Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

英語体験編(No.6/Part 1 of 2)

2007-08-31 | Weblog
「失敗、失敗…発音の違いにご用心」(Part 1 of 2)

僕がオハイオ大学(Athens, Ohio)にいた頃のお話。アメリカの大学で勉強するのは今回が始めてだったので、最初の頃は、そりゃあ気を遣いました。果たしてアメリカの大学で教授が言う言葉を理解できるのか、果たしてノートをちゃんと取ることが出来て、レポート(term paper)が書けて、リサーチが出来るのか?そんな不安を抱えながらのアメリカ留学がスタートして数ヶ月。なんとか1学期目が終わり、それなりの成績を残すことが出来てほっとしていた2学期目。僕は音韻論(Phonology)のクラスを取る事になりました。その授業では、理論の勉強ばかりでなく、実際にアメリカに来て英語を勉強している生徒(international student)を対象に、長期にわたる研究(longitudinal study)が課されました。さてさて、一体誰を被験者とするか?

僕が研究対象としたのは、アフリカのナイジェリアから来たばかりの小学校3年生の女の子。僕はその当時、オハイオ大学言語学部と提携関係にある小学校(East Elementary School)のリーディングラボ(Reading Lab/外国から来たばかりで英語の読み(理解)が出来ない、あるいは、まだ弱い生徒に英語の読解力をつけさせるための教室)で、ティーチング•アシスタント(TA/教授助手)としてその子供達にリーディングを教えていました。そこに来たのがRam(仮名)でした。お父さんがオハイオ大学の大学院に行くことになり、一緒に来たのです。母国語はYoruba(ヨルバ/西アフリカの言語)。もちろん、僕はその言葉は全く知りませんでした。

Ramと始めて会った時、彼女は名前以外はほとんど英語で言えませんでした。でも、それからほぼ毎日リーディングラボに来て、50分の英語の勉強。その内の20分を僕と一緒に本を読むなか、彼女の英語力は、日々驚くべきスピードで伸びていきました。僕の言うことも、質問もよくわかるようになりましたし、なによりも、自分からよく話すようになりました。ということは、僕の仕事は大変うまくいったということで喜ばしいわけですが、実はここで問題発生。それは、僕が彼女の英語を理解できなくなってきたことです(え、何で?)。

最初のうちは単語レベルで、しかもその単語は本の中にあったので問題なかったのですが、そのうち、自分からいろいろ話すようになると、一体何の話なのかは彼女の言うことをよく聞かないとわからない。ですよね、当然。ところが、彼女の英語は母国語のYorubaの影響を強く受けているため、発音が僕にはきわめてわかりにくい。もちろん、その英語がどうネィティブの英語と違うのか、彼女の英語の音の特徴は何なのかを調べるのが僕の研究テーマですから、それはそれでいいんですけどね、論文書けるし。あ、ちなみに、僕たち二人の会話はテープレコーダーに録音し、後で文字におこし、音を分析•研究しました。

しかし、研究は後でのこと。まずは彼女とのコミュニケーションをとらないと授業にならない。僕は日々集中して彼女の言う事を理解しつつ、一緒に本を読んでいました。彼女と会って早一ヶ月が経とうとしていたある日のこと。いつも通り本を一緒に読み、その章の質問部分にきた時の話です。僕はいつものようにその質問に答えてもらおうと、彼女に話かけました。

Nao: Okay, Ram. Take a look at the problems there. All right? Number 1. Do you understand the question?
Ram: Yah.
Nao: Okay. Then, give me the answer, please.
Ram: I don na f ta do da.
Nao: What did you say?
Ram: I don na f ta do da.
Nao: Ahh, (ん、何と言ってるんだ。I はいいよな。don はdon't とね。で、do daはdo thatで間違いない。という事は、do daの前にあるta はto。ここまではいいよな。でも、na f は何?)

ここで、僕は[na f ta] を何度か声を出さないように口の中で繰り返しながら、その分析をしました。don't の後には動詞が来る。そして~to do thatとなる。つまり、I don't ([na f] ) to do thatとなる。では、その動詞が入る部分の( )に何が入るのか?彼女が果たして何と言ったのか、音をヒントに皆さんも考えてみてください。そして、その時の僕の苦悩を体験してみてくださいね。少し長くなるので、今日はこれまで。Ram は、実際は何と言ったのか?明日までに皆さんなりの答えを考えておいてくださいね(^^)。では!

(End of Part 1 of the Story)

英語体験編(No.5)

2007-08-30 | Weblog
「こんなところにも文化の違い?」

僕がイリノイ大学大学院(at Urbana-Champaign)で勉強していた頃のお話。多くの教科の中で最も手強かったものの一つが、Dr. Green(女性の教授で、50代だったかな?)の統語論(Syntax)の授業。この人は女性ですが(別に差別的な気持ちはありませんので、念のため)、ともかく厳しい!あ、そうそう、この先生は常に医者のような白い上着を着ていたのが特徴的でした。それとメガネ。いかにも神経質そうな女史でしたが、その道ではよく知られた学者でした。

勉強は教室だけではだめと、我々学生に小さなノートを持たせ、疑問に思った英文構造があったら常にメモしておくよう指示。もちろん、その疑問を書くだけではだめで、それなりの分析もするようにとのご指示。ノートは定期的に回収され、彼女によってチェックされ、しかも、成績がつけられ返却される始末。いやはや、毎日ネタ探しに大変でした。この教授のクラスでは笑いは一切なし!12、3人の学生は、いつも戦々恐々として授業に臨んでいました。あ、ちょっとでも宿題をしていないのがわかると、厳しいお叱りの言葉が待っていましたね~そういえば(でも、結果的にはいいクラスだったですよ(^^))。

そんな緊張した授業が続いていたある日のこと。いつも通り我々は、いつ質問が飛んでくるかわからない中、必死で難しい英文構造の話を聞き、理解しようと努力し、ノートを忙しく取って、やっとのことで50分の授業時間が終ろうした時、Dr. Greenは、いつも通りあのちょっと厳しく、冷たい口調でこう言いました。

Green: Do you have any questions about this, class? Anyone? Are you sure that you have no questions? Okay, then, see you next week.

「ふ~、終わった。さ、帰ろ!」と、僕は下を向き本をカバンにしまって帰る準備を始めました。他の学生は次から次にそそくさと部屋を出て行き、部屋に数人しかいなくなった、その時です。誰かがDr. Greenの方に歩いて行くのが見えました。誰だろ?下から見た感じでは東洋人?…と思ってよく見ると、それは日本人の女の子でした。え、何?と思って耳をそば立てると、こんな会話が嫌でも(声が大きいので…)耳に入ってきました。

Japanese Student: Excuse me, Dr. Green.
(すみません、グリーン先生)
Green: Yes.
(はい。)
Japanese Student: Can I ask you some questions?
(ちょっと質問していいですか?)
Green: Depending on the questions.
(質問によりますね。)
Japanese Student: About the last problem?
(最後の問題についてなんですけど)
Green: Then, NO.
(じゃあ、ダメです。)
Japanese Student: But, I have some questions…
(でも、質問があるんですが…)
Green: What did I say at the end of the class?
(授業の最後に私は何て言ったの?)
You heard what I said, didn't you?
(私が言ったこと、あなた、聞いてたでしょ。)
Japanese Student: Yes, but…
(はい、でも…)
Green: I asked you, the class, if you guys had any questions.
(私はあなた達みんなに、質問がないか聞きましたよね。)
There were no questions.
(で、質問はなかった。)
Then, no answers. Period.
(だから、答える必要はない。それだけです。)
Japanese Student: I just did not want to bother the other students.
(私はただ、他の学生のじゃまをしたくなかっただけです。)
Green: That's what you think.
(それは、あなたがそう考えているだけでしょ。)
I will not answer any of your questions.
(私はあなたの質問に、これっぽっちも答えるつもりはないですからね。)
You know why?
(なぜかわかる?)
That is not fair to the other students.
(そんなことをしたら他の学生に対してフェアじゃないからよ。)
The answers to your questions might have benefited the other students.
(あなたの質問に対する答えは、他の学生にとっても役に立つものだったのかもしれないのよ。)
Your attitude is so selfish and egoistic.
(あなたの態度はとても身勝手で、自己中心的だわ。)
Unbelievable.
(信じられないわ。)

そう大声で早口にまくし立てたかと思うと、Dr. Greenはその日本人女子学生を一瞥(べつ)して、ぷいっと早足で教室を出ていきました。え、そう言われた学生はどんな様子だったか、ですって?泣いてました(…)。まあ、僕もあそこまで、あの口調で言われたら、やっぱり泣いちゃうかもしれませんね(それはないです…)。まあ、少なくとも、すっごく落ち込むかも。その子もきっとしばらくは立ち直れなかったでしょうね。

さて、どうしてこんな悲劇(?)が起こったのか?日本人ならわかりますよね。そう、習慣、文化の違いですね。日本人は一般的に人前で、特に多くの人、あるいは、知らない人達の前で話したり、質問するのを嫌がる。なぜか?ただシャイ(恥ずかしがり)なのか、そんなことをしたらでしゃばりと思われるのでしないのか、人前で知識をひけらかすのは良くないと思っているのか、あるいは、ただ言うことに自信がなく、臆病なだけなのか(特に英語の場合はね)。ともかく、それがゆえに、他人がいなくなってから個人的に話すのが当然の行動みたいになってますよね。学校、職場、日本では至る所で見受けられる光景ですね。

ところが!です。アメリカでは、少なくともDr. Greenの目には、その行動が利己的、自己中心的な否定的行動として捉えられたわけです。世界で将来活躍する日本人には、この日本的文化の一面を捨ててもらいたいと心から願います。質問があればすぐにする。意見があればすぐに言う。間違っても構わない。その勇気が大事です!笑う人などいません。むしろ、その勇気を世界の人達(少なくともアメリカの人達)は尊敬します。何を考えているかわからない。話をする時はいつもひそひそ話。それでは世界では活躍できません。

私もある時点から、その勇気を持ちました。恥もいっぱいかきました。言い始めて、周りのみんなが静かになった時に頭が真っ白になってしまい、あ~、あ~と冷や汗をかきながら、必死で言葉を探した経験がたくさんあります。でも、その結果、英語も、日本語も、表現力が伸びました。皆さんが今回のエピソードから何かを学んでもらったら幸いです。少なくとも、Dr. Greenのクラスの日本人学生の二の舞にはなって欲しくないものです。

英語を話す、英語で意見を言うのには、始めの頃は大きな勇気がいります。でも、その勇気がないと、思うように英語で話すことが出来るようには決してなりません。これだけは覚えておいてくださいね。では、今日はこの辺で。Remember! It takes your courage to reach your goal in English study. Bye for now!

(End of Story)

英語体験編(No.4)

2007-08-29 | Weblog
「マクドナルドでハンバーガーが買えない?」

始めてのハワイ、アメリカ。3日目。英語が…あのやたらと早い英語がわかなない。テレビを見ても、なんとなくしかわからない。「なんでやろ?」いくら考えても結論は出ない。そこで僕は気分を変えるためにワイキキビーチへ行くことにしました。カラカウワアベニューはどこへ行ってもカップルが多いのなんのって。「まあ、ハワイはハネムーンのメッカだもんな。でも僕のハワイは英語の勉強場所!」と悟りながらも、なんかうらやましい…。誰にというわけではないですが、ジェラシー(jealousy)を感じながらのお散歩となりました(so sad…)。

お昼近くなってお腹がへった僕は、この間のレストランでのへまがトラウマ(traumatic experience)となったため、今日は絶対安全なファーストフードの店、そう、McDonald’s(マクドナルド)に行くことにしました。ここなら絶対にミスはしませんよね(^^)。だって、注文は立ってするし、それを受ける人も目の前。そして、何よりも注文するのはハンバーガーですからね。失敗のしようがありません。しばらくしてあの派手なマークを見つけた僕は、店に入りました。結構人が多く、しばらく待った後、やっと僕の順番が来ました。

Sales Person: Next please. May I help you?
Nao: Yes, please. I will have one hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Sales Person: What?
Nao: (ん、聞こえないのかな?)あ~、 hanbaagaa(ハンバーガー), please.
Sales Person: Excuse me?
Nao:(ちょっと待てよ。わかんないの?じゃあ、大きい声で)Hanbaagaa(ハンバーガー)! please.
Sales Person: Ah, what d'you (do you) want?(後ろの方を向いて、I don't know what he's talking about. (指でカウンターをたたき始めて)He's just speaking jibberish.(この人、何かちんぷんかんぷんなこと言ってるんだけど)
Nao: (なんでやねん。なんでわからへんの、この子。ここで売ってるのはハンバーガーだけでしょ!)Okay, ah, ah,(いかん、後ろがざわめいてきた。どうしょ?冷や汗出て来た。あ、発音か?もっと英語らしく、ゆっくりやればいいんちゃうかな?)あ~、One ham-bur-ger, please.
Sales Person: All right.(横を向いて)One hamburger, please.(そして僕の方を見て)Anything to drink?

Nao: (あ、通じた!よかった~)あ~Coca-cola, please.
Sales Person: Huh? Oh, one coke. Okay. What size d'you want?
Nao: (え、サイズ?普通でいいけど…)Regular.
Sales Person: Okay. Regular size coke. What about fries?

Nao: Fries?
Sales Person: French fries.
Nao: (フライド…)Patato?
Sales Person: (少し笑いながら)Yah, french fries are potatoes.
Nao: (なんかいやな感じやな~)Yes, please.
Sales Person: What size? Small, medium, large, or super large?
Nao: (な、何?早くてわからへん)What?
Sales Person: What's the size of your fries?
Nao: (サイズやろ、わかってるわ。あ、あそこ見たら書いてるやん。)え~、Large, please.
Sales Person: Do you need ketchup?
Nao: (今度は何やの?ケチャ…あ、ケチャップね)Yes, please.
Sales Person: How many?
Nao; (何が?え、ケチャップ?)え~Many.
Sales Person: Alright.(ケチャップの小袋をカウンター下からわしつかみにしてカウンター上にぞんざいに置くと)Just a moment, please.(そして、全部の商品を例のマックの袋に入れて)Three seventy-nine, please.

Nao: (何?3ドル79セント?小銭あるけど、これ、何が何やさっぱりわからへん。あ、そうだ)Ten dollar bill, okay?
Sales Person: Sure thing. Here's your change. 4, 5, 6, 7, 8, 9, and 21 cents. Thank you. Next, please!
Nao: (6ドル21セントでしょ、おつり。引き算したら終わりやん。何、あの数え方?ま、いっか。あ~、やっと買えた。しんどかった!)

どうですか、僕の始めての買い物。なぜハンバーガーをハンバーガーショップに行って買おうとして、僕の英語が通じなかったのか?そう、発音ですよね。英語らしい、少なくとも相手に通じる英語の発音が出来てなかったからです。前に発音の話をしましたが、要は日本人が日本語的感覚で英音を作ろうとすると、英語にはないいろいろな音が相手に聞こえるため、聞いてる人は混乱してわからなくなるんです。なので、しっかり英語のリズムで、アルファベットをしつこいぐらいに発音する練習、音読を必ず英語学習メニューの一つに加えてください。でも、とりあえずは簡単な方法として、どんなに自分に寒イボが出ようが、あるいは、その場にいる日本人にいやみな英語と思われようが、英語らしい発音をすることです。英語らしい発音=通じる英語と思ってください。

さて、アメリカへ来て間もない僕に、もう一度発音に係る試練がありました。今度は泊まっているホテルの地下のバーでのこと。何かの本で読んだハワイ名産のカクテル、あの赤いマイタイを飲もうとカウンターに座った時のことです。

Bartender: May I help you, sir?
Nao: Yes. Mai tai(ラム酒をベースにオレンジキュラソー、ライムジュースで作るカクテル), please.
Bartender: Ah, yes? What d'you (did you) say?
Nao: (ん、またかよ。いかん、落ちつけ)あ~mai tai, please.
Bartender: Sorry, sir. What d'you want, again?
Nao: (そうだ。こんな近いんやから、大きい声を出せばわかるはずや)ん!Mai tai, please.(どう、これで?)
Bartender: Well, sorry…

(その時、僕の後ろの方から誰かが早口で、でも、どちらかというと、小さな声で…)

Guest X: Mai tai, please.
Bartender: Sure. One glass, or two?
Nao: (おいおい。なんであんな小さな声で、しかも後ろの方から言ってるのに通じるわけ?僕はこんな近い距離で、しかも、大きな声で言ってるのに通じないのよ。何で?しっかりしろ、Nao!)
Bartender: (僕の方を再び見て)Ah, what kind of drink do you want?
Nao: Same as the one just ordered…(あ~、情けない!でも、飲みたいしね)

どうして僕の英語が通じなかったか?それは、mの発音ですよね。上唇と下唇を一回しっかりつけて、そして、離す(その時お腹からの息を、いっきに前に出す)、(エッ)ム!のムにあたる子音がはっきり発音されていなかったのが原因です。日本人には難しい音ですからね。特に、その当時の僕にとってはね。

さて、その夜はすっかり酔ってしまい、部屋に帰るとすぐに気分が悪くなり、ベッドの上に仰向けにバタリ!回る天井を見ながら思いました。「あ~あ。英語、これから出来るようになるのかな~?ダメなんちゃうかな~」ひたすら落ち込むばかりの夜が、わけのわからないテレビの音とともにゆっくりと過ぎてゆき、ふと気づけば、いつの間にかホノルルの朝の陽光に照らされた向かいのビルがまぶしく光っていました。「よし!また挑戦や!」新しい日がまた始まりました。「英語、頑張ろ!」

(End of Story)

英語体験編(No.3)

2007-08-28 | Weblog
「誰もこないレストラン…!」

夢のハワイに着いて2日目。着いた日はともかくしんどかったためホテルでゆっくり過ごし、2日目からは英語の勉強をすべく街に出ることに。観光にはあまり興味がないため(特に一人じゃね~)、ともかく、あちこちぶらつくことにしました。街は当然ながらアルファベットで溢れ、にぎやかで、英語の音があちこちで聞かれますが、英語を話すとなると、友達がいるわけでもなく、機会は全く無し。不思議なものです。アメリカに来ても英語でしゃべれない。間違いなくしゃべることが出来るのは、ホテルのフロント、お店、レストラン。つまり、客商売のところばかりです。これが観光で来て英語(コミュニケーション)を勉強する限界だな、とつくづく感じました。

お昼になりお腹が空いたので、アメリカで始めてのレストランへ。「さて、英語大丈夫かな~、ちゃんと注文出来るかな~」と思いつつ探していると、とあるレストランが目に留まり、「あ、ここでいっか」と決定。でも入ろうとすると、表にはショーウインドウが無い。アメリカには基本的にそんなものはないですね。あるとすれば、Today's Specialについて書いたものとか、メニューをそのまま何かに乗せて置いているとか、かな?「あ、何があるのかわからないじゃん」と思った僕は、もう一度表の看板を見ましたが、名前だけでやっぱりわからない。「どんな料理?ま、何か食べれる物はあるわな。」とドアを引いて中に入りました。何かストップサインみたいなサインボード越しに店内を見渡し、適当な席をみつけ、席につきました。テーブルには前にいた人の残したコップがまだ残っていて、片付けが済んでいない様子。「ま、しょうがないか。そのうち誰か来るだろう。」と思い、Waitressさんが来るのを待つ事に。

店内は結構にぎやかで、お客さんの出入りが激しい、明るいレストラン。「はあ、これがアメリカンレストランね」と、店の様子、客の様子を眺めること10分。誰も来ない…。「ん、あれ?アメリカではお水持って来ないの?メニューもないしな~?」とあたりを見回すと、ウェイトレスの姿。じっと見ていると、こっちに気づいたみたいで、ニコッと笑ったので、こちらもニコッ。「こっち、まだですよ~」と、眉毛をあげて、いかにも何か言いたそうな表情を作ってみたものの、すぐに目を外され、失敗…。「あれ、なんで?」と思いつつも、「ま、次は気づいてくれるだろう」と、待ちモードへ。

しばらくすると店はだんだん混んできました。でも僕のところにはまだ誰も来ない…。そのうち、僕の目の前をウェイトレスに付き添われたカップルが通り過ぎたかと思うと、すぐそばの席へ。「ん?」と思っていると、そのウェイトレスはすぐに戻ってきて、なんと彼らから注文を取り始めたじゃないですか。「おい、おい!こっちが先でしょ!」とは思っていても、残念ながら言葉が出ない。「え、何て言えばいいのかな~こんな時?Me, first? Come here, please??」などと考えても、心臓バクバクの状態で、しかも、これだけたくさんのネィティブの前で大きな声を出すだけの勇気など、そりゃあ、あるわけありません!じっとそのウェイトレスの目を見つめ、「気づけ!気づけ!」と願うばかりでした。あ、そのうち、「気づけ!」は「お願い!気づいてください!」と心の悲鳴になりましたが…(涙)。でも、そんな表情を見せるのは日本人の恥。ひたすら平静を装い、知らん顔をしながらもあたりを見回し、救助隊(?)、いや、一人のウェイトレスさんの到着を待ち続けました。

さてさて、店内に入って早40分が過ぎ、最初の頃は「大丈夫。そのうち誰かが来る。だって、ここレストランでしょ」と思っていたものの、一向に誰も来ない現状にいらだちを覚えるとともに、怒りの感情が…。でも、英語に自信のない、気の弱い日本人(あ、僕のことです)、何も言えません。客が入っては出ていき、あちこちでウェイトレスが歩いているのに、こちらへは来ない。しかも、です。だんだんとそのウェイトレスの目つきが冷たくなるではないですか?「え、何で?僕は被害者なのに、なんでそんな目で見られるの?」と、思うと、じわっと冷や汗が額を濡らし始め、お腹が、グウ~。「いかん、もう限界だ。出るぞ、このレストラン!」と思ってはみたものの、ここで出るとまわりの目、そして、あのウェイトレス達の目が…怖い。」しかし、僕は勇気を振り絞り(おおげさ…)決めたのです。謙譲の美徳、忍耐の美徳を持った日本人でも、もう限界。ここはもう自分から積極的に行かねば餓死してしまう(これも…)、しかも、なぜかわからないが、あのあざけり(?)の中で…。そこで、

Nao: (手を大きく挙げて)Excuse me, ma'am.(また、敬語?)
Waitress: Yes, sir. Can I help you?
Nao: Yes, I don't have a menu here.
Waitress: What? Aren't you finished?
Nao: No! I didn't eat anything.
Waitress: No, kidding. Oh, I'm very sorry. I thought you have already finished eating and you are just waiting for someone.
Nao: (ん、なんて?誰かを待ってた?この僕が、なんで?)No, I came here alone and I have been waiting for a long time.(あ、言えたじゃん。)
Waitress: Then, this is not your glass, is it?
Nao: Glass? Oh, no! It's not mine.
Waitress: All right. Sorry, again. I will bring you a menu right now. Don't go anywhere!
Nao: Sure.(いくわけないっしょ!お腹減ってんのよ、こっちは。でも、何でこんなことになったんだ?わからん。)

さて、その後は無事に注文。そしてやっとの思いで食べたのは、なんとハンバーガー。え、なんでそんなもの食べたのかって?だって、他のメニューはややこしくて、また誤解でもあったらあと何時間待つかわからないでしょ。とりあえず、安全パイというやつです。さて、食事をすませた僕は、check(勘定書/伝票)を持ってレジ(cashier/キャッシアー)へ。無事にお金を払った僕は、外に出ようとして後ろを向くと、何かにぶつかりました。「痛っ!なんじゃこれは?あ、入り口のストップサインみたいなサインボードね」そう思ってそれを何気なく見ると、「なになに、Please Wait to Be Seated?」(愕然!!!)

そう、みなさん、もうわかりましたよね。その意味は、「座るためにお待ちください」、つまり、「座るのはちょっと待ってください」、わかりやすく言うと、「誰かが来て案内して席に座ってもらいますから、それまで少しお待ちください」という意味ですね。僕はその文化を知らなかった(読まなかった)から、勝手に席についてしまった。しかも、そのテーブルには前に座っていた人のコップが…。ウェイトレスさん達は、みんな僕がもう食事を終わって誰かを待っていたか、あるいは、ただ、時間を漫然とつぶしていた変な日本人としか見ていなかったわけです。あ、それであの視線…。すべてがはっきりした瞬間でした。教訓!皆さん、何か書いてあったら、自分の思い込みで動く前に、必ずその何かを読んでくださいね。これは僕が文化の違い、その理解の大切さを始めて「身をもって」実感した、過酷な(?)体験の記録でした(^^)。では、今回はこの辺で。See you in the next episode!

(End of Story)

英語体験編(No.2)

2007-08-27 | Weblog
「アメリカ到着!」

(前回の続きです)
さて、あの暑いハワイの熱気の中、さっそうと白いジャケットを身にまとい、汗をかきながら(脱いだら?)空港ビル(airport building)内を歩いて向かった最初の関門は、あの恐怖の入国管理局(immigration/イミグレイション)。あそこはいつも嫌でした。なぜって?あの審査官(immigration officer)の威圧するような手招きと冷たい表情。あの、目つき。そして相手が英語が出来ようが出来まいが、まったく気にしないしゃべり方。列の最後のついた僕は、わかるかなぁ、わからなかったらどうしよう、と不安にさいなまれながらの順番待ち。一刻、一刻と自分の番が近づくなか、考えました。「何を聞かれるのかなあ」「書類は全部あるよな」「声出るかなぁ」…そして、とうとう僕の番が来ました。

Officer: Hi, what's your name?

Nao: Naoki Nishimura.

Officer: (僕の方をちらっと見て、パスポートのページをめくりながら)What's your purpose of your visit?

Nao: (え?早い!わからん)I beg your pardon?(なんて教科書的表現…)

Officer: What’s your purpose of your visit?

Nao: (同じスビードじゃん。いや、聞こえなかったんじゃなくて~早いのよ)Ah, excuse me. Once more, please.(これまた教科書的)

Officer:(なんかいやな顔をしながら)Why are you here?

Nao: (あ、旅行の目的ね。それなら)Sightseeing.

Officer: All right. How long are you gonna stay here?

Nao: (あ、stayだから、滞在期間ね)One week.

Officer: Where are you gonna stay?

Nao: (えっと、どこ、滞在、だから~)Pacific Beach Hotel.

Officer: Is this your first visit to the United States?

Nao: (始めてかって?)Yes, sir.(なんで敬語?)

Officer: All right. (パスポートを手渡しながら)Have a good trip!

Nao: Thank you, sir. (あ、また言うてしもた。怖いんかい。)

ま、ともかくも無事にimmigrationを通ることができました(ふ~)。いや~、ここは何回通っても、緊張するというか、なんというか。何も悪いことしてないのに、何かして、それで質問されてるような気になりますね~。それとあの英語。誰にでも同じスピード。英語は特別のものじゃなくて、出来て当たり前。出来ないのがおかしいので、変な顔をされても当然と言わんばかりのあの憎たらしい表情。ま、でも、今考えると、あの経験がその後の僕の英語に対する取り組みの変化に繋がったのかも知れません。取り組みの変化?そう、つまり、英語を母国語として話す国に行けば、そこで住む以上、英語を話す、話せるのは当然であり、問題はそれで何をするのか、何が出来るのかが問題で、英語の試験でいい結果を得ることは言葉の本質と無関係。なので、わかるためにどうするか、自分をわかってもらうためにどうするかに腐心しなければならない、ということです。言い換えると、英語はあくまでコミュニケーションの道具であって、「勉強」の対象ではない。いかに相手の言うことをしっかり理解し、自分の言いたいことを自然に話せるようになるかが英語の進歩の尺度になるべきと考えたのです。あ、ちょっと話が難しくなりましたね。ごめんなさい…。

さて、Immigrationを無事に出られたことでホット胸をなでおろした僕が次に向かった場所は、Baggage Claim(バゲッジクレイム/手荷物受取所)です。Northwest航空のNo.1カウンターに行き、しばらく待っていると、ベルトコンベヤーが動き出しました。すると、驚くことに、そこにいた担当のアメリカ人が、中から出てくる荷物を次から次に外に放り出し始めたのです。「おいおい、それじゃあ荷物壊れるだろう!」と思った瞬間、出てきました、僕の新品のスーツケース。前の荷物に続いて一瞬空を切ったかと思うと、ドーンと着地。あぁ、あのきれいだったスーツケースにはあちこちにでこぼこが…。「これがアメリカ式なんだ」と、また一つ新しい文化を発見しました。Welcome to America! (ちょっと涙。)

ともかくも荷物を受け取った僕が次に向かった場所は、税関(Customs)、そう、最後の関門です。機内でもらった、何も申告するものはない旨記入した税関申告書(Customs Declaration Form)を握りしめ、大きなスーツケースを右脇でゴロゴロ引っぱりながら、「まだ出れないの、この空港を…」とぼやきながら最後の関門へ。そこは結構広い区域で、多くの人が荷物をやはりゴロゴロ引っ張りながら、右へ左へと流れていました。あ、右、左の説明ですね。税関のオフィサーが何人かいて、その人達が申告書を集めているのですが、それを受け取った時に内容を確認し、旅行者の顔を見て(必要があれば話をし)、問題ないと判断したらOkayと言って右の出口に行くよう手振りをし、チェックが必要と判断したら左の方へ行くよう指示。左手の台の上には荷物が散乱しているところも…(大丈夫かな~?)。

僕は「女性のオフィサーの方が優しいかも…」と、あえて男性の目をはずし、女性の方へ。英会話の本で学んだ、「Do you have anything to declare?」(何か申告するものはありますか?)という質問に、「No, nothing to declare.」(いえ、何も申告するものはありません。)という返事をする自分を頭で何度もイメージしながら、そのオフィサーに申告書を手渡しました。すると、ちらっと僕を見たそのオフィサーは、「Okay, go ahead. Have a nice trip.」と言ってくれたではないですか!よかった~(^^)。「Thank you!」と平静を装いながらも興奮気味の僕は、やっとの思いで長年の夢、夢のハワイ、憧れのアメリカに入れると思うと、急に身も心も軽くなり、足取りも軽く、でも荷物は重く(ちっきしょう!)、空港の出口(Exit)に急ぎました。出口に着くと、そこにはあの常夏のハワイ、熱い太陽の輝きと、未知の英語の世界が僕の目の前にガラス越しに広がっていました。「Welcome to Hawaii, Nao!」そう心でつぶやき、新しい文化に直接触れる興奮を押さえながら、また、重たいスーツケーツをゴロゴロ動かしながら、僕はどこにでもあるような自動ドアを通り、外へ出ました。始めて見た外の世界にはアルファベットが溢れていました。あ、当たり前か。ここはアメリカだもんね。そう、ここが僕の本当の英語の勉強の原点となりました。
(End of Story)

英語体験編(No.1)

2007-08-26 | Weblog
夢のハワイへ(No.1)

今や英語は僕にとって日常の言語になりましたが、誰にでも始めはあるもの。これから、時々僕の英語学習の体験、海外留学•生活体験等についても書いていきたいと思います。興味があれば読んでください。英語のことも、もちろん話しますからね、その中で。

さて、僕はよくこんなことを言われます。「あなたのように英語の才能があればね~」とか、「あなたは別格ですから」とかの褒め言葉(あ、別に自慢しているわけでないですよ、とは言ってもね~。嫌みに聞こえたらゴメンなさい…)。とんでもない!これまで僕がどれだけの挫折と屈辱を味わってきたか(涙)、みんな知らない!僕は帰国子女でも、お金持ちの両親がいて海外旅行を小さい頃からしていたとか、父親の海外赴任で海外生活が長かったとか、そんなこととは無縁の、ホントに普通の、英語がまったくダメの両親のもと、国内で引っ越しを繰り返しながら(あ、これは余計ですが…)、すくすくと大きくなりました。英語をしっかり勉強しようと決めたのは大学2年の時。それからは、ありとあらゆる方法を信じ、試み、相当の挫折を繰り返しながら勉強を続けました。それらの方法については別の機会にお話したいと思いますが、今回はまず、僕の始めての海外旅行のお話です。僕の英語実体験の原点の話なので、よかったら聞いてやってください。お願いしま~す。

誰でも英語圏に始めて行くのは、特に一人というのは、結構勇気がいるものです。もちろん、それなりに英語も勉強してきたし、話すことも出来る、いや、出来ると思っている。なので、一人で行こうと決めた。そう思って僕が始めてアメリカへ行ったのは、そう、もう何十年も前のことです。日本で自分なりに勉強を重ね、大学で英語を専攻し、英会話学校へ通い、出来る限りの努力はしたつもりです。そしてバイトでお金を稼ぎ、やっとの思いで夢の国、アメリカへ…。え、最初にどこへ行ったかって?その当時は「夢のハワイ旅行!」が庶民の夢だったんです。もちろん、僕の夢も同じ。そう、始めての海外旅行は、夢のハワイ!でした。

準備はそりゃあ大変でしたね。だって、当時は海外旅行も今ほどには盛んじゃなかったから、準備のための本もあったような、なかったような…。ま、あったんでしょうけど、見なかったです。ともかく、あれを持っていくか、持っていかないか、何を忘れちゃいけない、などなど、それはそれは神経を使いました。準備は出発日前の深夜に及び、というか、ほとんど寝ないで準備をしました。なので、出発当日は頭がぼうっとして、気分が悪い。そしてスーツケースが重い…。そのスーツケースをバスに乗せ、下ろし、電車へ。そして電車を乗り継ぎ、やっと空港バスへ。あ、これ、大阪の話ですので、関西の人はわかりますよね、この流れ。ともかく、やっとのことで空港に着き、やっとの思いで機内へ。

(一口メモ:ところで、席のことですが、皆さんはもうご存知とは思いますが、窓際の席は、window seat。では、通路側は?そう、aisle seatですよね。え、その読み方ですか?アイスル?いえいえ、アイルですよね。当時は知らなかったですね~というよりも、飛行機はやっぱり窓際がベストだと思ってたんで、興味なかったですね、当時は。でも今はいつもaisle seatにこだわってます。今は僕の愛する(アイスル、否、アイル)シートです(ダジャレです…)。なぜって?海外旅行に一人で行った人はご存知と思いますが、window seatの隣には通常2席あります。例えばアメリカへ行くのにハワイで9時間弱(でしょ?)、僕が住んでいたイリノイ州に行くのには12時間ほどかかります。ということは、何度かトイレに行きますよね。あるいは、腰が痛くなったらちょっと歩きたい。でも隣の人が眠っていたら?あるいは、これは実際にあった話なんですが、隣に、いや、その隣にも、身体の大きい人が座っていたら…。恐怖です。ちょっと出るのに、そりゃまあ大変。席に戻ろうにも隣の人が眠っていたら足でまたがなければ自分の席に戻れない。なので、いつでも席を立てる通路側がベストなのです!少なくとも僕にとってはね。)

さて、window seatに座った僕は、しばらくは興奮状態。あちこちを見回し、やっとたどり着いた「夢の(楽園)ハワイ」への空の旅…。ところがです。しばらくすると頭がずきっ、ずきっ。ちょっと前から何となく違和感はあったものの、忘れていたものが、急に強くなってきたんです。え、風邪か、ですって?いえ、これは神経性ですね。要は前の日からのストレスがたまって、たまって、ついに頭痛になって表れたみたいでした。ともかく、痛い。これ英語で、excruciating(エクスクルーシエイティング/極度に痛い、耐え難いほどの)headache(ヘデェィク/頭痛)と言います。しばらく苦しんでいる僕を見たスチュアデス(今は客室乗務員/flight attendant)さんが、Would you like some aspirin? て声をかけてくれました。実は、その時はその人が何を言ったか、よくわからなかったです、正直言って。でも、何らかの薬をあげようか、と言ってると思ったので、Yes, please. と反射的に言いました。彼女からもらった薬らしきもの、それがアスピリンだったんですね。その当時、薬の名前なんか英語で知ってるわけないですよね~。ともかく、薬らしきものを飲んでいつの間にか寝ていると、しばらくして食事で起こされ、また眠ると、また、起こされ、そうこうしているうちに、「飛行機はもうすぐ着陸態勢へ」との機内アナウンス。もちろん、はっきりわかったわけではないですが、雰囲気でそうなんだろうと思いました。そして、僕はそのアナウンスを聞くやいなや、カバンを持ってトイレに急行。さて、皆さん!突然ですが、質問です。ここで僕は何をしたでしょう?(え、何、急に質問?これは「不思議発見」か?)

さて、答えです。(なんと唐突な…)僕は服を着替えたのです。白いズボンに青いオープンカラーのシャツ。そして、白いジャケット!あ、それと、黒い革靴。「ウッソー、信じられない!」ですって。まあ、なにしろ「夢のハワイ」ですから、さっそうとタラップを降りる自分の姿を想像してたわけです。ナルシスト(narcissist)ですって?いや、素朴だったと言ってください。ともかく、今考えるとホントにお恥ずかしい話です。そして、ハイ、着きました、始めてのアメリカへ。そして夢のハワイへ…。(次回へ続きます。何が起きるか、乞うご期待!)

「英語一問一答」(表現編/No.2)

2007-08-25 | Weblog
==================================
Question 9:英語での愛情表現、教えてください。お願いします!(21歳、恋する大学生男子(…のつもり))
==================================
Answer:
え、愛情表現ですか?う~ん、これは難しい。そちらの方はあんまり経験豊富ではないのでね~。でも、なんでそんなこと聞きたいの?

==================================
実は、今うちの大学に交換留学生が来てまして、すっごくかわいい子がいるんです。名前はJudyって言うんですけど。アメリカ人で。最初の頃はグループで何度か遊びに行ったりしてたんですけど、この頃やっと二人だけのデートもできるようになって~
==================================

へえ~、なかなかやるじゃん。会話はだいじょうぶなのね?

==================================
まあ、なんとかですね。あんまりうまくないけど。で、この子に好きだって言いたいんですけど、どういって言いものか、わかんないんです。I love youもね~。何かありませんか、そういった表現。
==================================

なるほど。そういう事情ね。じゃあ、なんか考えてみましょう。えっと~そうだ!これはどうでしょう。I’m in love with you. これは、あなたに恋をしている、て感じの意味ね。

==================================
あ~いいですね~。でも、いきなり言えませんよね、そんなこと。どんな風にもっていけばいいんですかね~。Naoさんならどう言います?
==================================

え、僕?そうね~。僕なら~You know what? We’ve known each other for some time, and I’ve come to know you better since we started dating since July. あ、いつからか知らないけどね、本当のところは。で、In the beginning, I just enjoyed doing things together and it was just fun. But now, I kind of feel empty when I am alone thinking about you. Judy, I think I’m in love with you. あ、これ、超恥ずかしいかも…。

==================================
いやあ、それいただきですね~。でもfeel emptyっていうのは?
==================================

そうね~「胸にぽっかり穴が開いたような感じ」って感じ(笑)かな。

==================================
なるほど。で、ですね。ひょっとしてうまくいって、順調に交際が続いたとするじゃないですか。それで、もうちょっと強烈にアプローチする時に使う表現、ありません?
==================================

もう用意するの?気が早いね~君。ま、他人事なんでどうでもいいけどね。そうね~例えば…Judy, you are everything to me. は?意味は「君は僕のすべてだ」って感じだね。

==================================
よし、それもいただき。で、ですね。ひょっとして、ひょっとしてですよ。もっとうまくいって、プロポーズということになった時に使う表現、教えてくれません?
==================================

君ね~、それはまだちょっと早すぎるんじゃないの?でもまあ、読者の人で知りたい人もいるかも知れないので、いいでしょ、教えましょう!「君は僕にとって、この世の中でただ一人の恋人さ」なんていうのはどうかな?英語では「You are the love of my life.」と言うのね。まあ、覚えておいて。使わないと思うけど…。

==================================
なんか言いました?で、結婚してください、は、Will you marry me?でいいんですよね~。え、いい?わかりました。じゃあ、今日習ったのは~「I’m in love with you.」「You are everything to me.」「You are the love of my life.」ですね。あと一ついいですか?
==================================

何?まだあるの?

==================================
ほめ言葉、ちょっと教えてくれません?
==================================

ほめ言葉?ん~、そうね~「You look lovely.」「You are so fantastic.」「You look marvelous today.」とかいうのはいかが?デートの時の相手の服装、ファッションをほめる時に使うと効果的だよ。

==================================
ありがとうございました!ところで、もう一つ…
==================================

あ、I have to go now. Sorry. If you have more questions, some time next time. Okay? Bye now, guys!

(End of Story)



「英語一問一答」(表現編/No.1)

2007-08-24 | Weblog
==================================
Question 9:Yes、Noの使い方がいまいちよくわかりません。教えてください。(24歳、アパレル系OL(…のつもり))
==================================
Answer:
はい、これはかなり古典的な問題ですね。でも、日本人には結構ややこしいかも。ところで、どんな時にそう感じました?

==================================
この間カリフォルニアに行って来たんですけど、乗った飛行機がノースウェストで、アメリカ人の客室乗務員がほとんどだったんですね。なので、英語頑張ったんですけど、その時にいろいろあったんです。
==================================

なるほど。で、具体的には?

==================================
まずは飲み物の注文の時。最初来た時は、「What would you like to drink?」はわかったので、「Coffee, please.」 で、上々の滑り出し。でも、その後もう一度戻ってきた時に、「Have some more?」 て言われたんです。よくわからなくて、Pardon? って言うと、「Dyu (Do you) want some more?」 て言われて、あ、コーヒーがもっといるって聞かれたと思ったので、いらなかったので、No...って言ったんです。そしたら、その人が、「Oh, you don’t want some more coffee.」と言って微笑んだので、その通り、いりませんよ、ありがとう、って気持ちで、「Yes, thank you. 」て、にこっと笑ったの。そしたら、Oh, okay. て言ったかと思うと、コーヒーをつぐんです。あっ、と思っても後の祭りというか、なみなみついですぐに別の席へ…。もう、超わかんない状態で、コーヒーはその後30分以上もトレイの上だったんですよ。もうホントに困っちゃいました。
==================================

なるほどね。それから?

==================================
その後、クーラーが寒いな~って思ってたら、別の人が毛布を持ってきて配ってるんです。私も欲しいと思って待ってたら「Don’t you need a blanket?」て言われて、「必要じゃないですか?」でしょ?だから、いや、欲しいです、て思って、「No, plea…」て、言いかけたら、すぐに通り過ぎるんですよ。失礼しちゃう。私、何か間違ってます?
==================================

はい、ですね~。では、説明します。まず、このルールを覚えてください。「Yes、Noが答えとなる質問に対しては、相手がどんな質問の仕方をしようとも、その聞いている内容に対して肯定的ならYes、否定的ならNoと言うこと。」いいですか?

==================================
というと、最初のコーヒーの場合は、「Do you want some more (coffee)?」の時は当然Noだけど、「You don’t want some more coffee.」て言われても、やっぱNoって言うべきで、その後の毛布の一件も、「Do you need a blanket?」に対しては当然Yesって答えてたけど、「Don’t you need a blanket?」に対しても、Yesって答えるべきだったってことです?
==================================

その通りです。日本語の場合は、その文の意味(構造からくる意味)を肯定するか、否定するかで答えを出します。例えば、「たばこ吸うの?」という質問を例に説明しますね。吸わない場合は、当然「いや、吸わないよ(No, I don’t)」と答える。「たばこ吸わないの?」に対しては、「うん、吸わないよ(Yes, I don’t)」てね。つまり、「吸わない」を肯定するので、「うん(はい)」を使うわけです。

==================================
なるほど。で英語は違うんだ。
==================================

そう。英語は、「Do you smoke?」に対しては、吸わないから当然「No, I don’t.」そして、「Don’t you smoke?」に対しても、聞いているのは、吸うのか、吸わないのか、なので、吸わないんだから「No, I don’t.」と変わらない答えになる。毛布の件も一緒ですね。「Do you need a blanket?」に対して、欲しいから当然「Yes, I do.」で、「Don’t you need a blanket?」に対しても、その聞いてることは、欲しいか、欲しくないか、なので、答えはやっぱり「Yes, I do.」になるわけです。どうです、わかりました?

==================================
う~ん、わかったような、わからないような。訳してたら頭が混乱しちゃう。
==================================

ですよね。だから、いちいち訳さない。要は、相手が聞いている内容、いわゆるbottom line(肝心のところ)に対してYesかNoかを答えることです。そのために使われる文の構造、言い方は気にしない、というか、無視するんです。ではもう一度「たばこ吸うの?」を考えてみましょう。「吸わない」が答えですよ。以下の文を見てください。
Do you smoke? No, I don’t
Don’t you smoke? No, I don’t.
You smoke, don’t you? No, I don’t.
You don’t smoke, do you? No, I don’t.
どうですか?どんな文構造に対しても、要は吸わないんだから、No, I don’t. になるわけです。ね、英語の方が簡単でしょ?

今日は中学で勉強したはずの古典的な話題でしたが、これ、会話でポン、ポンって言うの、結構難しいですよ。あ、ついでに今日の話題の中で出て来たYes、No questionの否定疑問文、付加疑問文の作り方、その言い方、復習してみてくださいね。使うこつは、気持ちを入れること。相手に、「じゃないの?」「でしょ?」て感じで、気持ちを押し付けるくらいで言うと、意外に簡単に言えますよ。使ってみてくださいね。では、今日はこの辺で。See you soon!

(End of Story)



「英語一問一答」(スピーキング編/No.3)

2007-08-23 | Weblog
==================================
Question 8: 母音の発音、わからないんですけど?(17歳、女子高生(…のつもり))
==================================
Answer:
ン、ひょっとして、前に質問 (Q.6)してくれた高校生?

==================================
そうで~す。Remember me? 覚えてくれてたんだ。超うれしい!
==================================

そりゃあ、覚えてるよ。アンジェリーナ•ジョリーでしょ。ところで、straight!うまく言えるようになったかな、I wonder?

==================================
できるよ。stREIt!どう、かなりいっしょ?
==================================

お、良くなったね~。子音の固まりも滑らかに発音してるし、口もしっかり横に引っ張って音が出てる感じだし。超英語らしいじゃん。結構、結構。で、何?母音のことって?

==================================
うん、そうなの。子音はね、結構Naoの(おい、ファーストネームかい?)言う通りにやってみたら何か発音し易くなったんだけど、母音がもうひとつうまく出来なくて…この間ALTの先生と会話してたのね。そしたら、彼が、Excuse me? Pardon?っていっぱい言うわけ。要は私が言ってること、わからないわけね。みんなの前でいいとこ見せようと話かけたのに、超恥ずかしい思いしちゃったわけ!ねぇ、なんとかしてくれない、Nao?
==================================

ねぇ、Naoって…ま、いっか。わかりました!じゃあ、母音の話ね。

==================================
違うの!話はどうでもいいの。要はどうすればいい発音ができるかだけ教えてくれればいいの。出来るだけ簡単に。Okay?
==================================

ン~、相変わらずわがままな女だな~

==================================
聞こえてるんですけど。I can hear you!だっけ?
==================================

No, I didn’t say anything. じゃあ、簡単にね。まず、舌の位置を変えること。英語の舌の位置は、日本語に比べて口の奥の方になります。簡単な例として、a, i, u, e, oを言ってみて。日本語だと、ア、イ、ウ、エ、オ、だよね(かなりの省略)。じゃあまず、日本語で言ってみて。ハイ!

==================================
ア、イ、ウ、エ、オ。舌、ほとんど動いてないじゃん。
==================================

だよね。ただ口の中の空間を広げて、のどの奥から声を出す感じね。じゃあ、今後は英語らしく、a, i. u, e, oって言ってみて。今度は口の両側を横に引っ張ったままで、口の奥から、英語らしく、ア、イ、ウ、エ、オ、ってね。その際、音がはっきり聞こえなきゃダメだよ。そのためには息をしっかり前に出すこと。以下に注意。
アは息を前に強く出す。
イは、口を平たく、口の両側をしっかり横に広げて止めて言う。
ウは唇を丸くしてのどの奥から音を出す。
エは舌を下の歯の裏側に来るくらいにして、のどの奥からエと言う。
オはのどの奥全体に音が響くようにして声を出す。
さあ、やってみよう!ハイ!

==================================
え~、これ超難しいんだけど。えっ、なになに…ん~、a, i, u, e, o!こんなんでどうどす?あ、昨日京都から帰って来たのね、それがさ~
==================================

集中!ま、それでいいんちゃう(…)。ポイントは、英語の母音を言う時は、すべてのどの奥の方から、でも、はっきりと音を出すこと。前にイーと歯を出したままで英語を発音してみてって言ったよね。でも、その状態で母音をのどの奥の方からはっきり言うのって、しんどいよね。息出にくいでしょ?

==================================
うん、すっごく出にくい。なんか、もごもご言ってるみたいで、超気持ち悪い。
==================================

たしかに。それは発声法を変えることで解消。実は日本語と英語とでは発声の仕方が違うのね。日本語を話す時は、特に女性は、胸からしか音を出していない。ところが英語ではお腹から。複式呼吸で息をお腹から出す練習ってあるでしょ。あの時のお腹から強く息を出す感じで英語を話すと、英語は断然発音しやすくなる。練習法?はい。まず、口を大きく開いて、ア!と言います。言ってみて。ア!(ア!)そう。でもその時、お腹の上の筋肉、あるいはぜいにく、あ、失礼。ともかく、そのあたり動いてる?動いてなかったらお腹から息は出ていない。その息は弱い。もししっかり動いているようなら、その息はとても強い。では、もう一回。Are you ready? Go! ア!(ア!!!)オッケー、それでいいのです。まずこの練習をしてね。ア!ア!ア!てね。そのあとは、

==================================
長い…。
==================================

我慢!今度は立って、身体を楽にして、ア~って出来るだけ長く言う練習。口はできるだけ大きく開けてね。大きければ大きいほどいいです。のどの奥からしっかり音を出して、ア~~って具合にね。長ければ長いほど、強い息が長く続くようになる。その息の強さと長さを使って英語を言う(読む)練習をする。手っ取り早いのは、英文をはっきりと、つまり息をしっかり出して、子音、母音を僕のアドバイス通りの方法で発音して、一息で言う練習をすること。そう、ポイントは一息ね。どんな長い文章でも一息!しかもはっきりと言う。今の練習が活きるわけ。そして長いので息がしんどくなるから、イントネーションをつけなければとてもじゃないけど一息でなんて無理。でも、この練習をしっかり積むと、あなたの英語はアンジェリーナの英語に!なるはず?まずは練習。Okay?その結果、また教えてね。Bye!

(End of Story)


「英語一問一答」(スピーキング編/No.2)

2007-08-22 | Weblog
==================================
Question 7: 英語はけっこう得意なんですが、話せません。どうしたら話せるようになりますか?(20歳、外語大男子学生)(…のつもり))
==================================
Answer:
得意ってことは、試験ではいい成績を取るってことですね。文法とかも結構わかってる…。

==================================
はい。文法の授業とか、作文の授業ではけっこういい成績取ってますし、TOEICでも650点くらいは取ってます。でも、実際の会話となると、頭が真っ白になっちゃうんですよね~。
==================================

なるほどね。ちょっと質問していいですか?話せません、話せるようになりますか、という質問ですが、何を話せなくて、何を話せるようになりたいんです?

==================================
え?いや、外国の先生が話かけてきた時とか、たまたま一緒になった時とかに、頭が真っ白になって何を言っていいかわからなくなるってことで、何を話せないのか、って言われても~?
==================================

じゃあ、例えば、誰かあまり知らない人、でも、知人とたまたまエレベータで二人きりになったとしましょうか。その時の雰囲気、想像できますよね。シラ~とした感じで、沈黙が続く。何を話せばいいのかわからない。ほら、同じでしょ?これは日本語の問題ですか?違いますよね~。要は話す内容がないわけでしょ。だから、話せない。じゃ、仮に相手が先に話かけてきたとする。「いい天気ですけど、暑いですね~」「はい、そうですね。暑いですね」(沈黙)「毎日お忙しいんですか?」「ええ、結構。」(沈黙)「お帰りはいつもこれくらいですか?」「ええ、だいたいそうですね」(沈黙)「じゃ!」「あ、どうも。」その後、あなたは思います。「何かいやな間だったよな~。何を話していいかわかんないし~」てね。どうです?話せなかったのは、日本語のせい?

==================================
そりゃあ、違いますよ。ただ話すことがなかったからですよね。話すことされ見つかれば、もっと話してましたよね。でも…
==================================

そこなんです!まず話すことがなければ、言葉を使う必要はないし、話すこともできない。そして、使わないものはいつまでたってもうまくなるわけがない。

==================================
じゃあ、どうすればいいんですか?何かを無理やり話せっていうんですか?
==================================

言葉はコミュニケーションの道具で、そして、双方向ですよね。つまり、一方的じゃない。自分からも相手に話かけなければ成立しないし、また、自分に伝える情報がなければ、つまり、聞いてばかりだと会話にならない。

==================================
だから、どうすればいいんですか?
==================================

はい。まず相手に興味を持つ。少なくとも興味を持っているように振る舞い、相手のことを聞いてあげること。あ、なんか、彼女とうまくいく方法に似てるかも?つまり、質問の作り方をしっかり理解して、相手にうまく質問して聞いてあげること。日本語では気持ちの問題ですけど、英語の場合は、そのための文法、構造をしっかり理解しないとだめですね。次に自分が相手に伝えたい内容、情報を持つこと。突然の会話なら、それを必死で探すことが大事です。いいですか、ここまで?

==================================
つまり~、話す相手に興味を持ち、質問をすることで会話を広げる。でも質問するばかりでなく、自分からも相手に何か(情報など)を言う。こんな感じですか?
==================================

そうですね。でも、逆に相手からいろいろ聞かれて内容がわからず頭が真っ白になって、結局何の話だったかさっぱりわからなかったってこと、ありません?昔はよくありましたね~そんなこと。で、すっごっく落ち込んで、「あぁ、俺はもうダメだ~、英語できな~い!」って、しばらく立ち直れなかったこと…。あぁ、忘れたい。トラウマだ~!だからね、皆さんにはそんな思いを出来るだけしてほしくないわけです。そこで!

==================================
それで?
==================================

会話をする時は、まず自分でトピックを前もって設定して、その内容を英語で言う練習を十分しておく。できれば一人ロールプレイもいいですね。そして英語を話す機会があれば、Hi, hello! How’re you? って始めたら、すぐに相手が何かを言う前に自分からネタを振る。どうやって?簡単です。相手に「ね~、何々って知ってる?」って切り出すのです。つまり、前振りですね。相手が「知らない、どういうの?」って言ったら、思うつぼ。覚えた文章を使えばいいんです。どうです、簡単でしょ?

==================================
でも、相手が振った内容を知っていてどんどん話してきて、僕がその英語をさっぱりわからなかったらどうするんですか?超恥ずかしいですよね。
==================================

いいんです、その時は、Oh, really? とか、Is that so? とか言って、わかった振りをしていれば。あと、相手がジョークを言ったなって思ったら、一緒に笑っておきましょう!もし相手があなたの知らない話をしてきたらどうします?さっぱりわからないままでしょ。要は、「相手の土俵で会話をするな!自分の土俵で会話をしろ!」ってことなんです。目標は会話力を伸ばす事でしょ。その場で会話が成り立った、話せたという体験が貴重なのです。そして、それは必ず次に繋がります。このやり方をいつも頭に置いて、英語での会話に臨んでください。自分の気づかないうちに、会話力、ぐっと伸びますよ。そしたら「英語が話せない」なんていうのが、そのうちうそだったように思える日が必ず来ます。これは僕の体験からの話ですから、間違いないです。「周到な準備と勇気」、これさえあれば必ず英語は話せるようになります。頑張ってください!いつも応援してま~す!

(End of Story)