です。あ、コロンはですね、後に来る文が前の文を受けての文であり、その意味が前の文があってこそ意味を持つような時に、その文を前の文と切り離して別の文にしないことで、その意味の密接な関連性を表したいときに使うもの、と思ってください。ん?ややこしい?…なら~今日は忘れてもらってもいいですよ(笑)。
it is the courage to continue that counts
この文型は、そう、it is ~(something) thatという構文ですね。つまり、強調構文ですね。(something)のところは名詞句((限定詞)と名詞で出来た句(集まり))になります。ですから、この場合は[the courage to continue](続けるための勇気)がそれに当たります。この文章、もともと(basic structure/深層構造)は以下になります。
Basic Structure: [the courage to continue](主語) counts(主動詞)
(続ける勇気(the courage to continue)が大事である(counts))
カウント(count)という動詞は、我々日本人には、なかなかわかりにくい、使いにくい単語ですね。僕の覚え方は、カウント、なんだから、「数える」、「意味があるものとして「数える」」ので、その数えられるもの(主語)は「意味がある」、なので、count=大事である、というものです。「大事なもの(主語の名詞句)がカウントされる」くらいの感じで覚えるといいと思いますよ。そして、その文を強調構文にする(強調構文の型に入れる)ことになります。
(itを使った強調構文)「it is ~(something= 名詞句)that(関係代名詞)~」
ここに強調したいもの(名詞句)を入れます。
it is [the courage to continue]
そして、それがどういうものなのかを表す内容を、thatという関係代名詞を使って表すことになります。この場合は、thatは主語の[the courage to continue]の代わりに主語として機能するので、主格の関係代名詞ということになり、その後にそのまま動詞が付きます。
it is [the courage to continue] that [counts]
(大切なのは、続ける勇気だ)
強調構文で使われるthatは、この場合は主格(主語の名詞句の代わりになる)ですが、もちろん、目的格(目的語としての名詞句の代わりとなる)場合もありますよね。例えば以下のように。
It is the book (that) I have been looking for.
(それが僕が探していた本だよ/僕が探していた本はそれさ。)
It is Jenny that I loved.
(僕が愛していたのはジェニーだよ/ジェニーこそ僕が愛していた人なんだ。)
なので、今回の文も以下のような文に言い換えることもできます。
It is the courage to continue that we need the most.
(続ける勇気こそ、我々が最も必要とするものである。)
ということで、今回は、文としてはそれほど難しいものではありませんでしたが、チャーチルのことを再度勉強する(思い出す)機会とともに、彼の「いい言葉」を覚えてもらい、それを念頭に置いてこれからの人生を生きる、また、英語の勉強を続けてもらいたいとの願いのもと、「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。」という言葉を取り上げました。え?その英語、もう忘れちゃった…ってですか?困ったな~…では最後にもう一度、今回の言葉を見て、読んで、そして覚えてください!では、どうぞ!
Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。)
ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)の「いい言葉」でした。では、次回まで…See you, guys! Thank you for your stopping by my blog! I love you all! naoki
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。-ウィンストン・チャーチル)
☆ Memorize the「いい言葉」!!!☆
西洋史を習った人たちは-ま、読者の皆さん全てでしょうが、中・高校時代に-、その名前を一度は覚えたこととは思いますが、今回は第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めた、ウィンストン・チャーチル(1874-1965)の言葉をとり上げることにしました。亡くなったのが1965年と知って、あ、僕の小学校時代にはまだ生きてたんだ~、ということを知り、ちょっとショック(苦笑)。こんな有名な政治家が僕の時代に生きていたということは、僕もそれなりに年を重ねているわけで…「いやいや、まだまだこれからだ!」と、自分を鼓舞しての新しい記事ですので、どうかおつきあいのほどを(ペコリ)。
ウィンストン・チャーチルは、日本との関わり合いとしては、第二次世界大戦の終結に関わるヤルタ会談(Yalta Conference)、日本軍の無条件降伏を求めるポツダム宣言(The Potsdam Declaration)を出したポツダム会談(Potsdam Conference)に英国首相として参加したことで有名な政治家ですが、それまでの政治的活動も世界の歴史を動かす上で重要なものでした(いい意味でも、悪い意味でも)。その一方、従軍記者として、また、民間の新聞(モーニングポスト)の派遣記者としてジャーナリストとしても活躍した経験を持ち、その文才は多くの著書(ノンフィクション)にも現れ、ノンフィクション作家として、1953年にはノーベル文学賞も受賞しています。
話しはちょっとずれますが、その経歴からは想像しにくいですが、チャーチルは、実は若い頃は勉強が大の苦手で、軍の士官学校に入れたのも、親の助け、七光りがあってのことらしいです。とは言っても、その後は好きな分野の勉強に没頭し、徐々にその才覚を現し、軍人から政治家に転身。そして、遂には歴史の教科書に載るような人物になったわけですから、まあ、たいしたものですよね。皆さん、私たちも自分の潜在能力を信じて、自分の信じることに向かって、自分を決してあきらめることなく日々努力すれば、きっとその生涯を悔いの無いものにすることができると思いますよ。お互い頑張りましょう!あ?英語の話しでしたよね。失礼をば…。
そんな文才とその政治家としての豊富な体験から、チャーチルは数多くの名言を残しています。今回は始めてそのうちの一つを取り上げました。「え?それが何だったか、もう忘れた」ですって。でしょうね~前振りが長過ぎましたからね(冷汗)。では再度。以下がその名言です。
Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。)
若い頃勉強が出来ず士官学校になかなか入れなかったり、議員選挙に負けたり、また、政治的荒波に浮沈を繰り返してきたチャーチル ならではの言葉かも知れませんね、これは。英語的には難しいものではありません。単語さえわかれば前半の文は問題ありませんよね。ただ、successとfailureに冠詞(限定詞)がついていないことはちょっと注意しておきましょう。抽象的概念を言っているので、その前にはaもtheも付いていないってことですね。問題は:(コロン)の後の文です。あ、コロンはですね、後に来る文が前の文を受けての文であり、その意味が前の文があってこそ意味を持つような時に、その文を前の文と切り離して別の文にしないことで、その意味の密接な関連性を表したいときに使うもの、と思ってください。ん?ややこしい?…なら~今日は忘れてもらってもいいですよ(笑)。
it is the courage to continue that counts
この文型は、そう、it is ~(something) thatという構文ですね。つまり、強調構文ですね。(something)のところは名詞句((限定詞)と名詞で出来た句(集まり))になります。ですから、この場合は[the courage to continue](続けるための勇気)がそれに当たります。この文章、もともと(basic structure/深層構造)は以下になります。
Basic Structure: [the courage to continue](主語) counts(主動詞)
(続ける勇気(the courage to continue)が大事である(counts))
カウント(count)という動詞は、我々日本人には、なかなかわかりにくい、使いにくい単語ですね。僕の覚え方は、カウント、なんだから、「数える」、「意味があるものとして「数える」」ので、その数えられるもの(主語)は「意味がある」、なので、count=大事である、というものです。「大事なもの(主語の名詞句)がカウントされる」くらいの感じで覚えるといいと思いますよ。そして、その文を強調構文にする(強調構文の型に入れる)ことになります。
(itを使った強調構文)「it is ~(something= 名詞句)that(関係代名詞)~」
ここに強調したいもの(名詞句)を入れます。
it is [the courage to continue]
そして、それがどういうものなのかを表す内容を、thatという関係代名詞を使って表すことになります。この場合は、thatは主語の[the courage to continue]の代わりに主語として機能するので、主格の関係代名詞ということになり、その後にそのまま動詞が付きます。
it is [the courage to continue] that [counts]
(大切なのは、続ける勇気だ)
強調構文で使われるthatは、この場合は主格(主語の名詞句の代わりになる)ですが、もちろん、目的格(目的語としての名詞句の代わりとなる)場合もありますよね。例えば以下のように。
It is the book (that) I have been looking for.
(それが僕が探していた本だよ/僕が探していた本はそれさ。)
It is Jenny that I loved.
(僕が愛していたのはジェニーだよ/ジェニーこそ僕が愛していた人なんだ。)
なので、今回の文も以下のような文に言い換えることもできます。
It is the courage to continue that we need the most.
(続ける勇気こそ、我々が最も必要とするものである。)
ということで、今回は、文としてはそれほど難しいものではありませんでしたが、チャーチルのことを再度勉強する(思い出す)機会とともに、彼の「いい言葉」を覚えてもらい、それを念頭に置いてこれからの人生を生きる、また、英語の勉強を続けてもらいたいとの願いのもと、「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。」という言葉を取り上げました。え?その英語、もう忘れちゃった…ってですか?困ったな~…では最後にもう一度、今回の言葉を見て、読んで、そして覚えてください!では、どうぞ!
Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts.
(成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。)
ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)の「いい言葉」でした。では、次回まで…See you, guys! Thank you for your stopping by my blog! I love you all! naoki