はじめに・・・このブログについて
はじまりは2005年4月6日から。
現在別居中(ダンナが勝手に出て行きました)→調停離婚が成立しました。
覚え書き↓
2009年11月 ダンナがまたおかしくなりはじめた。
2009年12月 ダンナがまた出て行った。(二度目の別居)
2010年 2月 姑とのバトル。これ以降一切連絡を取っていない。→姑の電話で暴言。
夜、電話がかかってきた。
最初は携帯に着信。見たらダンナだったから出なかったらすぐ切れた。
それからしばらくして家の電話に掛かってきた。
仕方ないから出た。
私はしら~っと、淡々と受け答えする。
ダンナ「色々居るので・・・取りに行きたいと思うのだけど。」
私「はい、」
ダンナ「アイロンってあったかな?」
私「さあ?無いと思う。」
ダンナ「え?アイロン無いの?アイロンどうしたの?」
私「覚えてない。知らないよ。捨てたかもね。
ダンナ「ええ・・・無いの?なんで?なんで無いの?」
私「知らないよ。何年前だと思ってるの。捨てたかもしれない。」
ダンナ「何で捨てるの?」
私「さあ。もう覚えてないけど」
アイロンってのは3年前に別居中にダンナが買ったアイロンだ。
ダンナの別居引き上げ品のひとつだ。
アイロンアイロンってしつこいな。アイロンくらい1万円以内で買えよ。
でも本心はおどおどしていた。
アイロン、どうしたんだろう?捨てたかもしれない。
捨てたなんていったら殺されるかもしれない・・・
そう思いながらも私は完全に開き直った。
完全に開き直ったら何だか気持ちよかった。
何で今までこんなふうに強気に出られなかったのだろうか。
あと同じく3年前まで別居で使っていたものをあれこれ
ありますか?と確認してくる。
敷物、コタツ、ポットなど・・・
嬉しいな、あの数々の別居ゴミ、持って行ってくれるんだ。
ダンナはかつぜつ悪そうにぽつりぽつりとしゃべる。
私は何にも気遣うこともなく黙って聞いていて時々「はい、はい」と
返事をした。
また別居の荷物、私に全て出しておけよとでも言わんばかりに。
でも私は用意するとも何も言わなかった。
ダンナ「敷物は・・・まだ押入れに入っているかな?」
私「あると思うよ」
ダンナ「コタツも押入れにあるよね・・・」
私「あるでしょうね。」
ダンナ「・・・」
私「明日は私達居ないんで。」
ダンナ「オレも明日はいけないから。」
私「はい。」
ダンナ「・・・そうだね、じゃあ連休中に適当に出すわ。」
私「はい。」
以前のようにダンナの引越しお手伝いをするなんてたくさんだ。
私は何にも手伝わないから。
どこに住むのかとか、聞いて欲しかったのかな?
何だか何度も沈黙して何が言いたいのか全くわからなかった。
私はとにかく早く電話を切りたいだけだった。
電話を切ってから長男が
「お父さんのアイロン引き出しに入っていたよ~」
と出してきてくれた。
確か使いにくいアイロンで、なんとなく使いたくなかったからしまったんだった。
捨てたりしたら何を言われるかわからないから。
でも何か壊れているみたいだった。
ダンナにメールした。
「アイロン、子供達があるよ、って教えてくれました。
動くのかどうかは知らないけど一応出しておきます。」
返事はありません。
しばらくずっと仕事が忙しくてゆっくり休めなかった。
2連休すら無かった。
でもGWはなんとか3連休はとれた。嬉しい。どう過ごそうか。
今まではどれだけ休みがあったって休日は家族の奴隷、
家政婦としての役割があった。
休めた気持ちになんてまったくなれなかった。
一日中食事の用意について考えたり、何か家事を片付けたりして動いていた。
考えてみれば休日は休日じゃなかった。
どうしていつも休日はあんなに疲れていたのだろう。
「休みはあれをしよう!」とか思う気持ちが全くなかった。何故なんだろう。
主婦っておかしい。
それとも私が要領悪いだけなんだろうか?
休みの朝は少しぐらい遅くまで寝ていたいけど、
ダンナが早く置きだしてテレビをつけて待っている。
「早く起きてオレのご飯の用意をしろ」というのが伝わってくる。
(ダンナは決して、はっきりと言わない)
私が遅く起きると、先にコーヒーを飲んでいて
前日用意してあった朝食を「いらない」と食べない。
まあ用意してある、っていってもパンに焼いたウインナーをはさんだものとか
サンドイッチなんだけど。
朝ごはんが終わると後片付けをして気付くと10時半くらいになっている。
着替えて買い物に出る。次はお昼の準備をしなけりゃいけない。
面倒な時は買い物して簡単に作れるものを買ってくることもあるが、
買い物時には夕飯のことも考えて購入する。
何を作ってもダンナは文句は言わない。何も言わない。
まあ聞いたとしても「なんでもいい」と返される。
だけどこの何にも言わない、「なんでもいい」はくせものだ。
そういいながら不満があっても「言えないのだ。」
それはかなり後になって爆発した時に全て言われる。
「あんなものを出して!お前のご飯はまずい!」などなど・・・
買い物から戻りすぐお昼の用意をする。
そして片付ける。もうこの頃には何だかくたくたになっている。
なので休みの日は疲れて昼寝してしまうことが多い。
昼寝からおきて夕方、夕飯の用意に取り掛かる。
ご飯の支度って1~2時間かかるのは私が要領悪だからだろうか。
・・・でも最近、そんなに時間が掛からなくなった。(笑)不思議だ。
洗い物・片付けだって1時間くらいは拘束されていた。
何で主婦はこんな無駄な時間を過ごさなきゃいけないんだろう?
私はずっと思っていた。
料理は嫌いじゃなかったはずなのにいつしか大っきらいになっていた。
考えてみれば休日は一日中ご飯のことばかり考えていたし、支度していた。
そのせいで私は休日にあれがしたい、これがしたいとか、
ゆっくり体を休めるって事ができなかった。
休日は主婦の拘束日。いまどきありえないって思う。
もっと有効に時間を使えないのか。
・・・もちろん、今の私はダンナがいないから休日は有効に使っている。
そう、今になってなぜ休日が休日じゃなかったのかがわかってきた。
一日中ご飯のことを考えることはなくなった。
あ、でも毎回手抜きってわけじゃないですけどね。(笑)
ちゃんとご飯のことを考えても、買い物や家事をしても
今の私には自分が自由に休日を過ごすことができるんだ!って気持ちがある。
不思議だ。
何が・・・ってわけじゃないけどきっと精神的にダンナに拘束されていたんだろう。
何故あんなに辛かったんだろう。
そんなわけでこの3連休、私はワクワクしている。
そういえば、ダンナは夜中の襲来(謎)以来、帰ってこない。
なんだ、結局何も用事なんてなかったみたいだね。
私はまた、アパート決まって荷物を運びたいから戻ってきたとか思ったのに。
昨日は次男が私の実家にお泊りで行ってしまった。
珍しく長男と二人っきりで過ごした。
ふとダンナの事を聞いてみた。
「A(長男)は、お父さんが居なくても平気?」
「うん、どうでもいい」(即答)
「何で?勝手なことをしているから?」
「そうだね。お父さんなんて居てもいなくてもどっちでもいい」
ちょっとかわいそうだな、子供にとっては居なくてもいい父親だなんて・・・
結局うちのダンナは子供達にそういうふうにしか関われなかったってことだよね。
何だか気の毒な気がする。子供達が。
「じゃあ、お母さんが居なかったら?」
「・・・・それは困る」
一瞬にして顔が曇る。
意地悪な質問してしまったけど、ちょっと安心した。
昨日、職場のシングルの子がGW、ツーリングに行くのだ、と話していた。
ちょっとびっくりしたなあ!バイク乗りだったんだ。
趣味にお金が掛かって・・・って嬉しそうに話していた。
シングルの女性がみな苦労ばかりしているとは限らないんだ。
・・・っていうより実際はいろいろなしがらみからすっかり開放されて
そうしてのびのびと生活しているんだろうな。
私も何か楽しみを見つけなくっちゃ。
子供の為に・・・とかって必死に仕事するんじゃなくて
自分の為の楽しみをなにか見つけなきゃあ、って思いました。
今の自分は、神様がくれた「自分らしく生きる」チャンスなんじゃないかと
ふと思った。