Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

ドラマ好きのとりとめのないおしゃべり

2022-04-17 | Weblog
いま[カルテット]をまた観ています。好きだった皆さん、いるでしょうか?

私は知り合いからカルテットはおもしろいと言われて、当時は一回だけ観て、ん〜違うかな〜て、それからはま観なかったんですが、その知り合いから言われて、2回目からを、だいぶ経ってからですけど、見始めました。そしたら、面白かったです。何が面白いかと言うと…セリフです。セリフが無駄があるようで無駄がない。一人ひとりの登場人物の個性がよく出てて非常に興味深かったです。また、言葉ひとつひとつが非常に含蓄があって、これは僕の好きなドラマだなって思いました。

僕は脚本にすごく興味を持っているというか、セリフがすごく気になるですけど、このドラマの脚本家が坂元裕二だと知りました。その後大豆田…タイトルなんでしたっけ?そのドラマも見ました。やはり同じようなセリフの連続でした。坂元裕二の作品でした。セリフってすごく大事ですよね。僕はドラマが好きで、セリフに無駄がない、あるいは登場人物の気持ちとかがよく表れているような、そうゆう脚本が好きです。さっきこのカルテットを見てて松たか子が言いました。[私は今死んでもいい位この時が好きなんです]って。人の幸福感というか、満足感、それをその何気ない言葉の中から感じました。とても良いセリフだなと思いました。今日は、ただこれだけです。また何か思うことがあれば、このブログに書きたいと思います。

英語とは全く関係がありません。すみません!でも、ドラマ好きの人間として何か一言おしゃべりしたいなと思って書いてしまいました。同じドラマ好きの人いたらとても嬉しく思います。ではまた…。直樹でした。

(Voicy連携)英文構造を理解する(第2回のパート2)

2022-04-09 | 英語の学習
■英文の基本構造とVP(動詞句)について(Part 2)

次に、「found a cake on the dining table」がこの文章の、いわゆる、「述語」の「動詞句」となります。文の中核の動詞、主動詞がfound、何を見つけたかを示す目的語と言われる名詞句がa cake、そして、ケーキをどこで見つけたかを表す言葉である、on the dining tableが、onという前置詞を先頭に、the dining tableという名詞句を伴って「前置詞句」を形成し、動詞の意味を補足することになります。前置詞句は、前置詞+名詞句で構成されるので、記号で言うと、PP=P+NPとなります。ということで、found a cake on the dining tableという「動詞句」は、[動詞+名詞句+前置詞句]で構成されることになります。VP=V+NP+PPですね。

すると、My sister found a cake on the dining table.という文章は、my sisterという主語の名詞句と、found a cake on the dining tableという動詞句で出来ている、ということになりあすから、文章全体は、大きくは、S=NP+VPであり、NPは(=)[Det+N]、VPは(=)、[V+NP+PP]で出来ているということになりますね。

これが英語を話す、書く際の基本的英文構造と覚えてください。頭で覚える時には、英文は、「誰が、あるいは、何が、どうする、何を、いつ、どこで、どのように」という順番で作るものと、ということを徹底して理解してほしいと思います。日本語の語順とは大きく異なるわけです。「誰が、あるいは、何が」が主語のNP、名詞句。「どうする」がV、主動詞。「何を」が、主動詞の目的語であるNP、名詞句。そして、「いつ、どこで」にあたるところが、主動詞を説明するPP、前置詞句、となるわけです。主動詞の内容を説明する時には、前置詞句だけでなく、to不定詞を使って、その理由などを説明する場合もあります。その場合は、その意味のかたまりは、副詞句と呼ばれますが、それも主動詞を補足するもの、主動詞にかかるものですので、動詞句という大きなユニット、かたまりの一部になります。to不定詞については、英文構造を理解する上で重要な要素となりますので、次回にでもお話したいと思います。

今回は英文を構成する二つ目の大きなかたまり、動詞句、VPのお話でした。英文の基本構造、その作り方、わかっていただけたでしょうか。正しい英文を書ける、話せる人たちは、当たり前に行っている作業ですが、この基本理解がしっかり出来ていないと、より複雑な文章を作る時、あるいは、理解する時には、頭が混乱してよくわからなくなるものです。適当に語を並べると、非文法的な英文を作ってしまいます。

次回は、この英文の基本構造で重要な役割を果たす、動詞についてお話をしたいと思います。一つの英文には一つの主動詞しかない。動詞があれば、必ずその主語がある。そのようなことをお話したいと思います。テクニカルな話ばかりで面白くないと思われる方も多いとは思いますが、英語を勉強する上で極めて重要なことですので、是非我慢してお付き合いいただけたら幸いです。では、今回はこのへんで…。Naokiでした。
(End of the Story)

(Voicy連携)英文構造を理解する(第2回のパート1)

2022-04-08 | 英語の学習
■英文の基本構造とVP(動詞句)について

前回、人は、頭の中で話そうと思う内容が浮かんだら、まずその深層構造・基本構造の文を作る。そして自分が言いたいことを正しく伝えるために必要な規則をそれに適用して、実際に表に出す構造、表層構造を作り、それを口に出す、あるいは、文章として書く。この一連の流れを明らかにしようとするのが、句構造文法であり、その理解は英文の読解力や作文能力の向上に役立つというお話をしました。そして、覚えてほしいこととして、「英文は、様々な意味のかたまり、「句」から構成されており、基本、一つの英文、センテンスは、その「主語となる名詞句」と、「主動詞が先頭に来る動詞句」の二つのかたまりで出来ていること。」を覚えてほしいと言いましたよね。そして、「主語となる名詞句」、Noun Phrase、NPについてのお話をしました。

今回は動詞句についてのお話です。動詞はVerbですので、動詞句は、英語ではVerb Phraseと言い、表記される時は、その頭文字を取って、VPとなります。このVP、動詞句は、動詞が目的語を取らない場合は、動詞のみで構成されますが、動詞が目的語を取る場合は「動詞+名詞句」となります。あ、目的語は「名詞」ではなく、「名詞句」と覚えてください。これを記号で書くと、VP=V+NPとなります。また、動詞が表す内容に、場所等の具体的情報などを入れたい場合には、その後に前置詞句などを付けることになります。ちなみに、「前置詞」とは「名詞(あるいは、名詞句)の「前に置く」言葉」と理解しましょう。ということは、前置詞のすぐ後には名詞、通常は名詞句が来ます。そして、「前置詞+名詞句」で一つの意味のかたまりとなる「前置詞句」を形成することになるわけです。ちなみに前置詞は、英語でPrepositionと言いますので、記号で表記する際はPとなり、前置詞句は、Prepositional Phraseと言いますので、記号で書くと、PPとなります。まとめると、前置詞を伴った、結構基本的な英文の動詞句は、「動詞+名詞句+前置詞句」となり、記号で書くと、VP=V+NP+PP、となります。

ここまでのまとめです。まず、英文の基本構造は、S=NP+VPですね。つまり、文は、名詞句と動詞句で出来ているということです。次にその中身を見ると、名詞句は、限定詞と名詞で出来ているので、NP=Det+Nとなります。この最初に来るNPが主語ですね。次に文の述語となる動詞句は、先ほど述べた通りで、目的語を取る場合は、動詞句=動詞+名詞句+前置詞句、であり、記号で書くと、VP=V+NP+PPとなります。もちろん、前置詞句がない場合もありますので、念のため。記号は理解するまでは複雑に感じますが、一度わかると、その方が全体像がわかりやすくなるので、是非覚えてほしいと思います。

では、ここで、一つの英文を例に取って説明をしたいと思います。これから言う文章を、直感的に意味のかたまりに分けてみてください。

My sister found a cake on the dining table.
もう一度言いますね。
My sister found a cake on the dining table.

どうでしょう?まずこの文章を、大きく、意味のあるかたまりで分けると…

[My sister]と「found a cake on the dining table」

となりますよね。最初の[my sister]については、[my]がなければ、[sister]だけでは誰のことかわからないので、[my sister]で一つ意味のかたまりとなることは問題ないですよね。名詞句は、「限定詞+名詞」、つまり、NP=Det+Nという構成規則がありますので、この場合、myがsisterの意味を限定する語、限定詞、determinerで、名詞がsister、それらの二つの語で主語の「名詞句」、NPが構成されます。語の順番を変えて、つまり、sister myと言えば、これは名詞句の構成規則に反するので、非文法的なものとなります。
(End of Part 1)