Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「いい言葉」から学ぶ英語(3)

2009-12-31 | Weblog
3)I’m prepared to die, but there is no cause for which I am prepared to kill.
(私は死ぬ覚悟はできている。しかし、人を殺す覚悟をするいかなる理由も存在しない。)

今回もまたまたマハトマ・ガンディー(Mahatma Gandhi-本名はMohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・カラムチャンド・ガンディー))の言葉を使って英語をみていきたいと思います。「でも、ガンディーはインド人なのに英語?」と思われる皆さんも多くいるかと思いますが、実はガンディーは若い頃イギリスで勉強をし、また当時の大英帝国との「戦い」では英語で丁々発止のやりとりを繰り返していますので、英語は「ネイティブ」と言ってもいいと思います。ちなみに、現在世界には英語圏以外にも独特の文化、文法を持った英語が多く存在しますが、Indian English(インド英語)はその中の代表的な英語の一つです。僕の体験から言えるのは、インド英語は発音がかなり特徴的だということ。アクセントの位置が違うので、時々戸惑うこともありましたね~そう言えば。

さて、今回の言葉(文章)を、ガンディーの気持ちを考えながらみていきましょう。ご存知のように、インド独立のために立ち上がったガンディーは、大英帝国と相対します。しかし、暴力は絶対に使わない、いわゆる、「非暴力主義」を貫き、民衆にもそのことを浸透させる努力をしました。暴力は暴力を生むだけで、決して暴力から真の平和は生まれない。このガンディーの信念、哲学が
今回の英文に表れています。

I am prepared to die
(私は死ぬ覚悟はできている。)

これは、ガンディーが、「民衆のため、インド独立のためなら自分一人の命など惜しまない、そのためならいつでも死ねる、死ぬ気持ちの準備(preparation)はできている(be prepared to die)」との気持ちを吐露した部分です。何かをする準備(物理的にも気持ち的にも)ができているという表現が、[主語+be prepared to+動詞の原形] です。以下が例文です。

I am prepared to fight for it.
(そのために戦う準備はできているよ。)
I am prepared to listen to whatever you are going to say.
(君が言おうとしていることを聞く気持ちの準備はできてるよ。)
I am prepared to make a presentation.
(発表する準備はできてるよ。)
I am fully prepared to leave for New York.
(ニューヨークに行く準備は万端さ。)

I am prepared to die. と言ったガンディーですが、すぐその後、自分に死を与える行為(殺人)に言及します。自分が死をいとわないということは、その死をもたらす行為(殺人という名の暴力)そのものを容認するものではない、との意志(非暴力主義)を明確にするために、I am prepared to dieと同じパターンを使い、対比させる形で、I am prepared to killという表現を使います。ただし、その前には、そのような行為をするための理由(cause for which)は存在しない(there is no (cause))という前書きを付けて。それが後段の言葉(以下)です。

there is no cause for which I am prepared to kill
(人を殺す覚悟をするいかなる理由も存在しない)

関係代名詞のwhichの前にforなど(前置詞)が付く、あるいは付ける言い方は、なかなか難しいと思う皆さんも多いかと思います。これは、まず一番強く言いたいこと(主旨)を言い、その後説明が足りない部分(名詞)を関係代名詞で言い換え、それについて言いたいことを付け加える、といった頭の動きからできる文型です。日本語でもありますよね、こんな頭の動き。例えば、

(そんな)規則なんかないよ~。みんなが納得するような。
(There is no rule to which everyone agrees.)

まあ、こんな言い方は、気持ちが先行した(先走った)時の言い方ですけどね。落ち着いて言う時は、「みんなが納得するような」+「規則はない」となりますね。これを [主語+(主)動詞] を基本とする英語の語順にあてはめると、[規則はない] が主構造をつくり、「みんなが納得するような」は、あくまで「規則」の説明(修飾語)ですので、「規則」の説明の位置に来る。この場合、説明文が長いので、その説明は説明されるもの(「規則」)の後に来ます。その際説明される名詞は、再度登場するため、関係代名詞に形を変えるというわけです。よく、頭の中で二つの文章が一つになるっていう説明もありますが。

(A) there is no rule
(B) everyone agrees to no rule
(「前に出てきた名詞と同じものが出てきたら、それを表す関係代名詞に変える」規則の適用)
(A)+(B)=there is no rule+everyone agrees to which
(「関係代名詞は先行詞のすぐ後に来なければならない」規則の適用)
正しい文章((A)+(B)に規則を適用)=There is no rule to which everyone agrees.
*whichだけが前に出ないのは、to whichで一つの固まり(前置詞句)を形成し、動く場合は一緒に動くという規則があるからです。

さて、この説明でガンディーの言葉とそれに類する文型のこと、おわかりいただけたでしょうか。皆さんも是非ご自身でこのような文を作ってみてください。ではまた、英語の「いい言葉」を知り、そして、それを作っている英語のことを一緒に学んでいきましょう。In the meantime, have a Happy New Year, guys. See ya! nao


「いい言葉」から学ぶ英語(2)

2009-12-29 | Weblog
2) Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. (あたかも明日死するかのごとく生きなさい。(そして)あたかも永遠に生きるがごとく学びなさい。)

今回の言葉も前回に引き続き、マハトマ・ガンディー(Mahatma Gandhi-本名はMohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・カラムチャンド・ガンディー))の言葉です。なかなか含蓄のある言葉ですね。その意味については、人によって少し見解が違うところがあるようですが、僕の見解はこうです。「明日死ぬと思えば「生」の大事さ、愛しさがわかり、今という時間を悔いのないように生きるものだ。それくらいの気概で今を、この一瞬一瞬を大事に生きなければならない。「学び」には終わりはない。それは一つ一つ積み上げていくもので、「生」は永久に続くものと考えると、その学ぶと言う行為は、これから果てしなく続く未来に資する、きわめて有意義なものである。ゆえに、決して自らの未来のためになる、学ぶという行為を止めてはならない。」さて、みなさんはこの言葉、どう理解されるでしょうか?

それでは、その英語についての話です。使われている文型(文法)は、仮定法過去ですね。「as if+主語(名詞句)+[動詞の過去形]」で、一般的に知られている意味は、「あたかも~のように」というもの。例えば以下のような文に使われます。

My teacher speaks English as if she were a native speaker of English.
(私の先生は、あたかもネイティブスピーカーのように英語を話します。)
The driver came out of the crushed car safely as if nothing happened.
(そのドライバーは、あたかも何も起こらなかったかのように、グシャグシャになった車から無事に出てきた。)

今回の言葉では、動詞はbe 動詞で、その過去形のwereがtoと一緒になって使われています。be toは、「予定になっている」「~することになっている」といった、「未来に起こる」といった感じの意味を持つ言い方です。きわめて簡単な文を作ると、

He is to go to Tokyo tomorrow.
(彼は明日東京に行くことになっている。)

どうでしょう。ほとんどwill とか、be going toと変わりないですよね。ちょっと書き言葉的なニュアンスを持った言い方です。はっきり未来を意味するというよりは、「予定」を意味すると考えた方がわかりやすいと思います。今回の表現を現在形の文にすると、you are to die tomorrow、you are to live foreverとなります。それだと、「あなたは明日死ぬ事になっている」「あなたは永遠に生きることになっている」となりますね。それはそれで意味はありますが、これはあくまでたとえ話なので、仮定法(過去)を使って、you were to die tomorrow、you were to live foreverとなっているわけです。

さて、このガンディーの表現を使って何が文章を作ってみましょう。また僕から…ですね。え~と、じゃあ、これはどうでしょう。

The man proposed to her as if he were to marry her.
(その男は、あたかも(本当に)結婚するかのように彼女にプロポーズした。)
They prepared everything I need as if I were to stay here for a long time.
(彼らは、あたかも私がここに長期間滞在するかのように、私が必要なすべての物を用意してくれた。)

正直、[as if+主語+were to] のパターンは、なかなか使う機会、また出会う機会がないかも知れませんが、覚えておいて損はないと思います。でも、ガンディーの言葉は是非覚えておいてくださいね。人生を生きるにあたって、とても大事な、いい言葉だと思います。僕も噛みしめ、また、実践したいと思います。Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. Please bear that in mind and live each day fully and fruitfully. nao



「いい言葉」から学ぶ英語(1)

2009-12-28 | Weblog
1) Where there is love there is life.(愛があるところに人生・生活がある。)

「いい言葉(格言、名言等)」は、私たちが人生に行き詰まった時、また、人生を見つめ直す時に大きな力を持って私たちを助けてくれます。そんな名言集を集めたサイトはいろいろありますので、興味があれば今日にでも検索してみてください。僕は、そんな「英語のいい言葉」を「英語の学習のため」に皆さんにご紹介したいと思います。英語を理解し、中身を考え、そして、その言葉を、あるいはその英文構造を自分のものとして自分なりの言葉を作り、書く、話す。その過程で英語力を向上させる。そのために「いい言葉から学ぶ英語」と題して、皆さんとともに英語で書かれた(話された)「いい言葉」を見ていきたいと思います。

今回の言葉は、マハトマ・ガンディー(Mahatma Gandhi-本名はMohandas Karamchand Gandhi(モハンダス・カラムチャンド・ガンディー))の言葉です。え?マハトマは本名じゃないの、ってですか?マハトマ…もうちょっと正確に発音を書くと、マハートマー、ってなるみたいですが…これは、「偉大なる魂」と言う意味で、インドの詩聖タゴールから与えられた尊称だそうです。

僕は学校で以下の文を勉強した記憶があります(皆さんもありますよね)。

Where there is a will there is a way.
(意志があるところに道はある。)

日本語の格言、「精神一到何事かならざらん」、つまり、「精神を集中して事に当たれば、いかなる難事でも成し遂げられないことはない。」(広辞苑より)という意味がその日本語訳にもなっています。これと同じ構造を持っているのが今回のガンディーの言葉、Where there is love there is life.というわけです。でも、その構造って?

この文章で使われているwhere は、「どこ?」(疑問詞)じゃないですよね。じゃあ何?そう、関係副詞と呼ばれるものですね。例えば、

Osaka is the place where I grew up.
(大阪は私が育った場所です。)
I went to the restaurant where I happened to see my ex-wife.
(レストランに行ったんだけど、そこで別れた妻に会ってね。)

こんな感じで使われます。関係副詞は、前置詞と関係代名詞とで作られる…頭の中ではそのような意味合いになる…もの、でしたよね?では、ガンディーの言葉を、関係代名詞を使って書き換えてみましょう。

In the place in which there is love, there is life.

ん~、何かややこしい。「場所には…そこには愛がある…人生・生活がある」つまり、「愛があるところの場所には、人生・生活がある」だから、冒頭の「愛があるところに人生・生活がある。」という意味になるわけです。意味は通じますが、きわめて堅い、人口的な構造の文ですよね。そこで、流れをよくする言葉としてwhere が使われるわけです。そうすると、同じ意味が、

Where there is love there is life.

で表現され、言いやすいし、イメージしやすくなります。つまり、英語的、ネイティブ的(自然な)いい回しになるんですね。

この構造を使って、自分なりの言葉を作ってみましょう。まずは僕から、ですか?では、以下はどうでしょう。

Where there is a risk there is a chance.
(リスクがあれば(あるところには)チャンスがある。)
Where there is laziness there is failure.
(怠惰があるところには失敗がある。)
Where there is unity there is a success.
(結束があるところには成功がある。)

どうですか、僕の名言(?)は?皆さんもガンディーの気持ちを想って、自分なりのWhere there is X there is Y. を考えてみてください。皆さんの人生を語る上での名言になること間違いありません(かな?)。そして、それを誰かに伝えて後世に残す、っていうのもいいですよね~。では、また「いい言葉」探してきます。今回はこの辺で。Where there is something to learn there is always an audience. nao


「使える英語表現」(No. 109)「言い方を変えるよ。」

2009-12-27 | Weblog
表現109)Let me put it this way. (言い方を変えるよ。)

「言う/話す」といい意味が頭に浮かぶと、すぐにsayとか、speakとか言いたくなりますよね。もちろん、そういう単語も使いますが、putという言葉も会話の中でよく使われるので、今回はその使い方について話をしたいと思います。

どうしてput が「話す」ことと関係があるのか?putのもともとの意味は、やはり「置く」ですよね。では「置く」と「話す」の間に何らかの関係はあるのか?英語話者も日本語話者も、つまり我々は同じ人間であるわけで、発想はどこか共通しているはず…と思って考えてみると、ありました!日本語でも「言葉を並べる」「言葉を置く」って言いますよね。何らかの考えを「置いてみる」「羅列してみる」などの表現にみられるように、日本語でも確かに「置く」(put)という概念を、言葉、あるいは、考えと関連づけることはあるわけです。

しかし、putという言葉は、もともとは物理的に「置く」という意味が強いので、この言葉を「言う」「話をする」等の意味に使う場合には、それなりにその使い方には制限があるように思います。その制限とは、基本的に文の最初、話を切り出すときに使うというものです。そういった文脈の中で、初めてputは「言う」といった意味を持ちます。以下の文を見てください。

Simply put, you have no courage.
(簡潔に言えば、君は勇気がないってことだね。)
To put it simply/briefly/shortly, you are fired.
(はっきり言えば、君はくびってことだよ。)

「私の考えを簡単に述べれば」といった感じで、putは目的語を取るにもかかわらず、上の文章ではその部分(名詞)がないですよね。なので、これはきわめて口語的、慣用的ないい方です。そのまま、話を切り出すときに使ってくださいね。下の文章では、itが目的語になっています。そのitが頭にある「考え」「思い」を表していると考えるといいと思います。今回の表現、Let me put it this way.(このように、それ(私の思い)を出させて(言わせて)ください。)の中にあるitも同じですね。ではこの表現を会話の中で確認してください。Here you go!
(Bill and Stacy are at a restaurant where Max comes in.)
Max: Oh, hi, Bill. How’re you doing?
(やあ、ビル。どう、元気?)
Bill: Hi, Max. I’m all right. How’s it going?
(ハイ、マックス。問題ないよ。どうだい君は?)
Max: Super. Who is this lady?
(最高さ。こちらの女性は?)
Bill: She is Stacy. My classmate in Math 305.
(彼女は、ステーシィ。数学305のクラスメートさ。)
Max: Hello, Stacy. My name is Max. Nice to meet you.
(こんにちは、ステーシィ。僕はマックス。初めまして。)
Stacy: Same here.
(初めまして。)
Max: Can I join you, guys, if you don’t mind?
(ここに座っていいかな、もしよければだけど?)
Bill: This table is too small for three, I guess.
(このテーブルは3人じゃ狭いよね。)
Max: We can squeeze things.
(上にあるものを詰めればいいよ。)
Bill: We have a reservation for two, so probably the restaurant does not allow it.
(二人で予約をしてるから、おそらくレストラン側がだめだって言うよ。)
Max: Okay. I will talk to the manager.
(わかった。マネジャーと話をしてくるよ。)
Bill: No, don’t. Let me put it this way. We want to be alone, Max.
(いや、しなくていいよ。言い方を変えるよ。僕たちは二人きりになりたいってことさ、マックス。)
Max: Simply put, you want to me to disappear.
(簡潔にいうと、僕に消えてほしいってことね。)
Bill: Damn right.
(まったくその通り。)
Max: Gotcha (got you). Nice meeting you, Stacy.
(了解!それじゃあ、またね。ステーシィ。)
Stacy: Bill. You were so rude. Enjoy your dinner.
(ビル。あれはとても失礼よ。夕食、楽しんでね。)
Bill: What? Come on, Stacy.
(何で?ちょっと、ステーシィ。)
Max: May I sit here? You have dinner for two, right?
(座っていいかな?晩飯、二人分だったよな。)
Bill: Oh, no.
(じょうだんじゃないよ。)

まあ、多少のことは目をつぶって、男としていいところを見せておくっていうのも大事かもですね。あ、でも、女性によっては、「何であんなことをしたの!」って、後でこっぴどく叱られるってこともあるかも。う~ん、女性の気持ちを読むのは難しいなあ…なんて考えたところで、今回はこのへんで。I hope you have enjoyed this story. See you in the next story, guys. Have a good one!(良い夕べを!) nao


「使える英語表現」(No. 108)「それが私にとっては問題なの。」

2009-12-26 | Weblog
表現108)That’s what matters to me. (それが私にとっては問題なの。)

matter という単語は、結構みんな知ってますよね。名詞の意味では「事柄」とか「問題」とか。これを使ったイディオム(慣用表現)も会話ではよく使われますね。例えば、以下のものがよく聞かれます。

(on the bus)
A: What’s the matter (with you)?
(いったいどうしたっていうんだい)
B: I think I will throw up.
(どうも吐きそう…)

(at the meeting)
A: If you say such a thing, you cannot stay at the company.
(そんなことを言ったら、会社にはいられないぞ。)
B: I will take it as matter of course.
(当然そうだと思ってるよ。)

(on campus)
A: Are you okay? I have heard you were pretty sick yesterday.
(大丈夫か?昨日はかなり体調が悪かったって聞いたけど。)
B: Well, as a matter of fact, I didn’t want to go to the party.
(いやね、実を言うと、パーティに行きたくなかったんでね。)
A: You lied?
(嘘をついたってこと?)
B: As a matter of fact, I did.
(事実は、そうしちゃったってことね。)

このように、名詞としては結構使えるんですが、動詞として使うとなると、ちょっと使いにくい(僕だけ?)。動詞の意味はというと、「問題である、重要である、それなりの違いがある」といった感じです。でも、そのように言いたいとき、果たして私たちはmatterを使うのか?まず頭に浮かぶのは…、

( ) is a problem, ( ) is important, there is a difference…
じゃないですかね~?もちろん、それでもいいわけですが、もっと簡単に言うことができて、そしてより口語的、英語的で気持ちが伝わるいい方があるのであれば、それを使った方がいい時もあるわけで…。なので、今回の表現にあるmatterの使い方をしっかり覚えてください。

使い方は簡単です。「何々が問題だ、重要だ」「何々が大きな違いをもたらす」と頭に浮かんだら、[何々(単数の場合)matters]と言えばいいだけです。例えば、以下のように。

The price matters more than the quality.
(値段が質よりも大事よ。)
It doesn’t matter.
(それはどうでもいいよ。)
Does it matter?
(それがそんなに重要なの?)
It matters a lot to me
(それが僕にとっては大事なんだ。)
What matters depends on the person.
(何が問題かは人によって違うよ。)

といった具合です。では、今回の表現を会話の中で確認してくださいね。Here you go!

Nick: What’s the matter, Asuna?
(あすな、どうかした?)
Asuna: I haven’t yet got a mail from my boyfriend today.
(ボーイフレンドから今日はまだメールがないの。)
Nick: He must be busy doing something important.
(何か大事なことしてて忙しいんじゃないの。)
Asuna: He cannot find time to send me a simple mail?
(簡単なメールを送る時間もないってわけ?)
Nick: I don’t know. Maybe. Why don’t you send him a mail?
(さあね。そうかもね。君からメール送ってみたら?)
Asuna: Why me? He should do that, if he loves me.
(どうして私が?私のこと愛してるなら、彼からするべきよ。)
Nick: It doesn’t matter, does it?
(そんなこと、たいしたことじゃないんじゃない?)
Asuna: That’s what matters to me. You don’t understand.
(それが私にとっては問題なのよ。あなたにはわからないわ。)
Nick: Okay. Whatever.
(わかったよ。どうでもいいけどね。)
(Asuna’s cell phone rings.)
Asuna: Oh, hi. How’re you? I was about to send you a mail. No, it doesn’t matter…
(ハイ、元気?今メール送ろうとしていたところ。いいの、そんなことたいしたことじゃないから…)
Nick: Okay…
(なるほどね~)

ま、女性の心は微妙ということで(わからん!)では、今日はこのへんで。See you tomorrow, guys! Tomorrow? I will try my best. Goodbye! nao


「使える英語表現」(No. 107)「彼女は76歳まで生きた。」

2009-12-25 | Weblog
表現107)She lived to be 76.(彼女は76歳まで生きた。)

今回はきわめてsimpleないい回しについてのお話です。実は、この文章、先日友人のアメリカ人からメールをもらって、その中にあったものです。どんな内容ですって?ま、いっか。以下がその部分です。

Even with the rather rudimentary treatment she received in those days, she lived to be 76 and had an active life.
(当時彼女が受けた治療はかなり未発達(基本的)なものでしたが、彼女は76まで生きて、活発な人生を送りました。)

rudimentary(ルーディメンタリー)はrudiment(ルーダァメント/基本、初歩、基礎等)という名詞の形容詞で、elementary とかfundamentallyとかと同じ語感を持った言葉ですが、どちらかというと、土台、基礎、荒い、といった感覚を出したいときに使う言葉です。treatment (ト(ゥ)リートメント)は、髪の毛のお手入れ?…にももちろん使われますが(笑)、医学的に使われると、処置、治療、といった意味ですね。

「彼女は、いろいろ問題があったにもかかわらず、76歳まで生きた」と言う意味ですね。日本語でもこんな言い方しますよね。でも、もし僕がそう言いたかったならば、lived to be という表現を使ったかな~と考えると、答えはnoですね。僕ならば、きっとこう言うと思います。

My father lived until the age of 80.
(僕の父は80歳まで生きた。(実話です))

この文章、日本人的でしょ?でも、りっぱな英語です。ネイティブに確認したところ(確認するまでもないんですが…)、これもネイティブが一般的に使う表現であるとのこと。つまり、lived to be でも、lived until the age ofでも、どちらでもいいということです。なんですが~、lived to be は日本人の頭からは、少なくとも僕の頭からはすぐに出てこないものなので、今回取り上げたわけです。

lived to be で使われているto 不定詞は、学校で学んだ…そう、結果の不定詞といわれるものですね。つまり、to 以下のことが、その前にある動詞が表す意味の結果として起こったということを表します。例文ですね。え~と…、

He grew up to be a doctor.
(彼は大きくなって(成長して)医者になった。)
She looked over the document to find what she wanted.
(彼女は書類に目を通し、探していた(欲しかった)ものを見つけた。)
Jerry opened the door of the refrigerator to find no food in it.
(ジェリーは冷蔵庫のドアを開けたが、食べ物は何もなかった。)

といった具合ですね。では、今回の文章の意味はどう考えればいいんでしょう。
She lived to be 76.
(彼女は生きた。その結果(そして)76になった。=彼女は76歳まで生きた。)

この言い方は、She lived until the age of 76. より、話し手の「生きた、生き抜いた」と言いたい気持ちがはっきり伝わるという点で、単なる事実を述べた、She lived until the age of 76. と一線を画しているように僕は思います。

また、事実だけを捉えると、「~で亡くなった。」(died at the age of)というのか、「~まで生きた。」(lived to be)というのか、その微妙な心の違いが言葉に表れます。もし、後者が頭に浮かんだときは、是非、lived until the age ofと言わずに、lived to be を使ってくださいね。その方が、気持ちが鮮明に伝わるとともに、我々にとっては「英語的」なので、頭にネイティブの回路を作る上でも効果的だと思います。もちろん、こんな表現を現実に使う機会はない方がいいですけどね。

Okay. That is all for today. No conversation today? Nope.(Noの口語的言い方) Shorter the better, isn’t it?(短い方がいいでしょ?)See you in the next story, folks. Bye for now. nao



「使える英語表現」(No. 106)「彼女が~って言ってたって、そう言ってた」

2009-12-24 | Weblog
表現106)He quoted her as telling him she saw you at the bar.(彼は、彼女が君をバーで見たって言ってたって、そう言ってたけどね。)

今回の言い回しは日本人にはちょっと難しいです。あ、僕にとって難しいってことなんですけどね。使われてる言葉は、quote(クウォート)。「引用」とか、「引用する」とかの意味ですね。ものを書いていて何らかの文献を引用するとか、人が言ったことを引用して話すとか、そんな時に使われます。会話では、「誰か(主語)が、誰々が~と述べていたとして引き合いに出す(報じている)」といった語感で使われます。
この場合の語順は以下の通りです。
(someone1) quote someone2 as saying (that)+(その言っていた内容)
as の使い方が難しい…ですよね。as は、「~として」という語感が強いですよね。ならば、そのように理解しましょう。

引用する人(someone1=主語)は、引用される人(someone2)がthat 以下のことを言っている(saying)「として」話している(述べている=引用している)

新聞(Daily Yomiuri)にこんな記事がありました。

The ambassador quoted Clinton as telling him she wished to reiterate her stance over the Futenma issue.
(大使は、クリントン(国務長官)が、(彼女は)普天間問題についてのスタンスをあらためて表明したかったと彼に言ったと話した。)

上の文章は、話した人を隠す(言わない)場合は以下のようになります。
Clinton was quoted as saying that she wished to reiterate her stance over the Futenma issue.
(クリントン(国務長官)は、普天間問題についてのスタンスをあらためて表明したかったと報じられた。)

この受け身の表現はメディアでよく使われるので、しっかり覚えておくといいですよ。なんとなくややこしい感じがしますが、自分で一度文章を作ってみると、結構頭に入ると思います。是非やってみてくださいね。では、今回の表現を確認するために以下の会話をみてみましょう。Here you go!

Nao: Why didn’t you attend the meeting yesterday?
(昨日どうして会合に出なかったんだい?)
Peter: I was sick in bed. I think I had a cold.
(病気で寝てたんだ。風邪ひいたみたい。)
Nao: Is that right?
(本当かい?)
Peter: What? You didn’t believe me?
(何?信じないわけ?)
Nao: Steve said he had a talk with Betty.
(スティーブがベティと話をしたってさ。)
Peter: So?
(だから?)
Nao: He quoted Betty as telling him she saw you at the bar yesterday.
(彼はベティが君をバーで見たって言ってたって、そう言ってたけどね~。)
Peter: She is just mistaken.
(彼女が間違ってるだけさ。)
Nao: Betty was quoted as saying that you told her you skipped the meeting because you had a date.
(ベティは、君が会合に出なかったのはデートがあるからだって、そう君が彼女に言ってたっていうんだけど。)
Peter: Okay. I’m sorry. I lied. What happened yesterday at the meeting?
(わかったよ。ごめん。うそついてた。昨日の会合はどうだった?)
Nao: Well, I don’t know. I didn’t attend the meeting. I had a date.
(さあね、わかんない。出なかったから。デートがあってね。)
Peter: ….

だったら最初から言ってくれよ~って感じですかね。今回の言い回しはかなり英語的ですから、しっかり覚えてくださいね。それではまた次回。See you in the next story, guys. Bye! nao


「使える英語表現」(No. 105)「僕が事を解決してやるよ。」

2009-12-23 | Weblog
表現105)I will get it straightened out.(僕が事を解決してやるよ。)

今回の表現は日常の会話でよく使われる(使う)ものなので、特に「へえ~」って思うものではないです。なので、知っている人は流してください。ストレート(straight)は「まっすぐな、一直線の、はっきりした、等」の意味を持つ形容詞、あるいは、「まっすぐに、正しく、連続して、等」の意味を持つ副詞の場合もありますね。あ、副詞はですね。動詞にかかる(修飾する)言葉のことを言います。つまり、Come straight home, honey.(まっすぐに家に帰ってくるんだよ。/注:honeyは、親しい人に対する呼びかけの言葉)の場合は、「まっすぐに帰ってくる」と、straightが動詞のcomeにかかって(修飾して)ますよね。なので、この場合のstraightは副詞。でも、Look. This is a straight line(いいかい。これはまっすぐな線だよね。)という時のstraightは、名詞のlineにかかっている。なので、これは形容詞、というわけです。では、次の文のstraightは?

Mark. Be straight with me, will you?
(マーク。お願いだから、はっきり言ってくれよ。)

これは形容詞ですね。ストレート(包み隠さずにいる、率直である、はっきりしている)という状態を表していますから。straightにはそんな意味もあります。  straightについては前にも書きましたが、性的に普通である、つまり同性愛者ではない、って意味で、I am straight. という言い方もあります。まさかの時にはこの表現を覚えておいてタイミングよく使ってください(ひょっとしてそんなこともあるかも、ですからね)。

話がそれてしまいました(Sorry…)。今回の表現に出てくる動詞はstraightの動詞形のstraightenですね 。形容詞や名詞にen(接尾辞)のが付くと、それが動詞になるっていうもの。例えば…ですか?そうですね~lightにenが付いて、lighten。strengthにenが付いて、strengthen。deepにenが付いて、deepenとか。いっぱいありますね。

straightenの意味は、straight が持っている意味を動詞にしただけですから、「まっすぐ、まっすぐに」が「まっすぐにする」になりますね。抽象的な意味合いでは、物事を「まっすぐにする」わけですから、「はっきりさせる」「明確にする」「こんがらがっているものをほどいてまっすぐにする→はっきりさせる→解決する=かたをつける」という感じの意味になります。ですから、straighten outは、「(物事を)解決する、片付ける」という意味になり、例えば以下のような文に使われます。

He tried to straighten out his problems.
(彼は自分の抱える問題を解決しようとした。)
Both countries need to straighten out the dispute as quickly as possible.
(両国はその紛争を出来る限り速やかに解決する必要がある。)

今回の文型は、[get+名詞+過去分詞]で、何か(名詞)をある状態(過去分詞)にする(get)のパターンですので、straightenedはstraighten の過去分詞形であり、get it (things) straightened outは、「(積極的に)事を解決する、片付ける」という意味になります。ふ~、説明すると結構ややこしいですね~。でも、わかってもらえたということで、以下の会話をどうぞ(わかってもらえたかな~)。

Tom: Hi, Nao. How’re you doing? You look pretty down. What happened?
(ハイ、ナオ。調子はどう?かなり落ち込んでるみたいだけど。何かあった?)
Nao: Nothing much. I have a slight problem. That’s all.
(たいしたことは無いんだ。ちょっとした問題があるけど。それだけさ。)
Tom: Come on, Nao. I can help you.
(おいおい、ナオ。僕が助けてやるよ。)
Nao: (Well, you always make things more complicated.) Ah…I have to leave my apartment next week.
((いやいや、君はいつも事をもっと複雑にしちゃうじゃない。)いやね、来週アパートを出て行かなきゃならないんだ。)
Tom: Why? You have just moved in a couple of weeks ago.
(どうして?2、3週間前に引っ越したばかりじゃない。)
Nao: My landlord says that I broke my contact terms.
(大家さんが、僕が契約を破ったって言っててさ。)
Tom: What’d you do?
(何したの?)
Nao: Nothing. The other day, my girl friend came to my apartment with her pet cat and my landlord happened to see the cat. She thought I keep a pet in my apartment.
(何も。この間さ、彼女がペットの猫を連れてアパートに来たんだけど、その時大家さんがその猫をたまたま見てね。僕がアパートにペットを飼っているって思ったんだよ。)
Tom: No problem, Nao. I will get it straightened out for you.
(問題ないよ、ナオ。僕が君のために事を解決してやるよ。)
Nao: Tom. That’s okay. I will take care of it. Really.
(トム。大丈夫だから。僕がなんとかするよ。ホント。)
Tom: You know what. Your landlord is a very good friend of my mother’s. Do not worry.
(いいかい。君の大家は僕の母親の仲のいい友達なんだ。心配するなって。)
Nao: (I know your mother is a trouble maker. ) Okay. But, please do not make things more complicated. Okay?
((君のお母さんがトラブルメーカーってことは知ってるよ。)わかった。だけど、事をこれ以上ややこしくしないでくれよ。いいかい?)
Tom: Sure thing. I always get things done pretty well.
(もちろんだよ。僕はいつも事を結構うまく片付けてるからね。)
Nao: (You always get things pretty messed out.) Okay. Get things straightened out, Tom.
((君はいつも事をかなりむちゃくちゃにしてるけどね~。)オーケー。うまく解決してくれよな、トム。)
Tom: All right. By the way, I have a trouble now with Jessica, my girl friend. Would you get it straightened out for me?
(わかったよ。ところでさ~、今ガールフレンドのジェシカとちょっとトラブってってさ。僕のために解決してくれない?)
Nao: ….

持つべき者は友、ってですか。友達にもよりますよね。I hope things will be straightened out for Nao. Me? Do I have a problem? See you guys in the next story. Bye! nao





間違いやすい英語(1)

2009-12-21 | Weblog
間違いやすい英語(1)-consist of-

間違いやすい?誰が?と思ってらっしゃる皆さんもおありのことと思います。僕が!です。はい…。英文を自分で書いたり、または翻訳しなければならない時に、時々(?)「あれ?これでよかったっけ…」って思うことがあります。ありません?まあ、僕だけがそう思って、他の人はみんな、「問題ないじゃん。」って思われるかも知れませんが、僕のような人もいるはず、と思い、こんな標題で「僕が」間違いやすい英語(単語、表現、文型等)を取りあげ、皆さんとともに確認しつつ、今後間違わないようにしていきたいと思います。(「え?自分のため?」)まあ、そう言わずに…(冷汗)お付き合いください。よろしく(ペコリ)。

日本語:この本は5つの章で構成されている。(この本は…でできている。)

さて、この文を英語で言おうとすると、僕の頭には3つの動詞が浮かんできます。make (up), compose (of), consist (of) です。まず一番間違いないだろうなって思う言い方で言うと…。
This book is made up of five chapters.
でも、もうちょっとかっこいい単語を使いたいな~って思ったら…。
This book is composed of five chapters.
でも、「あ、そうだ。consist って単語あったな。そっちの方が格好いいよな。」って思って文章を書くと…。
This book is consisted of five chapters.
ん?これあってる?間違ってない?と思い、よくよく調べてみると…ブー!ですよね。間違ってるわけです(ダメだ…)。なぜか、何度もその経験がある。僕は学習能力が低いのか、と嘆くわけです。正しくは、もちろん、
This book consists of five chapters.
となり、受け身形にはならないのです。でもなぜそれが頭になかなか入らないのか、と考えると…。僕の結論はこうなります。

「構成されている」という日本語は、明らかに受け身(受動態)の文章です。なので、すぐに頭に「(名詞)+(be動詞)+(過去分詞)」の文型が浮かび、( )の中に単語を入れようとします。当然、(This book)+(is)+(made, composed, consisted)となるわけです。しか~し、makeとcomposeはその場所に入るものの、consistだけは入らないわけです。でもなぜ?

consist は、of を伴って、つまり、consist ofという二つの単語で一つの意味の動詞を作り、「~から成る、~で構成される」といった意味になり、その後に目的語、つまり、「何が主語を形作っているのか、その内容の名詞」を取るのです。つまり、通常の他動詞(目的語を取る動詞)と変わらず、ただ、その意味に日本語でいうと「受け身的」な意味合い(構成される、といった)があるというだけなのです。わかりにくい?ですよね~。

僕はこう理解したいと思います。consist of の日本語訳は、「~から成る」「~を持つ(構成している何かを持つ)」と。「される」という受け身の意味を頭から消しさえすれば、間違いはなくなるわけです。ですよね。すると、次のような日本語が出て来ても平気なわけです。

日本語:その委員会は10人の委員で構成されています。
(~を持っている、から成る、わけだから…)
英語訳:The committee consists of 10 members.

どうでしょう?これでもう同じ間違いはおかさないかな?I sure hope so.では、consist of が使われているいくつかの英文を見て、頭が間違いをおかさないか、確認してください。

Water consists of two elements.
Urbana-Champaign consists of two cities.
The group consists of five girls and two boys.
Japan consists of four main islands.
This book consists of five chapters.

いかがでしょう?僕はかなりしっかり理解したような…。また間違いやすい英語を見つけては、皆さんとともに確認していきたいと思います。いや、やっぱり自分のためかな?Any way, let's learn English together. Shall we? See you in the next story, folks. Good-bye! nao

「使える英語表現」(No. 104)「それは、何かあった時のために、ためとくつもり」

2009-12-20 | Weblog
表現104)I'm going to save it for a rainy day.(それは、何かあった時のために、ためとくつもり)

前回は「雨」が入った表現として、rain checkを取りあげました。今回も同じ雨が入った表現についてお話をしたいと思います。「雨の日」のイメージは世界中同じような気がしますね。いや、ある程度四季がある国では、という方が正しいかも知れませんが。「晴れた日」はポジティブ(プラス)なイメージで、「雨の日」はその反対でネガティブ(マイナス)なイメージ。「人生、晴れの日もあれば雨の日もある」といった表現もありますよね、日本語で。

英語も同じです。「雨の日」(rainy day)は、使い方によっては「万が一の時、まさかの時、予期しないようなことが起こった時」といった意味になります。つまり、「雨」は何らのトラブルを表わすということですね。雨は生物が生きていく上でなくてはならないものなのに、否定的に捉えるって、ちょっと人間はわがまま…ま、人間は情緒的(emotional)な生き物だからしかたないかな?なので、こんな言い回しもあります。
Jim was smart enough to get out of the rain.
(ジムは(賢いから)もめごとに巻きこまれないように姿をみせなかったんだ。)

とまあ、雨はトラブルの象徴ばかり…いやいや、そうでもないんです!次の表現を見てください。
I had a terrible headache yesterday and felt really miserable, but I feel (as) right as rain today.
(昨日は頭痛がひどくて、まあ、さんざんな感じだったんだけど、今日はすこぶる快調さ。)

「雨と同じくらいに正しい」?直訳はそうなりますよね。どうも、「雨は降る時には降る」だから、それでいい。あるいは、雨は直線的にまっすぐに降ってくるので、その様子(イメージ)から、何か事が「雨と同じくらいに順調、完璧、絶好調、正常だ」といったプラス表現として使われているようです。雨も否定的な意味合いばかりじゃないということですね。よかった…あ、でも、必ず、(as ) right as rainと、rightをつけることをお忘れなく。では、今日の表現を会話で確認してください。Here you go.

Nao: You look happy today. What happened, Asuna?
(今日は幸せそうだね。何かあったのかい、あすな)
Asuna: I got a bonus today. It is a small one as I have worked only a couple of months. But, I'm really happy.
(今日ボーナスもらったの。数ヶ月しか働いてないからちょっとだけだけど、でも、すっごくうれしい。)
Nao: Good for you. I'm very hungry. I wonder if you would want to buy me…?
(よかったね~。僕かなりお腹へってるんだ。何かおごってくれるとか…)
Asuna: Nice try, Nao. But, I'm gonna (going to) save it for a rainy day.
(いいトライだわね、ナオ。でも、それは何かあった時のために、ためとくつもり。)
Nao: Is that right. Okay. How about dinner anyway?
(そうなんだ。わかった。で、晩ご飯はどうする?)
Asuna: What do you want to eat?
(何食べたい?)
Nao: I wanna(want to) eat spaghetti.
(スパゲティ食べたいな。)
Asuna: I don't feel like eating spaghetti. But if you insist, it's okay. You buy me dinner, then, right?
(私はスパゲティ食べたい気分じゃないわね~。でも、あなたがどうしてもというなら、いいわよ。ということだと、夕食おごってくれるのよね。)
Nao: I haven't insisted, have I?
(僕はどうしてもなんて言ってないよ、だよね。)
Asuna: Let's talk it over at the restaurant. Okay?
(そのことはレストランで話しましょう。いい?)
Nao: All right. I wonder what much do I have in my wallet?
(わかったよ。財布にいくら入ってたかな~。)

ま、女性の方がしっかりしているということで。いや、嫌みではなく、もちろん(冷汗)。All right. That’s all for today. See you in the next story, guys. Bye now! nao