(お待たせしました。Part 2です。是非Part 1を読んでから、あるいは、再度読んでから、続けて以下を読んでください。お願いしま~す!)
「なるほど~「手術が成功する可能性はあるんですか?」って言うような場合の「可能性」には、the chancesを使えばいいんだ。了解!」…いえいえ、それで終わりではないんですよね、これが(苦笑)。アメリカドラマによく出て来る病院の一シーン。手術をするかどうかの判断を迫られた患者の家族(Jane)が病室にいる母親を一瞥(いちべつ=ちらりと見ること)して、担当医(Dr. House)に聞きます。
Jane: What are the chances of success?
(成功する見込みはどれくらいですか?)
Dr. House: The odds are small. But, the chances of survival without surgery are none.
(その可能性は低い。しかし、手術をしなければ、生存の可能性はゼロだ。)
ということで、今度はchancesと同じ意味を持つ言葉、odds(オッズ)という言葉が出てきました。同義語(synonym/シィノニム)です。同じsynonymとしては、percentageもあります。oddsという言葉は、何か二つのものを量的、あるいは数的に比較した際にみられるその差異の大きさのことをいいます。また、優位性の違い、あるいは、何かが起こる可能性と起こらない可能性の違い、つまり、確率の違いに言及する時に使われます。以下をご覧ください。
The odds are the chances that something will happen. If you flip a coin, the odds are 50-50 you’ll get heads. (from Vocabulary.com)
(オッズとは、何かが起こる可能性のことを言います。硬貨を投げれば、確率(オッズ)としては、50-50で表が出ます。)
どうでしょう?oddsとchancesの関係、わかってもらえたでしょうか。oddsには「(~が勝つ、負ける、~が起こる、あるいは起こらない)見込み(確率)」という意味があり、chancesの同義語となるわけです。ただ、その二つの言葉にはちょっとした違いがあります。chancesにはchanceという同じ概念(意味)を持った単数形がありますが、odds(オッズ)にはありません。
「ん?確かodd(オッド)という単語があったような?」はい、あります。しかし、その意味は、unusual、strange、extraordinaryのように、「奇妙な、普通でない」に類する意味を持った形容詞形で、その名詞もあるにはありますが、その意味は「半端なもの、残り物」といった意味で、めったに使われることはなく、ましてや、可能性を示唆するような意味は全くありせん。ですから、oddとoddsは、形の上では繋がっているように見えますが(単数形とその複数形)、その語幹は違っていると思われます(いろいろ調べましたが)。ちなみに、oddsは、その形(複数形)から、それを受ける動詞(be動詞)も複数形のareとなります。以下がoddsを使った例文です。chancesと同じように、口語では、最初に「まず見込みとしては(可能性が高いのは)」という切り出し方をして(the odds are)、その後にthatを使って、その内容を文で伝えることが多いことを理解してください。It is likely that~と言い換えることもできます。
The odds are (It is likely) that it will rain tomorrow.
(まず明日は雨が降る可能性が高いね。)
I am afraid the odds are against his winning the nomination.
(残念ながら、彼が指名を勝ち取る可能性は低いね。)
ということで、「可能性/見込みはどれくらい?」と言いたい時の「可能性/見込み」には、chancesとoddsが使われること、また、それらは会話の中で混在しても不自然でないことがわかってもらえたと思いますが、最後に付け加えたいのは、その「可能性/見込み」が「低い」あるいは「高い」と言いたい時に使う言葉は何かということです。え?もう前に出て来たけど、ってですか?確かに。前述した例文では、「低い」にはsmallを使っていましたよね。日本語でも「可能性は大きい、小さい」って言いますよね。その感覚です。かなり低い場合は、very smallとか、slimという単語も使えます。では、その反対の「高い」の場合は?smallの反対語で言えば、bigは使えなくはないですが、ちょっと大げさな感があるので、口語的には、goodとかgreat等の感情的表現を使う方が一般的です。
「そっか。じゃあ、highとかlowは使えないんだ。わかった。」え?いえいえ、それが~使えるんですよね~実は。(The)Chances are highとか、lowという言い方もあります。「じゃあ、どれを使えばいいの?」いい質問ですね(冷汗)。僕の調査によると、確かにhighもlowも文法的だし、文章の中でちゃんと使われています。ですが、ドラマや映画の中で見る限りでは、前のドラマの一シーンにもあったように、smallとか、あるいは、pretty goodとが使われているのは何度も見ていますが、highやlowが使われていたのを見たことはないような気がします。まあ、あまり一般的な使い方ではないのかな、と思います。その理由としては、日常会話の中では特に数字とか客観的事実に基づいてというよりは、個人的、情緒的な判断で「見込み」(probability)を言うので、そのような言い方の方がしっくりくるからではないかなと考える次第です。もちろん、あくまで僕の見方ですので,念のため。
ということで、長くなりましたが、今回は、「~が起こる可能性(確率)はどのくらい?」という気持ちを英語ではどう言うのか、についてお話しました。基本的には、chances(あるいはchance)とoddsを使って文章を作ればいいというのが結論です。最後に幾つかの日本文を英語に訳してみましょう。こんな感じでいいかな。
1)次の日韓戦、どれくらいの確率で日本が勝つと思う?
What do you think are the chances of Japan’s winning the next game against Korea?
2)今から頑張れば、試験に受かる可能性ありますかね~?
If I work hard from now, is there any chance for me to pass the test?
3)アイスキャンディーで当たりが出る確率はどれくらいかな?
What are the odds of getting a winning popsicle?
*当たったらもう一本もらえるアイスキャンディーのことを知らない人(特に外国の人)には、最後のa winning popsicleは謎だと思います。質問にあったのでとりあえず訳しましたので、あしからず…。
I hope I was able to answer your questions, Charoko, and I hope that this article was useful to the readers in general. Thanks for reading my blog, guys! See you later! naoki
「なるほど~「手術が成功する可能性はあるんですか?」って言うような場合の「可能性」には、the chancesを使えばいいんだ。了解!」…いえいえ、それで終わりではないんですよね、これが(苦笑)。アメリカドラマによく出て来る病院の一シーン。手術をするかどうかの判断を迫られた患者の家族(Jane)が病室にいる母親を一瞥(いちべつ=ちらりと見ること)して、担当医(Dr. House)に聞きます。
Jane: What are the chances of success?
(成功する見込みはどれくらいですか?)
Dr. House: The odds are small. But, the chances of survival without surgery are none.
(その可能性は低い。しかし、手術をしなければ、生存の可能性はゼロだ。)
ということで、今度はchancesと同じ意味を持つ言葉、odds(オッズ)という言葉が出てきました。同義語(synonym/シィノニム)です。同じsynonymとしては、percentageもあります。oddsという言葉は、何か二つのものを量的、あるいは数的に比較した際にみられるその差異の大きさのことをいいます。また、優位性の違い、あるいは、何かが起こる可能性と起こらない可能性の違い、つまり、確率の違いに言及する時に使われます。以下をご覧ください。
The odds are the chances that something will happen. If you flip a coin, the odds are 50-50 you’ll get heads. (from Vocabulary.com)
(オッズとは、何かが起こる可能性のことを言います。硬貨を投げれば、確率(オッズ)としては、50-50で表が出ます。)
どうでしょう?oddsとchancesの関係、わかってもらえたでしょうか。oddsには「(~が勝つ、負ける、~が起こる、あるいは起こらない)見込み(確率)」という意味があり、chancesの同義語となるわけです。ただ、その二つの言葉にはちょっとした違いがあります。chancesにはchanceという同じ概念(意味)を持った単数形がありますが、odds(オッズ)にはありません。
「ん?確かodd(オッド)という単語があったような?」はい、あります。しかし、その意味は、unusual、strange、extraordinaryのように、「奇妙な、普通でない」に類する意味を持った形容詞形で、その名詞もあるにはありますが、その意味は「半端なもの、残り物」といった意味で、めったに使われることはなく、ましてや、可能性を示唆するような意味は全くありせん。ですから、oddとoddsは、形の上では繋がっているように見えますが(単数形とその複数形)、その語幹は違っていると思われます(いろいろ調べましたが)。ちなみに、oddsは、その形(複数形)から、それを受ける動詞(be動詞)も複数形のareとなります。以下がoddsを使った例文です。chancesと同じように、口語では、最初に「まず見込みとしては(可能性が高いのは)」という切り出し方をして(the odds are)、その後にthatを使って、その内容を文で伝えることが多いことを理解してください。It is likely that~と言い換えることもできます。
The odds are (It is likely) that it will rain tomorrow.
(まず明日は雨が降る可能性が高いね。)
I am afraid the odds are against his winning the nomination.
(残念ながら、彼が指名を勝ち取る可能性は低いね。)
ということで、「可能性/見込みはどれくらい?」と言いたい時の「可能性/見込み」には、chancesとoddsが使われること、また、それらは会話の中で混在しても不自然でないことがわかってもらえたと思いますが、最後に付け加えたいのは、その「可能性/見込み」が「低い」あるいは「高い」と言いたい時に使う言葉は何かということです。え?もう前に出て来たけど、ってですか?確かに。前述した例文では、「低い」にはsmallを使っていましたよね。日本語でも「可能性は大きい、小さい」って言いますよね。その感覚です。かなり低い場合は、very smallとか、slimという単語も使えます。では、その反対の「高い」の場合は?smallの反対語で言えば、bigは使えなくはないですが、ちょっと大げさな感があるので、口語的には、goodとかgreat等の感情的表現を使う方が一般的です。
「そっか。じゃあ、highとかlowは使えないんだ。わかった。」え?いえいえ、それが~使えるんですよね~実は。(The)Chances are highとか、lowという言い方もあります。「じゃあ、どれを使えばいいの?」いい質問ですね(冷汗)。僕の調査によると、確かにhighもlowも文法的だし、文章の中でちゃんと使われています。ですが、ドラマや映画の中で見る限りでは、前のドラマの一シーンにもあったように、smallとか、あるいは、pretty goodとが使われているのは何度も見ていますが、highやlowが使われていたのを見たことはないような気がします。まあ、あまり一般的な使い方ではないのかな、と思います。その理由としては、日常会話の中では特に数字とか客観的事実に基づいてというよりは、個人的、情緒的な判断で「見込み」(probability)を言うので、そのような言い方の方がしっくりくるからではないかなと考える次第です。もちろん、あくまで僕の見方ですので,念のため。
ということで、長くなりましたが、今回は、「~が起こる可能性(確率)はどのくらい?」という気持ちを英語ではどう言うのか、についてお話しました。基本的には、chances(あるいはchance)とoddsを使って文章を作ればいいというのが結論です。最後に幾つかの日本文を英語に訳してみましょう。こんな感じでいいかな。
1)次の日韓戦、どれくらいの確率で日本が勝つと思う?
What do you think are the chances of Japan’s winning the next game against Korea?
2)今から頑張れば、試験に受かる可能性ありますかね~?
If I work hard from now, is there any chance for me to pass the test?
3)アイスキャンディーで当たりが出る確率はどれくらいかな?
What are the odds of getting a winning popsicle?
*当たったらもう一本もらえるアイスキャンディーのことを知らない人(特に外国の人)には、最後のa winning popsicleは謎だと思います。質問にあったのでとりあえず訳しましたので、あしからず…。
I hope I was able to answer your questions, Charoko, and I hope that this article was useful to the readers in general. Thanks for reading my blog, guys! See you later! naoki