(↑葦を使って作った大友宗麟)
『豊の国ねんりんピック』が大分市内のアートプラザで開催中なので観に行った。
大分県在住の60歳以上の方が創作した絵画・写真・書・工芸・短歌・俳句・川柳などの
入選作品が展示されている。
祖母が生前、この展覧会にちぎり絵や短歌などを出展していたので関心を持ち
私も今回切り絵を応募してみようと思っていた催し物だ。
(一応切り絵を作り、出品票を市役所に持って行ったりしたが、
自分のレベルがあまりに低すぎる気がして取りやめた)
広い会場の端から順に見て行った。
俳句のところで嬉しい出あい。なんと中学校の同級生の〇江ちゃんの俳句が・・・!
夕方の漁村の光景をみごとに詠んだ1句。素晴らしい!
同じく俳句でもう一人私が知ってる人の作品もあった。
こういう所で知ってる人の作品を見つけると嬉しくなる。
レベルの高い作品がずらりといっぱい・・・感心しながら見て回る。
すると私の知り合いの方の木版画が・・・。
実はこの方にこの作品展の事を紹介したのはこの私。
「私も出そうと思っているので一緒に出しませんか?」と電話した。
その後、自分が応募を取りやめたことを連絡もせず
その方が応募したかも知らなかった。
多色刷りの手の込んだ木版画・・・
なんと緻密に彫っていることか。
誠実な人柄が現れている・・・
絵画や写真などにも私が知っている人が4~5人いた。
60を過ぎても(100歳以上の方もいた)みんなチャレンジ精神を持って前向きに精進し
素晴らしい作品を作っている。
そのエネルギーに感心し、少しは私も気を引き締めて生きなくてはと
大いに刺激を頂いた。
帰りの車の中で(夫、運転)早速〇江ちゃんに電話して観たことを伝えた。
そして家に帰り木版画の方に感想とお詫びの電話。
笑ってすっぽかしを許してくれた。
来年は私も何か応募できたら良いな。