あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

豊の国ねんりんピック

2015年06月05日 | 日記

(↑葦を使って作った大友宗麟)

 

『豊の国ねんりんピック』が大分市内のアートプラザで開催中なので観に行った。

大分県在住の60歳以上の方が創作した絵画・写真・書・工芸・短歌・俳句・川柳などの

入選作品が展示されている。

祖母が生前、この展覧会にちぎり絵や短歌などを出展していたので関心を持ち

私も今回切り絵を応募してみようと思っていた催し物だ。

(一応切り絵を作り、出品票を市役所に持って行ったりしたが、

自分のレベルがあまりに低すぎる気がして取りやめた)

 

 

広い会場の端から順に見て行った。

俳句のところで嬉しい出あい。なんと中学校の同級生の〇江ちゃんの俳句が・・・!

夕方の漁村の光景をみごとに詠んだ1句。素晴らしい!

同じく俳句でもう一人私が知ってる人の作品もあった。

こういう所で知ってる人の作品を見つけると嬉しくなる。

レベルの高い作品がずらりといっぱい・・・感心しながら見て回る。

すると私の知り合いの方の木版画が・・・。

実はこの方にこの作品展の事を紹介したのはこの私。

「私も出そうと思っているので一緒に出しませんか?」と電話した。

その後、自分が応募を取りやめたことを連絡もせず

その方が応募したかも知らなかった。

多色刷りの手の込んだ木版画・・・

なんと緻密に彫っていることか。

誠実な人柄が現れている・・・

 

絵画や写真などにも私が知っている人が4~5人いた。

60を過ぎても(100歳以上の方もいた)みんなチャレンジ精神を持って前向きに精進し

素晴らしい作品を作っている。

そのエネルギーに感心し、少しは私も気を引き締めて生きなくてはと

大いに刺激を頂いた。

 

帰りの車の中で(夫、運転)早速〇江ちゃんに電話して観たことを伝えた。

そして家に帰り木版画の方に感想とお詫びの電話。

笑ってすっぽかしを許してくれた。

来年は私も何か応募できたら良いな。