ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

映画三昧その6

2015-11-19 14:08:05 | メディア
司会の女性いわく…皆さん、先ほどの映画の冒頭シーンに
甲斐さんが出演されていたことにお気づきになりましたか?(笑)

場内からまばらな(苦笑)拍手が起こると
甲斐さんは『8人くらいしか気づいてないですね(笑)』と笑って

監督やキャストの皆さんの顔合わせの場だった
お好み焼き屋さんに呼び出された話をなさったそうだ

電話では(脚本のことで)『揉めてる』と聞いてたけど
実は、船越さんがアイデアを出されて

元の脚本では『何度か会ったことがある』設定になっていた(!)
『父』と『息子』が、実際の映画に描かれた通り

あの日が初対面で、しかも『娘』は急にいなくなってしまい(笑)
非常に気まずい空気の中で…という内容に変わったので

その場で脚本の手直しをしながら
船越さんと大森南朋さんが実際に演技をなさったりして
ひと通り演り終えた後に甲斐さんが到着されたらしく
『ナンかホワッとした空気だったんですよ(笑)』

その場の雰囲気に圧される感じで、ご出演が決定したようですが
あの『タクシー運転手』は、元々脚本になかった役だったみたいで
『これも船越さんのアイデアなんです』と甲斐さん

『見たこともないくらい、てらってらのベスト(笑)を渡されて…
でも、白いワイシャツを着て、ネクタイを締めたら
タクシーの運転手にしか見えない(笑)』と話されると

船越さんいわく…タクシーの運転手っていうのは
甲斐さんのファンの人が観た時に
一番喜んでくれるんじゃないかと思ったんです(笑)
…って、確かにインパクトありましたけど…(笑)

司会の方の『ご自身の演技をどう思われますか?』との質問に
奥さんは、心の中で『私もそれが訊きたい!』と禿同(笑)
甲斐さんの答えは『僕以外の出演者の方は全員素晴らしい(笑)』

船越さんが、ご自身の主演ドラマで
甲斐バンドの【Blood in the Street】を
主題歌に使わせて頂いたこともあって
甲斐さんが『本人役(笑)』で出て下さったんですと話され

その際、甲斐さんは『シャレでね(笑)』とおっしゃったのに
『甲斐よしひろ俳優デビュー!(笑)』って
ヤフーニュースのトップになったり(笑)新聞にデカデカと出たり…
と、説明なさっていたんだとか…(笑)

でも、甲斐さんが演じられた
『ライブで1曲しか歌わないミュージシャン(笑)』は
『武井竜二』さんですよね(笑)

その時にも甲斐さんは
『そんなミュージシャンいる!?(笑)』と笑っておられましたが

『ヤキマ・カナットによろしく』の『男性客』についても
『いきなりハーモニカ吹く客なんかいる!?(笑)』って言ったら

青山真治監督が『大丈夫!僕がナンとかしますから!』って…(笑)
(スクリーンを手で指し示され)
でも、ナンとかなってましたよね?(笑)とお訊ねになり

司会の女性も『ええ、甲斐さんのアップで終わってましたね』と…(笑)

前から青山監督に3回くらい『出ないか?』と言われてて
ずっと断ってたんですけど(笑)

『父と息子』に出ちゃったから
断れなくなって…(笑)と話されてたそうですが
奥さんは『逆じゃね?(笑)』とツッコミ(笑)

確か…前出のお好み焼き屋さんで
甲斐さんが、つい『青山監督の作品に出た』と口を滑らされて(笑)
『榊(監督)の顔色が変わり…』っておっしゃってました(笑)

甲斐さんが『この映画は結果的にみんな
僕の知り合いが関わってくれていて(笑)
青山監督もそうだし、光石研さんも飲み友達なんですよ
船越さんも大森南朋くんも…と話されると

船越さんが『みんな甲斐さんのファンなんです(笑)
この映画は「押しかけ映画」ですよね(笑)』
ちなみに、甲斐さんは『押しかけ映画!?(笑)』と
爆笑なさってたんだとか…(笑)

司会の女性も『今日おみえになってるお客様も
皆さん、ずっと笑顔で甲斐さんのお話を聴かれてて(笑)
ホントに甲斐さんのことがお好きなんだなあと思ってました』と…(笑)

『ただ、甲斐バンドの曲の中から何を選ぶのかは
監督の自由だったんです』と船越さん

三島有紀子監督が【らせん階段】を選ばれたことで
『ホントに甲斐バンドが好きなんだ』と思われたそうで

映画の中には【安奈】や【HERO】のようなヒット曲も入ってますけど
【らせん階段】はアルバムの中の曲ですからね
思い入れがおありなんだろうなと思いました…と、話されていたという

以前に甲斐さんも三島監督のこの選曲に
スゴく驚かれ、嬉しかったとおっしゃってたけど
この時も船越さんのお話しに
大きく何度も頷かれていたらしい

ただ『僕は(作品に関して)何も口を出さないんで…』とはおっしゃったものの

今までの舞台挨拶やインタビューでよく話されていた
『どの作品も楽曲とは全く違う距離感で
撮られていることに感動しました』というコメントや

『父と息子』が、カラーからモノクロに変更されたこと
ナカナカ消えなかった『奇跡のロウソク』については
触れられなかったそうだ(笑)

船越さんが『この映画は元から
全国ロードショーって感じで作られたものじゃなかったので
是非、大きなスクリーンで観て欲しいと思って
招待作品に推させて頂いたんです』とおっしゃると

甲斐さんは『こういうオムニバス映画って
海外では作られてても、日本ではナカナカなかった
まして音楽映画ですから、全く初めてのことですよね』と
改めて感慨深げに話されていたんだとか…
コメント
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