
8月9日、ピアノの発表会に出ました。
久しぶりにドレスを買いました。還暦を迎えたこともあって、赤が良いなと思ったのですが、形や着心地で選んだ品は、ピンクでした。
お店の人が「口紅を真っ赤にしたら明るく華やかになりますよ」とアドバイスをくれたので、久しぶりにしっかりお化粧して臨んだのですが
ホールからの要請で、演奏中もマスク着用❣️
それを知ったのは本番直前だったので、青いマスクです。せめてピンクにしたかった💦。
ドレスは裾が長かったのでサイズ直しで随分切っています。その布でマスク作ったら良かったなあ、と思ったりします。
コロナで異例づくしの今年のあれこれ。
音楽や演劇などの企画は中止のことも多い中、舞台に立てたことで得るものは多く、感謝して演奏しました。
今年はベートーヴェンが生まれてから250年のお祝いの年。
演奏曲には「テレーゼ」と言う副題がついたソナタを選びました。
テレーゼという名の女性に捧げられたラブソングです。
ベートーヴェンは生涯独身で、中年期には耳の病気でほとんど聞こえなかったそうですが、その恐怖や心細さの中、テレーゼさんとはどんな風に心を通わせていたのでしょうね。
彼女もベートーヴェンの死後、独身で福祉施設の運営をして生きたそうなので、ずっとずっと愛に応え続けていたのでしょう。

仏頂面?のベートーヴェンの肖像画からちょっと想像しにくいロマンティックな背景があり、とても綺麗な曲でした。

練習の日々、本番の高揚も良いものでしたが、終わった解放感はもっと良いです。
久しぶりの釣り。




1時間くらいで2人でちっちゃいハゼが5匹釣れたので天ぷらに。
それだけじゃ物足りないので買ってた太刀魚も少し一緒に揚げました。
ちっちゃいと骨まで柔らかく、美味しかったです。
楽しかったけど、すごく暑くてバテました。
暑い時には野菜はお浸しで冷たく。


夏はカレー。タイ風グリーンカレー。

買ってた太刀魚はソテーして甘酢かけ。


お刺身にもしましたが写真がピンボケです。

終戦記念日を前に観た映画です。
ヒロシマに原爆が落ちた時、爆心地から3キロ内で焼け残ったピアノの事を被爆ピアノと言うのだそうです。
それを修復して全国にトラックで運んで音色を届けている、実在の調律師さんが主人公です。
被爆ピアノの持ち主だったおばあちゃん、被爆2世のおかあさんの想いを汲みながら、ピアノを通じて成長する菜々子ちゃんがもう一人の主人公。
そこに取り上げられたのはベートーヴェンのソナタ「悲愴」。
ベートーヴェンは多くの人にとって、乗りこえる力の象徴なのかもしれません。
明日は終戦記念日ですね。
終戦から75年、改めて、戦争のない、誰もが芸術 文化に親しむことができる世界のために努力しなければ、と思いました。