大阪の今日の日の入りです。
コロナがなければ、今日は沖縄にいるはずでした。
普天間基地のそばというか、一角にある
佐喜真美術館。
原爆の図を描いた丸木位里さん俊さん夫妻は
沖縄戦の図も描きました。
その大作を所蔵する美術館の館長さんは
基地に接収されていた先祖の土地を取り戻し
美術館を建設しました。
基地に取られていた土地だから、基地の中です。
美術館の屋上に夕陽を展望できる階段を作り
その先に慰霊の日の夕陽が沈むように
設計されています。
それを見たいとずっと前から思っていて
今年こそ!という計画でした。
その後、座間味島に渡り、6月第四日曜に毎年開催されるサバニレースを見ようと思っていました。
人生、いつ何があるか、わからないから
できる時にやりたいことはやらねば。
コロナの流行は仕方ないとして
普天間基地の辺野古移設という名目の
巨大新基地計画は
普通の感覚では無理だしやめるべきだし
意地のように工事再開続行してる政府は
どうかしてる。
慰霊の日の行事は人が密に集まらないように
いつもと形を変えて行われましたが
夕陽は美術館の屋上に、毎年のように美しく沈んだでしょうか。
大阪の街の向こうに沈む陽の
ずっとずっと向こうに佐喜真美術館を想像し
手を合わせました。
来年は行けると良いなあ。