やってきましたこの日。
薪ストーブの火入れ式です。
簡単な神事を済ませ、薪を投入。
薪はフエゴさんから持ってきたモノを最初は使いました。
本体に純正の温度計を設置し、150度以下で燃やすように開始。 イキナリ高温で使い始めると、鋳物製のストーブには悪いらしく、150度以下での燃焼を、3回に分けて行います。グレードと呼ばれる灰が落ちていくスノコ部分は弱いので、初めの方は、その上に余り薪を置いて燃焼させない方がいいとのこと。
薪も奥の方からおいていきました。
たき付けで割り箸や牛乳パックを乾かしたものを使うと良いなどのアドバイスを受け、今日は着火剤を使うことにしました。 燃焼吸気量調節ダイヤルの操作方法、その意味。 室内の空気がどこを伝って煙突に流れるか。着火時の天候による色々な影響などなど、あらゆる事を聞きながら進みます。
余りに真剣に聞いていたのか・・・。
何を思うわけでもなく着火。フエゴさんの・・・。
「おめでとうございま~す。薪ストーブの世界へようこそぉ!!」
と言われ、はっと我に返った次第です(^0^;)
あっさりと言えばあっさり・・・。
しかし、説明だけでも何とも奥が深い世界だなぁ、と思いました。
徐々に大きな薪を積み上げていきます。流石、フエゴさんとこの薪。火付きが違います。
それに合わせて煙突の確認。
点け始めは煙が出やすいとのことでしたが、写真には納められませんでしたが、確認できるくらいの煙は出ていましたが、予想以下の量でした。それもフエゴさんとこの薪だからでしょうねぇ。
いやぁ、良い感じで炎が上がっております。見ているだけで癒やされます。
そして、いよいよ我が薪の投入。
一番乾燥が進んでいるモノを、と言うことでしたが、正直どれがどれか分からなかったので、見た目、乾いてそうなモノを投入。
そして、あえなく撃沈。というのは、この瞬間。その薪のできの善し悪しが分かる。つまり燃えるのか、燃えにくいのか、と言うことで・・・。
予想以下の仕上がり具合(ToT)
まぁ、しょうが無いと言えばしょうが無いですが、薪は買わん!!と決め、せっせと蓄えてきたのですが、1月から集め始め正味8ヶ月くらい。
そりゃぁ、乾燥に1年以上を要すると言われている薪ですから、しょうが無いと言えばしょうが無いですが、ショックでした。
そして、こんな小技も教えてもらいつつ、1回目の慣らし運転は終了。いやはや、何ともかんともな初回でしたが、これからが楽しみな火入れ式でもありました。
しかし、大事な火入れの儀でしたので、2人で乾杯。実際燃やしてみると、また色々なことが分かった薪ストーブでした。
マスターに3年かかる、と言われ、それはそれで楽しみ。
悪戦苦闘は続くでしょうが、これからの人生に、新しい楽しみをいただけたことに感謝です(^.^)