ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

HERO~ヒーローになる時、それは今~その1

2013-03-02 14:05:38 | 日記
【HERO】は12月に発売されたけど
タイアップの『時計』のCMは

進入学される学生の方や新社会人の方に向けて
アピールするものだったと思う


1979年1月1日午前0時の時報と共に
民放各局が一斉にこのCMを流すという
何百億円もかけたビッグタイアップに

甲斐さんは企画に負けないくらいの
疾走感とインパクトを持った曲を作らなければ…と
プレッシャーを感じたそうだ


ずっと『青春さわやか路線』だった腕時計のCM

そんな明るくさわやかな世界ばかりでなく
もっとアンダーな世界を表現したいという代理店の意向で

甲斐バンドに白羽の矢が立ったという

代理店が考えたいくつものコピーの中には

『腕にときめき、唇にスイング』とか
『今、夢見る時間』
『僕らの春はムービング』など

お馴染みの青春路線みたいなものもあったようだけど

甲斐さんが『これならやります』と迷わずに選んだのが
『ヒーローになる時、それは今』

『作りたい世界がある』と言って出来て来たのが【HERO】


大垣市でのライブの後、打ち上げ中の大広間から
松藤さんと二人で別室に移り

ギター演奏だけでデモテープを録ったそうだ

後のアコギツアーの時に同じ大垣市民会館のMCで…

大広間に戻ったら誰も居なくて真っ暗だった(笑)

飲むのを中断して曲を作ってたから飲み足りなくて

松藤さんと二人で『帳場』に忍び込んで
お酒を調達した話をされたそうだ(笑)

奥さんいわく…

甲斐さんはいつも『帳場』って言うんだけど
『厨房』の間違いじゃないのかな?(苦笑)


奥さんは『帳場』って聞くといつも
『前略おふくろ様』の八千草薫さんが
座ってる部屋が浮かぶらしい(爆)


それはさておき…

当時の奥さんは夜の7時前になると
必ず毎日放送にチャンネルを合わせて
時計のCMを見ていたそうだ(笑)

甲斐さんがスプレー缶を手に【HERO】の文字を書くものの他に

アイスホッケー篇、エレベーター篇
トロッコ篇があったようだけど

エレベーター篇は過激過ぎるという理由で
放送されなくなったらしい(苦笑)

奥さんいわく…

ガラス張りのエレベーターが上って行く間に
メンバーが次々と仮面を脱ぐだけなのにねぇ(笑)

今だったら何の問題もないと思うよ(爆)

1番スピーディーで好きだったのに…と残念がっていたけど

昭和のお茶の間には相応しくなかったのかな?(笑)

コメント
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