お盆が終わりましたが、厳しい残暑です。
探し歩く途中、トンボを、指でぐるぐる目を回して捕まえようとされてる女性を見ました。
大阪の街中は土や緑が少なく、車に電車、大きな建物の空調排熱でよけいに暑いです。
駅のホームに霧を吹き、暑さを和らげようとしています。
今まであったのか知りませんが、昨日初めて気づきました。
お盆には大阪から友人家族が牛窓に遊びにきてくれる予定でしたが
コロナの感染拡大を鑑みて延期となりました。
ここ数年、恒例の行事だったのですが。
小さな子どもが2家族で5人いるので、海水浴やカヌー、スイカ割りや夜の花火で毎年盛り上がってました。
その様子の中に年々、成長が感じられて、迎える私たちはそれがとても楽しみなのです。
延期したら海遊びできへんなあ、何が違う楽しみがいるなあ、
と、ポラン亭主は子ども達のために企画を考え
16日、ドイツの森に下見に行ってみることにしました。
入り口では検温と手の消毒をし
万が一のために連絡先を用紙に記入するかLINEの登録をします。
門をくぐるときれいな街、庭園。
ブドウ王国岡山、ワイナリーもあって、さっそく覗きました。
普段なら試飲して選ぶ楽しみがあるのでしょうが、コロナ対策で見るだけ。
でも地元産のブドウで作った物を帰りに買うことに決めて次へ移動。
山の上にハイジのブランコがあって人数限定で乗れるみたい。
斜面に乗り出すように漕ぐから、ちょっと怖そうです。
広い園内を巡るチューチュートレイン。
ヤギやロバ、大小の馬もいます。
久しぶりの馬に見惚れていたら、ポラン亭主は興味なさそうに先へ行ってしまい
分かれ道で見失いはぐれました。
しばらく歩き回って会えないので電話すると
「ボート池の上の方」
探し歩く途中、トンボを、指でぐるぐる目を回して捕まえようとされてる女性を見ました。
お一人ですっごく集中して楽しそうです。
さらに池のまわりを探しまわり、やっと見つけたポラン亭主は
アーチェリーやってます。
必死に探し回った自分との対比に笑ってしまう😆。
写真撮ってあげようと入っていくと
「競技者以外入場できません」って。
じゃあ、私も競技しよう。
自販機でチケット買うと矢をくれます。
弓は置いてあるのを勝手に取って、好きな的に向かいます。
矢を10本射って300円。
的の布に当たったのはたった2本💦でも楽しいです!
そばにはゴーカート場もあって
親子で楽しめる2人乗りもありました。
暑かったけど、秋になって気候の良い時期なら子どもたち喜ぶね、
と下見は無事終了しました。
帰り道、地酒の直売所があり
試飲はないけど、丁寧に説明してもらって、2本買って帰りました。
子どものための下見だったけど、ワイン3本日本酒2本をお土産にできて
大人のお楽しみもしっかりでした。
大阪では18日、映画を観ました。
フランス映画ですが主人公はバングラデシュの少年。
チェスが好きで上手な小学生ファヒムは父親が政治的な活動で警察から追われ、
自分もチェスで有名なために誘拐されそうになる、など
身の危険を感じ、母と姉弟を故郷に残して、父子でフランスに逃れます。
その後チェス道場で友だちや先生に恵まれ、全国大会で優勝。
家族の安全な暮らしを取り戻すきっかけができたのです。
バングラデシュやインド、フランスのそれぞれの国政状況もわかるし
言葉のやりとりが面白い。
子役たちがすごく愛らしく、心が洗われるようです。
とても良い映画でした。
コロナでは、映画館も自粛閉館で経済的に打撃を受けていて
今後、再生して良い作品が生まれ続けなければ
私たちはみんな、他国に想いを馳せる心の旅が難しくなるのです。
あらためて、困難な時代ほど、映画や演劇で心が動くことが大切だと
気づきました。
身体も心も、健やかに保てるように、しっかり動かして生きたいです。
コロナで闘病中の方、影響を受けて大変な生活を送る方、全ての人が
安全でありますように。