お門(おかど)違い…なんか古い言い方…で、久しく聞いたことがないですよね〜。僕も使ったことはないかも…。意味は皆さんわかりますよね。基本、「間違っている」「そうじゃないよ」っていうことですね。でも、「お門違いだよ。」なんて、なかなかしゃれてません?はっきり間違っているっていうのは簡単だけど、それじゃあ身も蓋もない(みもふたもない)…あ、またまた、あんまり使わない表現使っちゃいました(失礼…(汗))。で、今回はそんな気持ちを英語ではどう言うのかについて考えます!とはいっても、今回書きたい表現はもう決まっているんですけどね。それは以下の表現です。
You are barking up the wrong tree.
「ん?…あなたは間違った木に向かって吠えている…ってこと?」はい、そうです。人間はあんまり吠えませんよね〜。「何吠えてるねん!」っていう、ちょっと怖い大阪弁はありますが…映画以外では聞きませんね。ということは、これは比喩表現であることはわかりますね。では、吠えているのは誰だ!というより、どんな動物なのか、すぐにわかりますね。そうです、猫です!…すみません、へたな冗談で…答えはもちらん、犬です!「な〜る…思った通り、犬が木に向かった吠えているってことか…」はい、おっしゃる通りです。では、何で犬が木に向かって吠えているのが、間違っているって意味になるのか、ですね。
実はむかし、人はアライグマ(racoon )狩りをしていたそうで、その時に使っていたのが犬だったそうです。夜行性のアライグマなので、夜に犬を使ってアライグマ探し。犬の臭覚はすごいですものね。でも、その猟犬の犬君もアライグマ君たちの逃げ足とその智恵に惑わさることもしばしば。ある木に登ったと思って吠えてはみたものの、実はその時アライグマ君はすでに別の木に飛び移って、いなかった。期待していた猟師はがっかり…なんだ、この木にいなかったんじゃないか、おいおい、吠える木が違ってるよ〜…はい、そこで出来た表現がこれというわけです。
You are barking up the wrong tree.
この表現が意味するのは、to have a wrong idea(間違った考えを持つこと)とか、to do something in a way that will not give you the information or result that you want(あなたが欲している情報や結果をもたらさないやり方で何かをしていること)、あるいは、to waste your efforts by pursuing the wrong path(間違ったやり方で事を運ぼうとして無駄な努力をすること)といった感じのものです。なので、端的な表現としては「お門違いだよ」でいいかなって思いました。ん?ちょっと時代劇っぽい?確かに…まあ、そんな気持ちがわいてきたら、この表現を使ってください。例文…ですか?ふむ…ではこんなのはいかがでしょう。
John: Naoki, you know that I am dating with Nancy. Right? Why are you asking her out?
(なおき、僕がナンシーと付き合っているのは知ってるよな。だろ?じゃあなんで彼女をデートに誘うわけ?)
Naoki: Me, asking her out? Come on. You are barking up the wrong tree, John. It is Steve who is asking her out.
(僕がナンシーを誘ってる?冗談じゃないよ。ジョン、それはまったくお門違いだよ。スティーブだよ、彼女を誘っているのは。)
まあ、誰がナンシーを誘おうがどうでもいい話なんですがね(笑)。といった感じで使います。基本、誰かがあなたを問い詰めてきた、質問してきた。でも、そのことについてあなたは何のことかわかない、「いやいや、ちょっと待ってよ〜何のことかわからない、僕には関係ないよ!」って気持ちがわいた時に使う言葉が今回の表現です。
You are barking up the wrong tree.
もちろん、そう言わなければその場を切り抜けられない時もあるかもしれませんから…そのために知っておくのもいいかも。(Sorry, John. I will have a date with Nancy next Sunday...)
ついでながら、この表現は刑事ドラマによく出てきます。刑事(detective)からアリバイを聞かれたりして、犯人扱いさせたと思った(本当に犯人かもしれませんが)者が使うわけです。ドラマや映画を観た時に出てきたら、あ、あれだ〜!と思ってくださいね(よろしく…)。
Then, I will see you, guys, in the next article. Have a good one! Naoki
You are barking up the wrong tree.
「ん?…あなたは間違った木に向かって吠えている…ってこと?」はい、そうです。人間はあんまり吠えませんよね〜。「何吠えてるねん!」っていう、ちょっと怖い大阪弁はありますが…映画以外では聞きませんね。ということは、これは比喩表現であることはわかりますね。では、吠えているのは誰だ!というより、どんな動物なのか、すぐにわかりますね。そうです、猫です!…すみません、へたな冗談で…答えはもちらん、犬です!「な〜る…思った通り、犬が木に向かった吠えているってことか…」はい、おっしゃる通りです。では、何で犬が木に向かって吠えているのが、間違っているって意味になるのか、ですね。
実はむかし、人はアライグマ(racoon )狩りをしていたそうで、その時に使っていたのが犬だったそうです。夜行性のアライグマなので、夜に犬を使ってアライグマ探し。犬の臭覚はすごいですものね。でも、その猟犬の犬君もアライグマ君たちの逃げ足とその智恵に惑わさることもしばしば。ある木に登ったと思って吠えてはみたものの、実はその時アライグマ君はすでに別の木に飛び移って、いなかった。期待していた猟師はがっかり…なんだ、この木にいなかったんじゃないか、おいおい、吠える木が違ってるよ〜…はい、そこで出来た表現がこれというわけです。
You are barking up the wrong tree.
この表現が意味するのは、to have a wrong idea(間違った考えを持つこと)とか、to do something in a way that will not give you the information or result that you want(あなたが欲している情報や結果をもたらさないやり方で何かをしていること)、あるいは、to waste your efforts by pursuing the wrong path(間違ったやり方で事を運ぼうとして無駄な努力をすること)といった感じのものです。なので、端的な表現としては「お門違いだよ」でいいかなって思いました。ん?ちょっと時代劇っぽい?確かに…まあ、そんな気持ちがわいてきたら、この表現を使ってください。例文…ですか?ふむ…ではこんなのはいかがでしょう。
John: Naoki, you know that I am dating with Nancy. Right? Why are you asking her out?
(なおき、僕がナンシーと付き合っているのは知ってるよな。だろ?じゃあなんで彼女をデートに誘うわけ?)
Naoki: Me, asking her out? Come on. You are barking up the wrong tree, John. It is Steve who is asking her out.
(僕がナンシーを誘ってる?冗談じゃないよ。ジョン、それはまったくお門違いだよ。スティーブだよ、彼女を誘っているのは。)
まあ、誰がナンシーを誘おうがどうでもいい話なんですがね(笑)。といった感じで使います。基本、誰かがあなたを問い詰めてきた、質問してきた。でも、そのことについてあなたは何のことかわかない、「いやいや、ちょっと待ってよ〜何のことかわからない、僕には関係ないよ!」って気持ちがわいた時に使う言葉が今回の表現です。
You are barking up the wrong tree.
もちろん、そう言わなければその場を切り抜けられない時もあるかもしれませんから…そのために知っておくのもいいかも。(Sorry, John. I will have a date with Nancy next Sunday...)
ついでながら、この表現は刑事ドラマによく出てきます。刑事(detective)からアリバイを聞かれたりして、犯人扱いさせたと思った(本当に犯人かもしれませんが)者が使うわけです。ドラマや映画を観た時に出てきたら、あ、あれだ〜!と思ってくださいね(よろしく…)。
Then, I will see you, guys, in the next article. Have a good one! Naoki