遠い遠い記憶になっていた
特別性を思い出した。
狂気的信念をもとに
投影した相手
20数年前
絶望の繰り返し。
死ぬかと思った… (笑)
父とのことが完全に癒されたからなのか
赦していなかったのだと
気が付いた。
相手が確かにいることにしていたし
相手は それをしたことにしていた。
丁寧に 丁寧に 赦してもらう。
自身の中の たった一つの信念を
しっかりと認識して
それは間違っている。
と 否定して
聖霊に明け渡す。
数珠つなぎのように
特別な愛も
憎悪も
無意味な残骸として
消えてゆく。
消えてゆく。
小さなガラス瓶の中での
無意味なお芝居は
ただただ、消えてゆく。
ガラス瓶ごと
消えてゆく。
そして、神に溶け込んでゆく。
すべての特別性は
帰還するための
光の道。