表現31)I love you the way you are.(ありのままの君が好きだよ。)
いや、この表現は、男性諸君は是非覚えておいてほしいですね(あ、誰かの歌の題名にもなっていたような…)。もちろん、外国の女性を口説く時には有効であるわけですが、英語がちょっとできる女性にも、必ずや効果があると思いますよ。あ、だからといって、女性陣は「じゃあ、もう読まない!」って言わないでくださいよ。しっかり英語の勉強にもなりますからね。
では、この表現の分析から。I love youは誰でも知っているので省略しますね。the way you areの意味は、「ありのままの君」になっていますが、どうしてそうなるのか。(the)wayは、誰でも「道」「道路」ってことは知ってるし、また、「手段」「方法」「やり方」等の意味も大丈夫ですよね。例えば、
Please show me the way to handle this machine.
(この機会を扱う方法を教えてください。)
I didn't like the way you treated him the other day.
(先日のあなたの彼に対する扱い方は、どうかと思いましたね。)
でも、wayにはもう一つ、よく使われる意味があります。それは、「状態」「様態」「現状」といった意味です。つまり、「何かが存在する様子、その全体感」を表わすものです。基本的な使い方は以下の通りです。
□the way+主語+動詞
(何かが(主語)どうする/どうある(動詞)状態(the way))
今回の表現をこのパターンに入れると、
■the way+you+are
(あなたが(主語)今そうである(be動詞)状態(the way))
(→あなたがあなたである状態→ありのままのあなた)
とまあ、こうなるわけです。同じようにbe動詞を使った表現としてよく使われるものは以下です。
I don't like the way it is.
(今の状況は好かんな。)
Leave it the way it goes.
(それが(動いて)いく状況のままにしておけ→なるがままにしておけ)
It's just the way things are.
(もの事はそういうものだ→そういうことになっているのさ)
We have to face the way things are.
(我々は現状(物事がその状態でいること)を直視しなければならない。)
The way things are now, we will not succeed in it.
(このままだと、成功はしないさ。)
どうでしょう?使い方、わかってもらえました?では、復習と言ってはなんですが、以下の会話を読んで、今回の表現の使いかた、意味を再確認してください。では、会話です。Here it goes.
(Betty and Sam are getting married soon.)
Betty: Sam, the wedding is at last coming next week. Do you love me?
(サム、結婚式はとうとう来週ね。愛してる?)
Sam: Of course, I do, sweetheart.
(もちろんさ、スウィートハート。)
Betty: What do you like about me?
(私のどういうところが好き?)
Sam: I love you the way you are, sweetheart.
(ありのままの君が好きさ、スウィートハート。)
Betty: I hope we will be the way we are.
(これからも私たち、このままでいれたらいいんだけど。)
Sam: No doubt about it.
((そうなることは)間違いないよ。)
(2 years passed after they got married.)
Sam: Betty, it's time we went. Jump in the car!
(ベティ、もうとっくに行く時間だよ。早く車に乗って!)
Betty: Don't you worry, Sam. They can wait.
(心配しなくて大丈夫よ、サム。彼らは待ってるから。)
Sam: Well, the road is pretty crowded.
(道がかなり混んでるなあ。)
Betty: The way things are now, we are arriving there at around 7.
(このままだと、あそこに着くのは7時くらいかしら。)
Sam: We will be so late. Look, why did it take such a long time for getting dressed?
(かなり遅れるなぁ。ねえ(ところで)、着替えるのにどうしてあんなに時間がかかるわけ?)
Betty: Well, the dresses are getting smaller these days.
(そうねぇ、洋服が近頃小さくなってるのね。)
Sam: You are getting bigger, Betty.
(君が大きくなっているんだよ、ベティ。)
Betty: Are you saying that I should go on a diet?
(私にダイエットでもしろと言ってるの?)
Sam: You should try to change. That's what I am saying, Betty.
(変わるよう努力すべきだって。そう言ってるだけさ、ベティ。)
Betty: So, now you don't love me the way I am, huh.
(じゃあ何。今はありのままの私は愛せないというわけね。)
Sam: I love you, but I don't like the way you are. You are overweight, honey.
(愛してるよ。だけど、今の君には問題があると思うよ。太り過ぎだよ、ハニー。)
Betty: No, I am fine the way I am. Than you. Stop the car! Right now!
(いいえ。私は今のままで問題ないわ。ありがとう。車を止めて!今すぐよ!)
Sam: Oh, dear. Again…
(やれやれ、またか…。)
いやはや、時間の経過はいろいろなところに影響を与えるようで…。でも、このどこにでもある(?)夫婦の会話から、今回の表現についてはしっかり理解してもらえたと思います。何回か会話を読めば、頭に固定すること間違いなしです。あ、会話の内容は忘れてもらっていいですよ。じゃないと、何かあった時に、つい同じような事を言いかねませんからね。くれぐれもお気を付けを…。では、今回はこの辺で。See you in the next story, guys! Take care!
(End of Story)
いや、この表現は、男性諸君は是非覚えておいてほしいですね(あ、誰かの歌の題名にもなっていたような…)。もちろん、外国の女性を口説く時には有効であるわけですが、英語がちょっとできる女性にも、必ずや効果があると思いますよ。あ、だからといって、女性陣は「じゃあ、もう読まない!」って言わないでくださいよ。しっかり英語の勉強にもなりますからね。
では、この表現の分析から。I love youは誰でも知っているので省略しますね。the way you areの意味は、「ありのままの君」になっていますが、どうしてそうなるのか。(the)wayは、誰でも「道」「道路」ってことは知ってるし、また、「手段」「方法」「やり方」等の意味も大丈夫ですよね。例えば、
Please show me the way to handle this machine.
(この機会を扱う方法を教えてください。)
I didn't like the way you treated him the other day.
(先日のあなたの彼に対する扱い方は、どうかと思いましたね。)
でも、wayにはもう一つ、よく使われる意味があります。それは、「状態」「様態」「現状」といった意味です。つまり、「何かが存在する様子、その全体感」を表わすものです。基本的な使い方は以下の通りです。
□the way+主語+動詞
(何かが(主語)どうする/どうある(動詞)状態(the way))
今回の表現をこのパターンに入れると、
■the way+you+are
(あなたが(主語)今そうである(be動詞)状態(the way))
(→あなたがあなたである状態→ありのままのあなた)
とまあ、こうなるわけです。同じようにbe動詞を使った表現としてよく使われるものは以下です。
I don't like the way it is.
(今の状況は好かんな。)
Leave it the way it goes.
(それが(動いて)いく状況のままにしておけ→なるがままにしておけ)
It's just the way things are.
(もの事はそういうものだ→そういうことになっているのさ)
We have to face the way things are.
(我々は現状(物事がその状態でいること)を直視しなければならない。)
The way things are now, we will not succeed in it.
(このままだと、成功はしないさ。)
どうでしょう?使い方、わかってもらえました?では、復習と言ってはなんですが、以下の会話を読んで、今回の表現の使いかた、意味を再確認してください。では、会話です。Here it goes.
(Betty and Sam are getting married soon.)
Betty: Sam, the wedding is at last coming next week. Do you love me?
(サム、結婚式はとうとう来週ね。愛してる?)
Sam: Of course, I do, sweetheart.
(もちろんさ、スウィートハート。)
Betty: What do you like about me?
(私のどういうところが好き?)
Sam: I love you the way you are, sweetheart.
(ありのままの君が好きさ、スウィートハート。)
Betty: I hope we will be the way we are.
(これからも私たち、このままでいれたらいいんだけど。)
Sam: No doubt about it.
((そうなることは)間違いないよ。)
(2 years passed after they got married.)
Sam: Betty, it's time we went. Jump in the car!
(ベティ、もうとっくに行く時間だよ。早く車に乗って!)
Betty: Don't you worry, Sam. They can wait.
(心配しなくて大丈夫よ、サム。彼らは待ってるから。)
Sam: Well, the road is pretty crowded.
(道がかなり混んでるなあ。)
Betty: The way things are now, we are arriving there at around 7.
(このままだと、あそこに着くのは7時くらいかしら。)
Sam: We will be so late. Look, why did it take such a long time for getting dressed?
(かなり遅れるなぁ。ねえ(ところで)、着替えるのにどうしてあんなに時間がかかるわけ?)
Betty: Well, the dresses are getting smaller these days.
(そうねぇ、洋服が近頃小さくなってるのね。)
Sam: You are getting bigger, Betty.
(君が大きくなっているんだよ、ベティ。)
Betty: Are you saying that I should go on a diet?
(私にダイエットでもしろと言ってるの?)
Sam: You should try to change. That's what I am saying, Betty.
(変わるよう努力すべきだって。そう言ってるだけさ、ベティ。)
Betty: So, now you don't love me the way I am, huh.
(じゃあ何。今はありのままの私は愛せないというわけね。)
Sam: I love you, but I don't like the way you are. You are overweight, honey.
(愛してるよ。だけど、今の君には問題があると思うよ。太り過ぎだよ、ハニー。)
Betty: No, I am fine the way I am. Than you. Stop the car! Right now!
(いいえ。私は今のままで問題ないわ。ありがとう。車を止めて!今すぐよ!)
Sam: Oh, dear. Again…
(やれやれ、またか…。)
いやはや、時間の経過はいろいろなところに影響を与えるようで…。でも、このどこにでもある(?)夫婦の会話から、今回の表現についてはしっかり理解してもらえたと思います。何回か会話を読めば、頭に固定すること間違いなしです。あ、会話の内容は忘れてもらっていいですよ。じゃないと、何かあった時に、つい同じような事を言いかねませんからね。くれぐれもお気を付けを…。では、今回はこの辺で。See you in the next story, guys! Take care!
(End of Story)